池袋の楊。ガクログ3.5。

高校の時によく池袋で遊んでいた。というかデートでよく行っていた。
映画見てサンシャインのプラネタリウム行ってパフェ食べてゲーセンで遊んでプリクラ撮って。。。
今思うと何が楽しいんだかわからないが、当時は池袋に行くときはかなり気合が入っていた覚えがある。
池袋でスマートに遊べないと”ダサい”というのが私の高校では常識となっていた。
だから今でも池袋に来ると甘酸っぱい思い出と変な緊張感に襲われるのであった。

楊は十条に本店を構えて池袋に二号店と三号店を構えている。
この日は二号店に突入することになった。
おすすめ料理は圧倒的に汁なし担々麺と餃子だ。
このブログは餃子のブログなのだが、実はいつもここには担々麺目当てで来ている。餃子はついでだ。
ここの担々麺を無性に食べたくなる時がある。
たまーにやってくるマックがどうしても食べたくなる衝動どころではない、
楊の担々麺への欲求は心の底、いや体の底から突き上げてくる情熱そのものだ。

まずは汁なし担々麺。
出てくる時はあまり辛そうではないし、濃厚さはない。正直美味しそうにも見えない。
ただこれを混ぜ込んでいくと白かった麺はいつの間にかオレンジ色に。
まるでナポリタンのような色に変わっていく。そのナポリタンのような麺に辣油と肉味噌とナッツが絡みついく。
辛味だけではなく、シビレも私の口に襲いかかってくる。でもそこの奥底にゴマの香ばしさや甘みのようなものも感じる。
ねっとりモチモチの麺がめちゃくちゃうまい。
このレビュー書いているだけでヨダレが垂れてくる。
是非とも食べて欲しい一品だ。

次は餃子。
この餃子を見た瞬間、阿佐ヶ谷の豚八戒？と思った餃子フリークがいっぱいいると思う。
大皿いっぱいに羽が広がっており、出てきたときは驚くのだが、一つ一つは小ぶりだ。
食べてみると蒲田の歓迎とかに似た皮のモチモチ感があり、餡もニラが効いていてジューシーだ。
何か小籠包にも近い肉汁スープが口に溢れ出て来る。
皮の羽根部分はおせんべみたいにぽりぽり食べれる楽しい餃子だ。

水餃子も最高。皮のモチモチ感が焼きよりも引き立っている！

やはり楊は何を食べても美味しい。
4人以上の飲み会で使うにはぴったりなお店である。
大満足で店を後にした。この日初めて楊に行った友人も大満足だったようだ。
ほろ酔いの駅までの帰り、少し道に迷ってしまった。高校生の自分に見られたらバカにされていただろう。
そんな懐かしい気持ちをピリッと引き締めてくれる担々麺は是非とも食べていただきたい一品だ。

店舗基本情報
店名：中国家庭料理 楊 2号店 （チュウゴクカテイリョウリヤン）
電話番号：050-5869-2587
予約可否 ：予約可
住所：東京都豊島区西池袋3-25-5
URL：https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13009261/
営業時間
[月～金] 11:30～15:00(L.O.14:30)
17:30～23:30(L.O.22:30)平日のみ昼休憩あり
[土･日] 11:30～23:30
昼休憩なし(L.O.22:30)
日曜営業
定休日
無休

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