阿佐ヶ谷の豚八戒。ガクログ4.2。
豚八戒は東京で一番人気と言っても過言ではないお店。予約取ること自体かなり困難だ。
大人気店にも関わらず無謀にも予約なしで訪れたので、
ただ待っている間もこの店の御主人である香山謙吾さんとハルピン出身の奥様、陳培霞さんが交代交代にちょこちょこ顔を出してくれて、ごめんね〜と労ってくれる。
すぐに出る系のお料理として頼んだジャガイモの千切りや枝豆と高菜の和え物は見た目だけでも伝わると思うが、かなり美味しかった。餃子屋さんのサイドメニューとしては役不足だ。
馬鹿舌な私ごときの言うことではないが、レベルで言うと高級料亭の小鉢の一つを頂いているような繊細な味付け。お箸が止まらない。
特に枝豆と高菜に関しては絶対頼むべき、一品だ。
サイドメニューだけでも十分幸せだったのだが、その後出てくる餃子達はため息が出るほど美味しい餃子のフルコースであった。
まず最初に出てきた一番オーソドックスな餃子は見た目から個性が溢れている。
円盤のようなフォルムをしており、少し蓮月と似ている。お箸を入れるとサクサクっと音がする。
食べてみると肉感がしっかりしており、木耳の食感と八角の香りが特徴的でさまざまな香辛
皮のもちもちがお肉のふわふわと絡み合い、口の中でジュワッと溶けていく。
食感や舌触りだけでなく、鼻に残る香りまで考えられて作られており、普通の餃子とは格の違いを感じる。
ウヒョーーーーーー、うますぎる!!!
ご主人はちょくちょく中国に赴き、いろんなスパイスを試しながら餃子をアップデートしているとのこと。すごいそのストイックさすごすぎる。
鼻に抜けてくるような黒酢の酸味がこの餃子にめちゃくちゃ合う。
ぜひ食べるときは一口で食べて欲しい。そして口の中で広がる肉汁が奏でるハーモニーを一滴もこぼさずに食べて欲しい。
3種類目は四川風麻辣餃子。
齧り付くとプリプリの皮と麻辣のザクザク感のコラボレーションから、たっぷりの肉汁のスープが混ざり合う。
ここに別添えされたパクチーを加えると、叫び出したくなるような味わいになる。
豚八戒の餃子は今までの型にはまった餃子達とは一線を隔していた。
飲み物も自然派ワインが揃っていて餃子×赤ワインという贅沢な味わい方ができるのも豚八戒の特徴だ。
店舗基本情報
店名: 餃子坊 豚八戒
予約:03-3398-5527
予約可否 :予約可
予約日:毎月第1営業日12:00~→翌々月先1日~31日のご予約受け付け開始
(第一営業日以外も随時ご予約は受け付けております)
・1階カウンター席(1〜2名様)は18時のみ予約可
・1階テーブル席(3名様以上)は18時以降も空きがあれば予約可
・1階の個室テーブル席および2階の個室座敷席は4名様以上から予約可
※営業時間帯は電話が繋がりにくい事が御座いますのでご了承下さい。
住所:東京都杉並区阿佐谷南3-37-5
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131905/13090377/
営業時間
[火〜土]
18:00~23:00(L.O.22:30)
日曜日
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