幡ヶ谷の您好。ガクログ4.6。

私は幡ヶ谷が大好きだ。
いつか幡ヶ谷に住んでみたいと思っている。
なんでそんなに好きなのかと聞かれたら必ず言うのは”ちょうどいい”ってこと。
“ちょうどいい”栄え具合で”ちょうどいい”おしゃれさがあり、”ちょうどいい”下町感がある。
おしゃれなコーヒーやレコードショップがあるかと思えば昔ながらの大衆居酒屋や銭湯がすぐ隣にある。
幡ヶ谷には行けばわかる不思議な”ちょうどいい”町がそこにはある。


そんな幡ヶ谷の商店街の二階に你好はでーんと構えている。
你好は餃子が名物の予約困難な超名店。
階段を上った先のドアの向こうには餃子の楽園が広がっている。
いや、むしろ餃子のラビリンス!一度はまると抜け出せない迷宮だ!

予約できなかったら開店直後か21時過ぎくらいだと意外と予約なしでも入れるので、諦めないことが大切。
店内は広く、カウンター、テーブル席合わせて34席あり、どの席からも厨房を覗いて見ることができる。
厨房では5名ほどのスタッフがものすごいスピード感で料理をさばいている。見ているだけで惚れ惚れしてしまう。
この日は大将が餃子の皮の伸ばし方と包み方をレクチャーしていた。とても優しい指導に見ている側もほっこりしていた。

餃子は焼き、水、揚げがあり、全てがうまいのだが、私は揚げがおすすめ。
カリカリモチモチで弾力のある皮がまず美味しい。
肉餡は豚肩ロースと野菜がざくざくと粗みじんされており、噛みしめると大きめのお肉の塊から旨味がジュワジュワと滲み出てくる。
豚肩ロースのブロック肉を大きな包丁でチョップして肉餡を作っているからこそできる本物の肉餡だ。
粗みじんされた野菜の歯ごたえと甘みもしっかりと残っていて、特製ダレとの相性も抜群。
値段は10個1,000円と少し高いのだが、ひとつひとつ食材にこだわり、丁寧に作られていることを考えると納得感がある。
うまい餃子とはこういう本物の餃子のことを言うのだ!!うますぎる。

続いて焼き餃子。
焼き餃子は両面焼きされており、濃いめの焼き色が美しい。
一度茹でてから焼くスタイルでジューシーさとカリッと感がうまく残っている。
皮や肉餡は焼き、水、揚げ全て同じものなのだが、調理方法で肉餡のジューシーさや歯ごたえが全然違く感じる。

水餃子ももちろんうまい。
トゥルントゥルンのモチモチ皮がジューシーな肉餡を完全ホールディング。
包まれたアイツ(肉餡)が飛び出してきた瞬間にうまさが爆発するのだ。
これも 沙茶醤をベースとした特製ダレがよく合う。

他ではなかなか味わえない最高峰の餃子が你好にはある。
お父さんもとても気さくな方でニコニコ話しかけてくれる。おかげで店内は非常に雰囲気が良い。
なんて平和な夜なんだー、你好は”ちょうどいい”町にある”半端ない”お店だ。
パドラーズコーヒーでチャーしばいてから仙石湯でお風呂に浸かり、你好で餃子を食べてグレムリンでクラフトビールを飲むのが幡ヶ谷の定番コースだ。


店舗基本情報
店名:您好 (ニイハオ)(你好)
電話番号:03-3465-0747
予約可否 :予約可
住所:東京都渋谷区西原2-27-4 升本酒店 2F
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131807/13001812/
営業時間
[月~金] 17:00~23:30(L.O.23:00)
[土] 17:00~23:00(L.O.22:30)
定休日
日曜・祝日振替の月曜

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