東京都内の安くてうまい雰囲気抜群の町中華10選!
私は町中華大好きだ!!
昭和の最後の年に生まれた私が離乳食を卒業したその日、私は町中華の暖簾をくぐっていた。
初めて食べたご飯は餃子と炒飯。餃子超人の伝説はここから始まった。。。
その日以来、狂ったように毎日東京の町中華を食べ歩いている私がオススメする町中華を紹介していきたいと思う。
絶滅寸前とまで言われている町中華をどうにか令和の世代にも伝えていきたい。
そもそも町中華とは何なのかという議論があるのだが、
“町中華とはお店自体に歴史があり、ノスタルジックな雰囲気のある庶民的な中華料理屋さん。店主の人柄や味の嗜好がお店の個性を生み出す。”
私のイメージはこんな感じ。
ここからは私が超絶おすすめする一度は行ってほしい東京都内の町中華の名店をご紹介!
さぁ、安くてうまいノスタルジックたっぷりな町中華の世界へいってらっしゃい!!
※今回は全店舗オススメなので順位はありません。また料理が美味しいだけでなく、雰囲気の良さや日式中華であることを重視しております。
①成光(神保町)
成光は町中華好きにはしびれる店構えで、赤を基調とした外観がとてつもなく渋くてかっこいい。
店内に入ると年季の入ったテーブルに座り、手書きのメニューを眺め、ガコンガコンと五徳と中華鍋がぶつかり合う音を聞くと、昭和へタイムスリップしたような感覚に陥る。今にもフーテンの寅さんが「やってる〜?」とお店に入ってきそうだ。
雰囲気だけでなく、餃子と炒飯、焼豚ががとてつもなくうまいので是非食べてみて欲しい。
町中華のお手本のようなお店。
食べログ
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13011355/
②丸吉飯店(大井町)
この年季の入った赤いテントにアクセントとなる黄色い看板。
そして店内の恐ろしいまでの狭さは町中華ならでは。
隣のおじさんと常に肩を擦り合いながら食べる中華は最高だ。間違っておじさんのお水を飲まないように注意が必要!
炒飯にコーンが入るという独自進化を遂げた丸吉の炒飯は必食。
ぷっくり太ったジューシーな餃子も最高にうまい。
食べログ
https://tabelog.com/tokyo/A1315/A131501/13044094/
③一寸亭(日暮里)
白い暖簾に黒で書かれた一寸亭の文字。なんとも潔い店構えだろうか。
平日土日問わずランチ時には行列ができることもある人気店。
店内に入るとナチュラルにムーンウォークできてしまうくらい床がヌルヌルしている。
私の経験上、床がヌルヌルしているお店は美味しいお店の証だ。
おすすめメニューは餃子と炒め物全般。
餃子は一度茹でてから焼くという独自の調理方法なのだが、餡が驚くほどジューシーで最高にうまい。
店主の腕が良いので炒め物は本当に何を食べても美味しいのだが、私はいつもキクラゲ卵。タケノコのしんなり感と卵のふわっと感を両方うまく残しており、お店の技術がよくわかる一品。
食べログ
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131106/13008492/
④代一元(豪徳寺)
豪徳寺駅を降りて駅前商店街を歩いたところに代一元は店を構える。
系列店は多くあるが、豪徳寺の代一元山下店がずば抜けてうまい。
厨房を眺めながら食べることができるカウンター席がおすすめ。
ここに来たらいつも餃子とねぎチャーシューラーメンを頼む。
大きめサイズの餃子は粗切りの豚肉と野菜がシャキシャキとした食感を残しながらも、ジュワッと中華スープが練り込まれた肉汁が口いっぱいに溢れ出す。
ねぎチャーシューラーメンの山盛りの具材も必見だ。
常連さんが多いのも納得の豪徳寺住人に愛される最高峰の町中華である。
食べログ
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131813/13131325/
⑤大勝軒(祖師ヶ谷大蔵)
中華そば・軽食・つけそばと書かれた年季の入ったオレンジ色の看板や店先に止められた出前用のカブなんて最高にフォトジェニック。外観眺めがら白米1杯食べれてしまうくらいの渋さだ。
店内は厨房に向かい合う赤いカウンターにテーブル席が2つ。頭上に貼られたメニューや壁についている意味のない鏡、ダラダラと流れるテレビなど町中華のマスターピースが揃っている。
おすすめメニューは生姜焼きと餃子。
生姜焼きはがっちり味の染み込んだ硬めの衣を纏っており、かなりオイリーではあるが、噛むたびにジュワッと溢れる肉汁が劇的ににうまい。ビールが無限に飲める。
餃子は形も焼き目もパーフェクト。
油を多めに含んだ熱々の餡から肉汁がピューと飛び出してくるほどジューシー。
下味がしっかりついた餡には酢コショウで食べるのがちょうど良い。
食べログ
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131813/13131325/
⑥一心(月島)
知られていないことが多いが、月島のもんじゃストリートのど真ん中に町中華がある。
月島まで行ってもんじゃを食べないのはなかなか勇気のいることだが、絶対に後悔することはないだろう。
黄色い看板に赤文字の暖簾、日焼けした食品サンプル…なんとも美しい景色。
年季の入ったお店にも関わらず厨房内のステンレスがピカピカなのは夫婦の努力の証。
ここでは炒飯と餃子を食べて欲しい。
炒飯はチャーシュー、卵、ねぎ、ナルトと王道な具材ながら一つ一つ丁寧に炒められた炒飯は絶品。
そして餃子はぽっちゃりと太った美しいフォルムで汗ばんでいる姿がなんともセクシー。肉餡はふわふわで最高にうまい。
次回月島に行く機会があればもんじゃを食べたがる友達をぶん殴ってでも一心に行ってみて欲しい。
食べログ
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13094016/
⑦珉亭(下北沢)
ここは言わずと知れた下北沢伝説の中華料理屋さん。ブルーハーツの甲本ヒロトさんや重松豊さんが働いていたことでも有名。
このお店に来たら絶対に座敷の2階席に行って欲しい。友人とともに畳の上で片膝を立てながら飲む瓶ビールは最高の一言。
推定160歳のおばあちゃんの接客にも注目だ。初めて行く君は怒られずに帰ることはできないだろう。
名物は炒飯と餃子。
炒飯はチャーシューの色が染み込み、ピンク色。通称赤い悪魔。固めのお米の絶妙な塩気と焼豚のアクセントがたまらなくうまい。
餃子はネッチョリとした肉餡が特徴でニンニクの香りが程よく香る。酢コショウとともにどうぞ。
食べログ
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131802/13001826/
⑧銀座亭(銀座)
名前だけ聞いたら高級中華だと勘違いされてもおかしくないだろう。
実際は私たち庶民の胃袋を優しいお値段でパンパンに満たしてくれる貴重な町中華だ。
ここでも圧倒的に炒飯と餃子をおすすめする。
銀座亭の炒飯は私の中で炒飯・オブ・ザ・イヤー2017年に輝いている。
一粒一粒魂込めて炒められた炒飯は天にも昇る美味しさ。途中から紅生姜と混ぜて食べるのがおすすめだ。
餃子も炒飯同様に丁寧に作られており、絶妙な塩気と薬味のバランスを楽しむことができる。
餃子は結構ジャンボなので頼み過ぎに気をつけたほうが良いだろう。
食べログ
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13054334/
⑨珉珉(青山一丁目)
私が一番好きなお店と言っても過言ではないだろう。
町中華というジャンルに入るのか微妙なのだが、大好きなお店なので紹介したい。
住宅街の細い路地にひっそりと店を構える超名店。
何を食べても本当に美味しいのだが、名物の餃子とドラゴン炒飯は絶対に食べるべき一品。
大量の肉汁スープを含んだ餃子は酢コショウで食べるのがこの店のルール。私が一番好きな餃子だ。激ウマ。
ドラゴン炒飯もニラとニンニクのパンチが半端ない最恐炒飯。これを食べたら翌日まで暴力的な口臭が続く。でもそんなこと気にならないくらいうまいのだ!!
食べログ
https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130603/13001342/
⑩幸楽(中目黒)
あのオシャレな店が並ぶ中目黒にも実は町中華が存在する。
ここは外観こそ少し綺麗になっているが、店内に入ると中華鍋とオタマがカーンカーンっと鳴り響く昔ながらの町中華であることに気付くだろう。
若者から年配のお客さんまで幅広い年齢層が集まっていることがなんとも嬉しい。
名物の炒飯の具材は卵、ネギ、チャーシューのみの潔さで、お米一粒一粒からラードの艶と香りがする。
細かく刻まれた焼豚が小さいながらも存在感があり、良い味を出している。うますぎる。
炒飯と餃子で1,000円ぽっきりの値段設定も嬉しいところ。
幸楽は早い・安い・うまいの三拍子を実現した都心型町中華だ。
食べログ
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13127469/
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以上、都内で絶対行くべき町中華10店舗でした!
安くてうまくてボリューム満点。
最高の満足感を得られること間違いなし!
是非とも魅惑の町中華の世界へ飛び込んでみてはいかがでしょうか。
今回紹介しきれていない町中華は↓で紹介しております。
https://gyoza.info/category/町中華
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