都内某所にある蔓餃苑。
今日はパラダイス山元さんが蔓餃苑で新年のフリマをやるということで行ってきた。
会員制高級紳士餃子、平常休業、臨時営業という店主のパラダイスさんらしい訳のわからない気まぐれ営業の蔓餃苑。
蔓餃苑でいただける餃子は圧巻の一言。こんなアーティスティックかつおいしい餃子は蔓餃苑以外で味わったことがない。感動間違いなしの最高峰の餃子だ。
予約はかなーり困難でそもそも既に募集を終了した会員でないと応募すらすることができない。
予約方法や行き方はまだまだ謎に包まれている。
ただ、会員じゃなかろうが、1年間いい子にして祈り続けていればそのチャンスはきっと巡ってくることだろう。
今回も非会員の私はフリマをやっていると情報を手に入れて、その日の全ての予定を変更してやってきたのであった。
フリマは蔓餃苑の前で開催されており、私が行った頃には多くの人で賑わっていた。
そこでは玉がいしと呼ばれる電線とその支持物とのあいだを絶縁するために用いる器具や駅名のハンコ、3XLサイズくらいのTシャツなど一体どうやって使うのかよくわからないお宝がいっぱい売られていた。
私の目当ては蔓潤湯、パラダイス山元さん監修の入浴剤だ。
香り、とろみ感、濁り、入浴後のポカポカ、ツルツル感が個人的には最高にお気に入りだ。
少々高いのだが、それだけの価値はあると思っている。オススメの一品だ!
そんな中、餃子の王様パラダイス山元さんは集まっている人に餃子を作り始めてくれたのである。
今日のメニューはクリスピーフライドポーク餃子とゼナキング餃子(本日は揚げバージョン)。
クリスピーフライドポーク餃子は柚子が香るサックサクの皮にジューシーな肉餡がパンパンに詰まっている。
粗挽きの胡椒が良いアクセントになり、全体の味を引き締めている。店主に似て肉々しい餃子だ。
この餃子には醤油やラー油などはかかっておらず、ユズスコという柚子のタバスコ飲みかかっており、全体の香りづけをしている。
パラダイス山元さんの餃子ワールドには醤油、お酢、ラー油などの定番調味料を付ける固定観念はとっくのとうにない。むしろ時代遅れといってもいいだろう。
東京中の美味しい餃子を食べ歩いているが、パラダイス山元さんの餃子を超える味には出会ったことがない。
続いてゼナキング餃子。
ゼナキング餃子はベースの肉餡にゼナキング、ドンコ、セロリなど生薬、旨味成分が加わり、味が複雑化する。
ゼナと野菜を加えるだけで、先ほどの餃子からまた違った味わいとなり、こちらもまた絶品。
あー、最高だ。
このまま目の前の通りに出て轢かれて正月休みを延長するのも良いかなーなんて思ってしまった。
最後は記念撮影。
今年も一年最高のスタートを切ることができた。
今年こそはパラダイス山元さんと餃子Tシャツを作りたい!
店舗基本情報
店名:蔓餃苑
電話番号:非公開
予約可否 :可(会員制)
住所:非公開
営業時間
臨時営業
定休日
通年
コメントを残す