餃子の次に炒飯を愛する私がオススメの東京の美味しい炒飯トップ10を紹介したいと思います。
超有名店からあまり知られていない穴場まで毎日中華料理店を巡っている私が独断と偏見で選び抜きました!
ガクログ厳選の【2019年度版】東京最強の激うまチャーハン達を是非ご賞味あれ!
なお、常に新規開拓も行なっているため、順位の変動が発生します。このランキングはあくまで2019年3月時点のものです。
私の味の好みとしては濃い味が好みで”あっさり”というよりは”こってり”炒飯が好きです。
また今回は肉あんかけ炒飯は反則に近いため、対象外としました。
肉あんかけ炒飯の順位はまた別で紹介します!
1位:龍朋(神楽坂)
私の中での絶対王者。神楽坂の龍朋。
目の前に置かれた瞬間からとてつもないオーラに吸い込まれそうになる。
翡翠色の八角皿に黄金色に輝く炒飯。美しい。ビジュアルだけでも美味しいのが伝わってくる。
一粒一粒がラードでコーティングされたお米はしっとりと炒められており、その中からゴロゴロと大きめに切られた焼豚がこぼれ落ちてくる。
たっぷりと使われている焼豚にコクと香りが凝縮され、味のベースを作り、そこにネギと生姜、香り付けの醤油の香ばしさが広がる。うまい。うますぎる!!
炒飯についてくるスープも絶品で一切の隙がない最強の炒飯だ。
龍朋は回鍋肉も死ぬほどうまいので炒飯と一緒に食べることをオススメする。
2位:銀座亭(銀座)
This is the 炒飯。そんな呼び名が相応しいだろう。
鍋を振るう姿が美しく丁寧で、炒飯一粒一粒に魂を込めて作っているのがよくわかる。
パラパラかつしっとりとしたハイブリッド炒飯。
絶妙な塩加減でシンプルでありながらレンゲが止まらない炒飯のお手本のような逸品。
同じ食材を使っていても作り手によって、ここまで味が美味しくなるのかと毎回感動させられる。
途中から添えてある紅生姜を混ぜ込んで食べるのがオススメなのだが、うますぎて呼吸するのを忘れないようにご注意を!!
3位:丸鶴(大山)
板橋のしっとり系炒飯の最高峰。城咲仁さんのご実家としても有名。
丸鶴の炒飯は光り輝いている。
私には見える。この炒飯からラードの微笑みが、胡椒の睨みが、醤油の涙が。
一口食べた瞬間に口の中全体をしっとり感が支配する。
そのあとにラードとオイスターソースのコク。
”ジャンユー”という門外不出の丸鶴オリジナル調味料が生み出す旨味。
胡椒のパンチが順番に味覚を支配する。
ゴロゴロ入っている焼豚もとてつもないうまさだ!!!レベルが違う!!
4位:大宝(白金高輪)
フレンチ出身のご主人がリズム感良く、小刻みに体を揺らしながら作る夜限定の幻の炒飯。
お値段なんと1,300円。それでも食べる価値が十二分にある逸品。
完成間近の中華鍋にお酒をぐるっと一周まわし入れるとお米のツヤや香りが一気に引き立つ。
パラパラかと思いきや、しっとり系で激うま。
メンマが隠し味になっており、クセになる不思議な味。
よーく味の染み込んだ焼豚もチャーハンの味を引き立てる。まさに絶品だ!!
5位:珉珉(青山一丁目)
一度食べたらやみつきになるニラとニンニクガッツリのガテン系、ドラゴン炒飯。通称キス我慢炒飯。
自分の息ですら気持ち悪くなるくらいのパンチ力。もはやニンニクとニラの集団暴力。
これを食べた後はキスどころか通常の会話すら危険だ。
それでも定期的に食べたくなるのが、旨い証拠だ。
途中ギブしてもパックに入れてお持ち帰りさせてくれるのも嬉しいサービス。
絶品の餃子と食べれば昇天失禁間違いなし!!最凶炒飯だ。
6位:みんみん(吉祥寺)
アサリが入っていることに抵抗を持つ人もいると思うが、このアサリの弾力と旨味がたまらなく旨いのだ!!
一体誰だ、チャーハンにアサリを入れたのは。もうこれテロレベル。これ以上デブをデブにするのはやめてくれ。
全体的にかなりオイリーなので、食べ終わった後はファミチキ食べたの?ってくらい口の周りがテカテカするので気をつけてほしい。
というか吉祥寺で口の周りがテカテカしてんのはサトーのメンチカツかみんみんの炒飯を食べた人だと思って良いだろう。
アサリをたっぷりのラードと絶妙な塩加減で仕上げられたみんみんの炒飯は必食だ!!
一緒に盛られているザーサイもうまい!最高!
7位:丸吉飯店(大井町)
丸吉の炒飯はなんとコーンが入っており、甘じょっぱい味付けが特徴で、ラードたっぷりオイリー系でありながらお米のもっちり感も絶妙で最高にうまい!
最初はチャーハンにコーンかよって思っていたのだが、食べてびっくり。黄色い弾丸が炒飯好きの心を撃ち抜く。
その黄色い弾丸は鮮やかな色味だけでなく、今までの炒飯にない新たな食感と甘みをもたらしたのだ。
もはや革命。チェ・ゲバラもびっくりの丸吉コーン革命。
狭い店内でおじさんと肩を寄せ合いながら食べるのも楽しい!
8位:珉亭(下北沢)
ブルーハーツの甲本ヒロトさんや孤独のグルメの松重豊さんが働いていたことでも有名な珉亭。
珉亭の炒飯は赤い。なぜかというと使われている焼豚の色が移っているのだ。
この赤色の炒飯の一番の特徴はパラパラとした硬めの米。これが食べ応えがあってウマい!!!
シンプルな優しい味付けにも関わらず、ひょっとしたらニ◯チンでも入ってるんじゃないかと思うほど、一度食べたらやみつきになる。
そのため、私は珉亭の炒飯を”赤い悪魔”と呼んでいる。一度食べたら週1くらいのペースで赤い悪魔の囁きがあり、下北沢まで吸い寄せられるのだ。
オススメの食べ方はラーチャンセットで炒飯を素朴なラーメンと辣白菜と一緒に食べるのが至極。
ちなみに私が死んだ際はお花の代わりに辣白菜を棺桶に入れるよう家族には伝えてあるくらい辣白菜が好き。
9位:成光
町中華のレトロな空気感が流れる素敵なお店で至極の炒飯が味わえる成光。
炒飯の見た目はいたって普通でやや強めに火が入っている感じ。
口の中が”もわっ”とするくらいラードがかなり強めに効いていて、お米がラードのコーティングで一粒一粒がしっとりしながらもパラパラとした食感に驚く。チャーシューの旨味が全体の味のレベルを一気に引き上げており、特に脂身の部分が炒飯の熱で溶けることによってさらなる旨味とコクを生み出している。
めっちゃくちゃうまい!!!
この至極の醤油ベースのこってり炒飯に顔を埋めたい!そんな欲求が湧き上がる炒飯だ。
10位:岐阜屋(新宿)
魔法の粉(味の素)を使って何が悪い。うまけりゃいいだろ。そんな声が聞こえてきそうな岐阜屋の炒飯。
私は友人と岐阜屋の炒飯のことを何か色々な白い調味料を使っていることからマジカル炒飯と呼んでいる。
そんなラードたっぷり、塩気バッチリな岐阜屋の炒飯が私は大好きだ。
ナルトの旨味、チャーシューのコク、ネギの辛みそれぞれの個性を生かして、この唯一無二の炒飯を生み出している。
作る人やによって味のムラがあるのはご愛嬌!
以上が2019年度炒飯マニアが愛する東京の旨い炒飯ベスト10でした!!
これからもうまい炒飯の発掘を続けていきたいと思います。
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