四谷の新記。ガクログ3.7。

私が大大大好きな三軒茶屋に本店を構える新記の支店が四谷にある。
本店との違いとしては四谷店は電話で予約ができること、シンガポールカレーがメニューにないことくらいだろうか。
ボリュームは本店の方が多い気がするが、味に関しては大きな差はないように感じる。

私はシンガポールカレーの大ファンなので、これが食べれないのは少し寂しい。
一応四谷店でもシンガポールカレービーフンは食べれるのだが、やはりシンガポールカレーほどの感動は得られない。
ただ、新宿付近で美味しい中華を食べたいと思った時にかなり有力な候補になることは間違いないだろう。

新記はメニューがかなり豊富。
初心者は写真の2人のようにメニューを5分以上眺め続けることになる。
結局この2人は散々メニューを眺めた挙句に空芯菜炒めを頼むのであった。果たしてメニュー見る必要はあったのだろうか。
この哀れな2人のようにならないために、おすすめメニューを紹介したいと思う。

小皿料理3品セット(ピータン豆腐,大根もち,牛バラ煮込み)
豚ロースの甘い黒酢炒め
焼餃子
小籠包
シンガポールカレービーフン(本店の場合はシンガポールカレー)
エビのにんにくソース蒸し物
牛肉と玉子炒め
ワンタンつゆなし麺
牛肉とレタスチャーハン

上記のようにおすすめメニューを書き出してみたが、新記の場合は何を食べても本当に美味しいので、その日の気分で注文するのが一番良いだろう。
実はこの日もわがままな友人たちは私のおすすめを聞くことなく、食べたいものを注文し続けるのであった。
でもそれこそが新記の正しい楽しみ方である。

まずは小皿料理3品。これで1,100円は少し安すぎる。

搾菜

蒸し鶏

ピータン豆腐

お次は私一押しの豚ロースの黒酢炒め。(やはり本店と比べると量が少ない。。。)
この甘酸っぱい黒酢ソースがカラッと揚げられた豚肉にマッチして最高にうまい。
ビールが無限に進む。

マコモダケの白湯煮。
まろやかな上品な味付けでマコモダケの食感が最高。

お次は餃子。

皮は柔らかめで大きな特徴はないのだけれども、肉餡がとにかくうまい。
中華ダシをベースにニンニクと生姜がやや強めに香る。
肉餡は細かくミンチされてほぼペーストになっているのだが、ネチョっとした舌触りが癖になる。

そのままでも最高にうまいのだけれども、せっかくなので途中から自家製ラー油を少し垂らして食べて欲しい。
このラー油の辛味と香ばしさが餃子をさらなる高みに導いてくれる。激ウマ。
このお店を紹介するとかなりの確率でこのラー油を買って帰る人がいるくらい美味しい。

お次は麻婆豆腐。
このテカリを見て欲しい。
いかにもねっとりとした茶色い餡は地球上の全ての光を受け止め、光り輝いている。
強めのオイスターソースのと複数のスパイスによって純粋無垢なお豆腐に生命の息吹を与えていた。
こんなの美味しくないはずがない。一瞬で完食した。

最後はシメのワンタンつゆなし麺。
日本麺と香港麺を選ぶことができるのだが、必ず香港麺を頼んで欲しい。
香港麺の方が日本麺よりも細麺で歯ごたえがあって美味しい。
ワンタンのツルッとプリプリ感も最高。
ここにも途中から自家製ラー油を垂らして食べて欲しい。感動的にうまい。

この日も大好きな友人と死ぬほど笑って美味しい料理をお腹がはちきれるまで食べてしまった。
人生でこれ以上の幸せがあるだろうか。なんて幸せなことだろうか。
こんな幸せな気持ちに浸りながら終電ギリギリまで飲んでいたら、帰り道に財布を紛失するのであった。
海外旅行直前にこんな不幸なことがあるだろうか。天国から地獄に一気に突き落とされた一日なのであった。アーメン！

ちなみに新宿から歩いていくと足がもげるくらい疲れるのでタクシーあるいは電車に乗るのがオススメ！

店舗基本情報
店名：香港麺　新記 四谷三丁目店
電話番号：03-6380-0239
予約可否 ：予約可
アクセス:
営団 地下鉄丸ノ内線 四谷三丁目駅　A3出口より徒歩30秒
四谷三丁目駅から28m

住所：東京都新宿区四谷三丁目8番 四谷三丁目中央ビル　2F
URL：https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130903/13135236/
営業時間
11:30～15:0017:30～23:00（LO22:45）土日祝日は11:30～23:00
定休日
無休

ガクログ,餃子,中華,うまい,おいしい,美味しい,おすすめ,人気,大人気,最強,激うま,町中華