高田馬場の一番飯店。ガクログ3.7。
最近”火の鳥”を読んでからマイブームになっている手塚治虫先生が愛した特製上海焼きそばが高田馬場で食べられると聞いて、友人とやってきた。
高田馬場の飲食店あるあるで、そこら中の飲食店で手塚治虫先生の大好物メニューを謳っているお店が多いのだが、その中でもここ一番飯店の特製上海焼きそばが一番有名。
手塚先生が執筆中にしばしばここ一番飯店で出前をとっており、八宝菜に好きな具を追加した先生ご考案の特製上海焼きそばをいつも食べられていたそうだ。
それが現在レギュラーメニューになっているという。
期待を胸にいざ入店。2階席に通してもらった。
2階席はテーブル席が6個ほど並んでおり、19時にも関わらずテーブルの空席が目立っていた。
素敵なお店だなぁと店内を見渡していると、斜め先のテーブルになんとワンちゃんが席に座っていた!ポメラニアン!うお、めっちゃかわいい!!
それにしても中華料理屋さんに犬がいるのは珍しい!幡ヶ谷の鍋屋(コウヤ)には猫がいたし、移転前の門前仲町の谷やんラーメンには大量の金魚がいたけど、犬は意外と初めて!
この日はポメちゃん病院帰りで麻酔していたらしく、小さいゲージに入れておくのはかわいそうという店員さんの粋な計らいで特別に入店を許可してもらっていた模様。
店内でキャンキャン愛想を振りまくアイドルになっていた。いつもいるわけではないので注意!
特製上海焼きそば、餃子、唐揚げ(ハーフ)、ビールを注文。
餃子:420円
餃子は大きめで平べったいフォルムが特徴的。
このお皿どっかで見たことあるなーと思ったら、新宿の五十番と同じだ!
麻布十番の登龍や目黒の鎮海楼に似た美味しそうな焼き目ではあるが、あまり皮の食感はない。
肉餡はかなりオイリーで普通の餃子よりも肉餡が熱く感じる。
しっかりと肉の食感を残しつつ、肉汁がたっぷり詰まっている。うまー!
味付けも鶏がらスープと生姜でしっかりとベースが作られていて、そのまま食べても十分美味しい。
正直あまり期待していなかったので、餃子の美味しさに驚いた。(失礼)
手塚治虫先生はきっと餃子も愛していたはず!
特製上海焼きそば:1,420円
麺が見えない程の大盛の具材は、大きめの海老が4尾、あさりと小海老は30個以上、その他に袋茸、イカ、キクラゲ、鶏肉、椎茸、チンゲン菜がたっぷり。
麺と餡かけのバランスが良い意味であっておらず、最後は少量の麺とたっぷりの具材だけを食べる贅沢を味わえる。
味は結構普通のあんかけ焼きそばであったが、週に一度は食べたい味。
週に一度と強がったものの、1,420円の値段設定は具材を考えれば妥当だけれども普段使いには少し高いかな。
唐揚げ(ハーフ):790円
追加で頼んだ唐揚げはハーフサイズにも関わらず、かなりのボリュームがある。
全部で8個くらい乗っていただろうか。
形がまばらで歪なものが多い。なんかヒゲの生えたカニみたいなフォルムだ。
少し硬そうだと思っていたのだが、意外にもモモ肉が使われており、ジューシーで柔らかかった。
マヨネーズが添えられているのもマヨラーとしては嬉しいところ。
結構おひとり様のお客さんが多かったが、全体的に量が多いので4人以上で来るのがオススメ。
美味しい中華を囲み、手塚先生の世界に浸りながら瓶ビールを飲み交わしていれば最高の高田馬場ナイトになることだろう。
一番飯店はチェーン店が増え続ける高田馬場に残る貴重な町中華であった。
火の鳥面白いから読んでみて!
店舗基本情報
店名:一番飯店
電話番号:03-3368-7215
予約可否 :予約可
住所:東京都新宿区高田馬場4-28-18
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13000732/
営業時間
【昼】11:30~15:30
【夜】17:00~22:30
日曜営業
定休日
水曜日
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