野毛の萬里。ガクログ3.7。
昭和24年にオープンした萬里は戦後、創業者の福田さんが中国から帰ってきてから焼き餃子を提供したのが始まり。現在は3代目に引き継がれ、野毛で圧倒的な人気を得ている。もともと3代目に就いた際に店舗拡大を考えたが、少し働くうちに野毛の魅力に惹かれて現在は野毛で腰を据えることにしたという。なんとも野毛愛の強いお店だ。
野毛にはエネルギーがあり、パワーがあり、愛がある。この町で飲んでいるとそう感じさせてくれるのも長年野毛の町を商店街ごと盛り上げてきた福田社長の存在があってからこそだろう。
最近、依頼があると友人限定で餃子ツアーを敢行するのだが、焼き餃子の歴史を教える上で萬里は外せない存在。一軒目に焼き餃子のルーツをレッスンするために野毛の萬里本店からスタートするのが恒例だ。
野毛の中でも萬里は大人気店のため、満席のことも多いので予約をしていくことをお勧めする。ただ経験上、店内が思いの外広いのと、回転が早いので予約なしでも30分以上待つことはほとんどないので予約なしでもチャレンジしてみても良いだろう。待っている間に近くの飲み屋で一杯なんていうことができるのも野毛ならではな粋な待ち方だ。
萬里の餃子はなぜか行く度に焼き加減が違う。少し焦げが強い時もあれば弱い時もある。それを含めて萬里の餃子って感じがする。この日は今まででベストな焼き目で全体的にムラなくきつね色をしている。競馬のパドックを見るように頻繁に萬里の餃子を見ていると、その日の餃子のコンディションががよくわかる。
美しい独特の形。中央部分にヒダはなく、端っこに一折ずつヒダが入っており、食感は皮のサクサクとモチモチのギャップが最大限引き出されている。なんともコシのある皮。肉餡は生姜の香りが強くジューシーさもあり、多めの野菜のおかげで軽やか。うまい。
水餃子は同じ餡を使っているのだが、焼き餃子の皮のツルッとモチモチ感がより分かりやすい。
女性は水餃子の方が好きという人が多いイメージ。お皿もオリジナルで雰囲気があって素敵だ。
萬里には餃子以外にも肉団子やから揚げなど美味しいメニューがたくさんあるので大人数で行くことをお勧めする。2階の座敷席で焼き餃子誕生のロマンを感じながら瓶ビールを飲みたいな。後ろにひっくり返るくらいお酒を飲んでワイワイ美味しい餃子を食べれたら最高だ!
ごちそうさまでした。
店舗基本情報
店名:萬里
電話番号:045-231-8011
予約可否 :予約可
アクセス:
桜木町駅から121m
住所:神奈川県横浜市中区野毛町2-71
URL:https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140102/14006776/
営業時間
火〜金
12:00~22:00
土・日・祝
12:00~22:30
定休日
月曜
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