恵比寿の安兵衛。ガクログ4.0。

恵比寿の安兵衛は高知の餃子屋台の名店。
「屋台とビールと餃子は高知の文化です。」という言葉は一度は聞いたことがあるだろう。
石田純一の「不倫は文化です。」にはさすがに劣るが、ビールと餃子は確かに日本人の文化だ。
私が今一番国内で旅行したいのは宇都宮や博多、浜松ではなく、高知だ。高知の安兵衛に行ってみたい。
そんな高知の名店は最近関東への進出を着々と進めている。

安兵衛の良いところであり、悪いところでもあるのだが、恵比寿の超人気店にも関わらず、予約を取ることができない。おかげで毎日大行列している。
これは誰も例外はなく平等で芸能人が並んでいるのもしばしばある。
この前は後ろにバナナマン日村さんが並んでいた。その日は声の大きいヒムヒムのトークのおかげでとても楽しく並ぶことができた。後日テレビ番組で星野源さんにこちらの餃子を紹介していたことでも有名。
オススメは少し並ぶことは覚悟して近くのファミマで缶ビールでも買って気長に待つことだ。
あるいは午前３時まで空いてるので終電間際から一気に空くので狙い目。
何より深夜12時以降はビール半額の260円。最高かよ！
ちなみに生中3.4杯分くらい入ったやかんビールなるものがある。
これがまた屋台の雰囲気を出してくれて最高。人間は雰囲気の奴隷だ。

店内は結構狭い。３０席くらいだろうか。
厨房では店員さんがありえない早さで餃子を包んでいる。とてつもなく早い。
それに対してお客さんみんなガンガン頼んでいるので出てくるのには少し時間がかかる。
焼き餃子はご覧の通り、小ぶりで鉄鍋でカリッカリに焼き上げられている。
皮が非常に薄いのですぐに肉餡にリーチすることができる。
肉餡は生姜がよく効いており、野菜の甘みがよく出ている。
途中から柚子胡椒や自家製ラー油を使うと更に美味しさの高みに連れて行ってくれる。

実はこのお店の本当のオススメは水餃子。
見て分かる通りだが、皮が薄すぎて中身が見えている。美しい！！もはやアート。
肉餡は同じはずだが、皮の食感や歯ざわり、口の中でグチューっジューシーにとろける感じが癖になる。
こちらはお酢を少しつけて食べるのがオススメ。

安兵衛は創業は昭和45年の屋台生まれ、屋台育ちだという。最高の育ちじゃないか。
なんで私は普通の家で生まれて育ってしまったんだ。お母ちゃん！屋台で生まれて育ちたかった！
恵比寿の大行列はJSBあるいは安兵衛だって覚えておいて欲しい。
私の大好きなお店の一つだ。

店舗基本情報
店名：えびすの安兵衛
電話番号：03-3445-3008
予約可否 ：不可
住所：東京都渋谷区恵比寿4-9-15 荻原ビル5 1F
URL：https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13117106/
営業時間
17：30～翌3：00
【日・祝】
17：30～翌1：00
※ラストオーダー、閉店30分前
日曜営業
定休日
月曜日（詳細は公式HPに記載）

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