飯田橋のおけ以。ガクログ4.2。
飯田橋に緑色に怪しく輝く餃子屋さん。
昭和29年に神保町に開店し、25年程前に飯田橋に移ってきたという餃子の名店。おけ以。私はこのお店が大好きだ。
ただ注意しないといけないことが2つある。
一つ目はお店の前にはいつも行列ができていて、予約もできないので並ぶ必要があること。
2つ目はホールの女性店員さんの1人がなかなか激しくて、行くと必ず一回は怒られること。
ガチギレの原因は餃子の追加注文のタイミング、瓶ビールのちょい残り、荷物の置き方、滞在が長いなど多岐に渡る。でもそんなことは慣れっこでご愛嬌。私はむしろ最近は怒られることをむしろ楽しみにしている。
外の看板同様に店内も緑をベースにしているのだが、飲食店で緑が基調となることはほとんどないので新鮮だ。カウンター席は本来厨房が見える構造のはずなのだが、カウンターと厨房の間になぜか大量のポトスが置いてあり、目隠しされている。これも緑化キャンペーンなのだろう。Co2削減に向けた素晴らしい試みだ。
ビールを頼むと出てくるおけ以コップがとても愛おしい。欲しすぎて何度誘拐しそうになったことか。キスするようにビールを飲み込んでいくのであった。
餃子(6個):600円
餃子は羽根つきでノーマルな大きさのものが6つ、焼き色はやや焦げたくらいが基本だ。焼き目はサクサクでそれ以外はふにゃふにゃという自家製の皮だからこそできる独特の食感に仕上がっている。
肉餡は豚バラ・白菜・ニラとベーシックな具材ではあるが、生姜の香りが強く出ていて味にまとまりがある。にんにく不使用なので次の日のことも気にせずにパクパクと食べられるタイプで塩胡椒の塩梅が絶妙。ベーシックだからこそ飽きることなく無限に食べることができる餃子だ。本当にうまい。こまめに追加していると例の怖めな女性店員さんにガチギレされるのである程度まとめて注文するのが良いだろう。
タンメン:680円
餃子の次に人気のタンメン。ダシが効いていて餃子によく合う。途中から胡椒をたっぷりかけて食べるのがおけ以通だ。
個人的におけ以のおすすめメニューはレバニラ炒め。これはおけ以に行ったら必ず食べて欲しい最高の一品。一度揚げたレバーを使っているので味がよく染み込んでいて、ニラのシャキシャキとの相性も抜群で最高。これを食べているとビールが止まらなくなるのである。私がビールを飲んでいるのではない、コップがビールを飲んでいるのだ!!
レバニラも最高にうまいのでぜひ食べていただきたい。
帰り際にホールの怖いお姉さんにグラス販売していないか尋ねたことがある。
もちろん返ってきた答えは、、、「はあぁぁぁ?」であった。
おけ以は何度でも怒られたくなる最高のお店だ!
店舗基本情報
店名: おけ以 (おけい)
電話番号:03-3261-3930
予約可否 :不可
住所:東京都千代田区富士見2-12-16
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13000410/
営業時間
11:30~13:50(L.O) 17:00~20:30(L.O)
定休日
日曜・祝日・第3月曜
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