池袋の開楽。ガクログ3.4。

この日は昼過ぎに生後2ヶ月の赤ちゃんに会いに行く予定があった。
赤ちゃんに会う直前に餃子なんて食べて大丈夫かなと不安になりながらも、気付けば私は開楽の目の前に立っていた。
赤ちゃんは餃子くせぇとかニンニクくせぇって文句言って来ないから大丈夫か。
泣いたらすぐにお母さんに抱っこしてもれえばいいんだ。
そんな無責任なことを考えながら１階のカウンター席へ。

開楽は池袋駅から徒歩2分ほどのところにある餃子の人気店。
ここに来るのは7年ぶりくらいだろうか。その頃からお店は一度改装されているようだ。
１階は全てカウンターになっていて、２階はテーブル席という構造。

私は基本的にジャンボ餃子と呼ばれるジャンルはあまり好きではない。
理由としては一口で食べれない。味がぼんやりしがち。ボソボソしてることが多い。すぐお腹いっぱいになる。そんなところだ。
ただ池袋で餃子を食べるとなると東亭か楊に行きたかったのだが、東亭は休み。楊は坦々麺目当てのお客さんで行列だったので、開楽に行くことに。

餃子セット(5個)を注文してからトイレに立った。
私が3分くらいでトイレから帰ってくるとテーブルに上にはすでに餃子が置かれていた。
このサイズを焼くとなると15分ほどかかると思ったが、ある程度すでに焼いてあるのかな？たぶん注文してから3分経たないくらいで餃子が登場していた。
早い。池袋という場所で商売するならこの回転率は重要なのだろう。
ありがたいような、もう少し餃子が待つ時間を楽しみたいような。合コン相手を席で待っているような感覚だ。

矢を引いた弓のような見た目や大きさは吉祥寺の一圓の餃子に似ている。
焼き目も絶妙だ。ヒダも美しく9つも織り込まれている。
せっかくだからお皿を開楽オリジナルにすれば良いのに。なんの変哲も無い丸皿はもったいない。
餃子は見た目通りの皮のもちもち感はあるものの、若干ネチャネチャと歯ざわりが悪く舌に残ってしまう。
一方で肉餡はしっかり肉汁のスープが染み渡っていて味付けが美味しい。
ジャンボ餃子でありがちな味のぼんやり感やボソボソ感がない。
この餃子には下味がしっかりついているので酢コショウがよく合う。美味しいぞ！

ただ予想通り３つ食べたところでお腹いっぱいになってしまった。
30円の持ち帰り用の容器を買って退店。
この食べ残しをわざわざ買ってきたお土産かのように友人に渡すのであった。
ちなみに友人宅で赤ちゃんとご対面したのだが、予想通り私が喋り始めるたびに泣き出すのであった。
赤ちゃんに会う前に餃子を食べてはいけないということがわかった。アーメン！

店舗基本情報
店名：開楽 本店 （カイラク）
電話番号：03-3985-6729
予約可否 ：予約可
アクセス:
池袋駅から193m
住所：東京都豊島区南池袋1-27-2
URL：https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13017017/
営業時間
[月～土] 11:00～23:00(L.O.22:40）
[日] 11:00～22:00(L.O.21:40)
[祝前日の日] 11:00～23:00(L.O.22:40)

定休日
無休

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