吉祥寺のおおむら。ガクログ3.5。

吉祥寺に降り立った人なら必ず目にしたことがあるだろう。
吉祥寺駅公園口の目の前にある黄色い看板が目印。そう、ラーメンおおむら。
どんなに吉祥寺駅の再開発が行われようとも潰れない不思議なお店。
吉祥寺駅前とおおむらの間の道路は1分に1台くらいのペースでバスが通るのだが、道路の幅がとても狭くて、バスが人をかき分けるように走っている。
バスと道路の幅がほとんど同じなので、私も中学生の時に一度肘をぶつけられたことがある。
すごい痛かったのだが、なぜか運転手に怒鳴られた。ヘタレな私は咄嗟に謝ったのを覚えているが、今思えばなんで謝ったのだろうか。私が怒鳴る立場ではないのだろうか。でも今同じことがあってもまた謝ってしまいそうな自分を想像して少し悲しくなった。
この道路の幅が改善されなければ、いつかバスがおおむらに突っ込むか、バスに轢き飛ばされた人間ロケットがおおむらに突っ込む日は近いだろう。

ちなみに肘に物がぶつかってジンジンする現象をファニーボーンと呼ぶらしい。餃子の曲でおなじみのxiangyuに教えてもらった。

この日は台風の影響で中央線が運休となり、吉祥寺で身動きが取れなくなっていた。
お腹も空いたのでお昼を食べに久しぶりにラーメンおおむらに行くことに。
店内はほぼ満席で人気の高さが伺える。いつも通り餃子と炒飯を注文した。

ラーメンとチャーハンはお父さんが担当でお母さんがホールと餃子担当。
タイマーを駆使してお母さんが餃子の焼き上がりをこまめにチェックし、その出来上がりに合わせてお父さんが炒飯を作る最高のコンビネーション。
まるで小倉さんとシゲタツのお天気ニュースのやり取りを見ているようだ。そのおかげで餃子と炒飯を一緒に楽しむことができる。