蒲田の味の横綱。ガクログ3.7。
蒲田といえばみんな你好歓迎金春の餃子御三家を思い浮かべるだろうが、このお店を忘れてはいけない。そのお店は蒲田西口商店街の中にある味の横綱だ。ひょっとすると横綱は金春を押し出しで蒲田の新御三家を形成してしまうのではないだろうか。いや、ツッパリで形成してしまうのではないだろうか。
ド派手な外観はまさしく横綱というような風格がある。店前のラーメンのディスプレイも優勝した時のお盆をイメージしているのだろう。 違うか。
店内に入るとちょっと怖そうなお父さんと優しそうなお母さんが迎えてくれる。真赤なカウンターが美しく、町中華と言うよりはラーメン屋さんといった感じ。
席に座ると同時に炒飯と餃子、瓶ビールを注文した。するとその直後にお冷と一緒に「サービスね」と餃子が3つ乗った小皿が登場。餃子頼んだら餃子がお通しで出てきた!最高かよ、ごっつぁんです。
餃子はギシッと噛み応えのある皮で蒲田の定番となっているモチモチ系の皮とは一線を画している。なにかそこにお父さんの餃子に対するプライドを感じる。そして肉餡は野菜が多めにも関わらず、肉に含まれた油がジュワッと舌の上で広がる。しっかりと最後には少し甘みを感じる。
このベーシック餃子こそ日本式の焼き餃子のあるべき姿なのかもしれない。うまい!
炒飯は予め作っておいたものを再び中華鍋に入れて温めなおすという方法。そのため炒め始めたらすぐに完成し、まずは炒飯が登場。そしてその直後に「サービスね」と小皿に入った炒飯が更に登場。え?炒飯の子ども?ただ量が増えて嬉しいことには変わりない。ごっつぁんです。
食べ始めようとすると同時に今度はラーメンが出てきた。炒飯についてくるスープの代わりのようだが、麺が入ってるので、もはやラーメンだ。
最終的に私のテーブルの上には餃子6個と餃子3個の小皿、そして炒飯とミニ炒飯、ラーメンという不思議なセットが出来上がっていた。すごい!王様みたい!
炒飯は少しラードが多めに使われていてオイリーだが、食べ応えがあるどっしりとしている。まさに横綱級。魔法の粉がふんだんに使われたマジカル炒飯もたまには良いかな。なかなかのボリュームにも関わらず、謎の小皿炒飯とラーメンまであるので食べ終わった頃にはお腹がパンパン。しばらくのどちんこに炒飯がずっと当たっていたほどだった。
最終的に餃子と炒飯の注文で、餃子9個と炒飯(炒飯+ミニ炒飯)とラーメンをいただくことができた。なんという素晴らしいサービス!もはやサービス品と瓶ビールだけで満たされてしまうかもしれない。でもそんな弱気な注文してたらいつまでも私は幕下止まりだ。お父さんごっつぁんでした!大満足!
ちなみにお相撲で回しが取れてアレを露出したら不浄負けという決まり手らしい!どうでもいいけどね!
店舗基本情報
店名:味の横綱
電話番号:03-3736-6463
予約可否 :不可
アクセス:
蒲田駅から276m
住所:東京都大田区西蒲田7-63-5
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1315/A131503/13062175/
営業時間
11:00 – 21:00
定休日:火曜・第三水曜
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