中目黒の幸楽。ガクログ3.8。
この日は髪を切りに代官山まで来ていて、帰り道急に餃子が食べたくなった。
天気が良かったので中目黒の幸楽まで散歩した。
店内に入ると中華鍋とオタマがカーンカーンっと鳴り響く。
お店は2階建ての構造となっており、階の移動にはエレベーターを使う珍しい構造だ。
私は1階のカウンターに座って厨房を覗くとその先には宙に舞う炒飯が見えた。そう、さっきの音の正体は炒飯だった。
迷うことなく餃子と炒飯を注文。
料理を待っている時は基本的には厨房をガン見しているのだが、この日はなぜかカウンターに置かれていた白菜のオブジェが気になってしまった。
町中華はなぜお店に無駄なものを置きがちなのだろうか。とても気になる。
炒飯:600円
そんな謎の白菜に気を取られている間に炒飯が登場。
具材は卵、ネギ、チャーシューのみの潔さで、お米一粒一粒からラードの艶と香りがする。
細かく刻まれた焼豚が小さいながらも存在感があり、良い味を出している。うますぎる。
少しオイリーな炒飯であるが、味も濃すぎず、量はやや少なめなので最後まで飽きずに食べきることができる。
そして炒飯スープの卵スープがうまい。
普通はラーメンスープが多いのだが、ここはわざわざ卵スープを用意してくれている。
これはかなりのプラスポイントだ。
餃子(5個):400円
続いて餃子は焼き目から少し鍋の焦げ付きが気になった。
餃子の周りに黒い焦げカスが付いているのは焼く前から鍋に汚れが付いていることが多い。
ひっくり返すと、大きめの餃子に餡がパンパンにつまっているのがよく分かる。
ヒダも美しく、油多めで焼かれているので餃子が神々しく光っている。
肉餡は肉と野菜がざっくり刻まれている。手が混んでいるのがよくわかる餃子。
一番の特徴は肉餡のオイリーさではないだろうか。肉汁だけではなく、肉餡に含まれる肉の脂がうまい。
炒飯と餃子を食べて、程よい満腹感。最後まで美味しく頂くことができた。
大食いの人は炒飯を大盛りにするのが良いかもしれない。
お会計の際に店員さんに白菜の正体を聞いてみたが、わからないですとの回答。
さすがは謎深き町中華の世界。
ちなみにお会計は1,000円きっかり。中目黒という立地を考えると格安だ。
夜12時まで営業しているというのも生活の時間帯が遅めの私には嬉しい。
今後も中目黒ランチの選択肢の一つになることは間違い無いだろう。
店舗基本情報
店名:幸楽
予約:03-3710-5304
予約可否 :可
住所:東京都目黒区上目黒2-44-3
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13127469/
営業時間
11:30~15:30 17:30~24:00
日曜営業
定休日
木曜日
コメントを残す