今夜も餃子とブギーバック

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2022.03.13 tokyomadness

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プロフィール


オガサワラガク (餃子超人)

  • 餃子が大好きです。
  • 週8で餃子を食べてます。
  • 餃子専用ビール”Gyoza Pilsner”作りました。
  • 呼んでくれたらどこでも餃子を焼きに行きます。
  • 餃子イベントの依頼やメディア出演に関するお仕事はお気軽にお問い合わせください。

プロフィール詳細はこちら。

instagram

kebab

餃子超人 オガサワラガク
錦糸町の菜来軒。 この日の目的は一 錦糸町の菜来軒。

この日の目的は一つ。菜来軒の餃子を食べること。前晩の寝る直前に思いついて、ずっとワクワクしていた。菜来軒というと名物である五目炒飯が話題にあがりがちであるが、実は餃子も忘れてはならない。
錦糸町から15分、両国から14分、本所吾妻橋から13分。どこからも絶望的な遠さ。普通の人なら諦めてしまうところであるが、私の分析だと悪立地の老舗は信頼ができる。駅前だったらおいしくなくても客は来る。だが、悪立地だとそうはならない。みんな遠くまで足を運ぶほどの価値があるということだ。ということで、ウキウキるんるんの中華スキップでお店へ向かった。

店内はカウンターと小上がりが少し。無駄に天井が高くお料理の写真からテレビ出た時の記念写真などが飾られる。日焼けたカウンターに黄色いメニューが絵になる。厨房では80近いお母さんがガンガン焼き場を回す珍しいお店。鉄鍋と五徳がぶつかるリズミカルな4拍子を刻む美しい中華サウンドが鳴り響くのだが、注目すべき点はお母さんの上腕二頭筋から前腕にかけての信じられない太さだ。女性版ブレイキングダウンに出たら無双するであろう男顔負けのウーマンポパイの腕をぜひ見てみてほしい。

お母さんが手包みした餃子は鉄鍋で焼かれる。カリッとした食感こそないが、皮の水分量はバッチリでムニっとした食感が良い。そこから漏れ出すのはネットリとした甘みのある肉餡。生姜とニンニクも程よく香る。口の中でミルキーのように肉餡がとろける。クタクタ限界まで疲れたときにばっちりキマる餃子。お酢が合う。

五目炒飯は私が紹介するまでもなくうまい。鍋から放り上げられた飯が炎に直に炙られる本物の炒飯。鍋の中でいじいじかき回した炒飯とは次元が違う。(美味しんぼ第十五話「直火の魔力」) 豪快に盛り付けられた卵とエビとチャーシューのビジュも良い。

昼から餃子にビール、チャーハンをキメる満足感は莫大に広がる中国大陸の如し。どんなにつらい事があってもこれがあれば頑張れる。ながーい帰り道も菜来軒のおいしい思い出を振り返っていたらあっという間。行きよりも軽快な中華スキップで帰るのであった。町中華の魅力が詰まったお店。

※中華スキップとは中華を食べるウキウキ感からついついスキップしてしまう事。

#菜来軒 #錦糸町 #ガクログ #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド #錦糸町グルメ #五目炒飯 #中華スキップ #両国グルメ
丸の内の泰興楼。

1949年創業の老舗でジャンボ餃子が名物。ジャンボ餃子というジャンルは都内でもたくさんあるが、その中でも泰興楼は天龍、昇龍と並ぶ人気を誇る。ジャンボ尾崎、チョコモナカジャンボ、年末ジャンボも同じジャンルと考えると、チョコモナカジャンボには劣るかもだが、この日は東京駅に用事があったので、どこでも食べられるチョコモナカジャンボは諦めて数年ぶりに泰興楼に行くことにした。ちなみに今までずっとチョコジャンボモナカと呼んでたが、正しくはチョコモナカジャンボだったのはここだけの話。
店内はウッドにレンガにカントリーとインダストリアルが混ざり合う謎の内装にBGMはレゲエ。実家の統一感のない家具を見ているようで少し恥ずかしくなった。店員さんは夜のピークタイムに向けた体力温存なのか、中国の方で声を一切発さずにメニューを聞くエコモードスタイル。陽気なレゲエとのギャップに萌える。

餃子はジャンボだけあってとても大きい。そのサイズなんと12cm!(チョコモナカジャンボは13.5cm)なんともボリューミー。
9つのひだが織り込まれた皮はカリッと焼かれ、さくさくとうまい。ただ肉餡はジューシーなのだが、肉はパサパサ。舌にねっとりと油が残る。うまく油が融合していない感じ。(ジャンボ餃子あるある。)うーん。4つだけで油がきつくなってしまった。前の方が美味しかった気がする。

隣でデートに来てたカップルがラーメンと餃子を一人ずつ頼んでしまっていて、男性が顔を真っ赤にさせながら女の子の残した餃子を食べていた。ここではサイドメニューのノリで餃子を頼むと命取り。メンズよ、残り物を食べてあげるのはポイント高いからがんばれよ!もうすでに顔に出ちゃってるけど、全然平気な感じを装うんだぞ。なんならデザート頼んで驚かすくらい食べてみ。そんなたくましくわんぱくな一面を見せてやったら今日のデートは絶対成功するはずだ。ってこれなんの話。

泰興楼オリジナル調味料のC八醤(シーパージャン)はおいしかった。強すぎるから餃子には付けなかったが、炒飯の味変とかきゅうりにつけて食べたいな。口すっきりさせたいからチョコモナカジャンボ食べて帰ろうっと。

#泰興楼 #東京 #東京グルメ #丸の内グルメ #丸の内 #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド #ジャンボ餃子 #ジャンボ
福島の満腹。

「延ばし3年、包みが5年、団子一生、焼き一生。」
創業者であるかつゑさんが残した皮の哲学だ。

満腹は昭和28年に屋台からスタートした元祖福島円盤餃子のお店である。旧満州で残った水餃子を焼いて食べるところからヒントを得て日本にその味を持って帰ってきたそう。今では福島名物になってる円盤餃子の始まりでもある。今やもう3代目。福島餃子の歴史そのものだ。

満腹は駅から少し歩いたところに突然現れる。店構えから名店のオーラがぷんぷん。店内はメニューや注意書きから有名人のサイン、新聞の切り抜きまで隙間なく壁に貼っており、情報量多め。伝えたいことが多いのだろう。言いたいことが言えないこんな世の中じゃ珍しい。その中でもライスがないということがこのお店の特徴であり、餃子専門店としてのメッセージであろう。ポイズン。

円盤状に焼かれた餃子は薄焼きで、少し焼きムラがあり、食べる場所によって食感の変化が楽しめそう。ラインの未読メッセージを放置できないくらいA型人間の私は、餃子の真ん中の隙間が気になるところ。お箸で取って食べてみるとサックリとしたした食感の皮は甘みがしっかりと残っている。肉餡は野菜が多めで、素材の味をしっかり残した素朴な味わい。皮のおいしさを邪魔することのない肉餡の優しさ。なんて素晴らしいコンビなのだ。この皮と肉餡の関係性は我こそはと全員が目立ちたがるアイドルグループとは違い、お互いの存在を尊重し合い、相乗効果を生み出すCHEMiSTRYのような関係だ。最初は何も付けず、途中からタレやラー油を調合しながら食べていく。タンデムという焼き目を両面になるように餃子を二つ重ねて食べる技を駆使することでサクサクを2倍味わえるのでおすすめだ。油っぽいわけではなく野菜中心で非常に軽いので、途中で油っぽくてギブということはなく、しっかりと満腹になるまで食べることができる。これが満腹が満腹たる所以かもしれない。

皮においしさが詰まった満腹の餃子。先代の餃子は食べたことはないけれど先代の皮へのこだわりが今も継承されていることは、一度食べれば舌を通してしっかりと感じ取ることができた。味を守り抜くことは容易なことではないが、これからもいつまでも満腹の餃子が食べられるといいな。そしてそれを満腹ならできるだろうという何の根拠もない確信を持たせてくれるのであった。

福島旅1日目。
ああ、良い旅になりそうだなと予感させてくれるような餃子。福島旅の最初の餃子が満腹で良かった。

#満腹 #福島 #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド #福島餃子 #円盤餃子 #福島円盤餃子
経堂の万来。 あけましておめでとう 経堂の万来。

あけましておめでとうございます。今年も餃活頑張っていきましょう!それではどうぞ!

ラブストーリーのように突然に住宅街に現れる赤いテント。ファサードの1/3は食品サンプルのショーケースではなく、自動販売機を設置してしまっているところに何か間違っているような気もするが、商売っ気を感じる。ただ暖簾のストライプや黄色のアクセントカラーがとても素敵。雨が降ってる日なんかこのテントの下で雨宿りなんてしちゃって、自販機で温かいコーンスープなんて買っちゃって、濡れたカバンを拭きながらどうしよっかな〜なんて思っちゃったりしてたら、気になるあの人が炒飯と餃子を食べ終えて店を出てきちゃったりして、お前こんなところで何してんだよ、風邪ひくぞってぶっきらぼうに傘渡して彼は雨の中走って帰っていちゃったりして…なんてエモい店なんだよ。kebabさんもそんな青春の日があったな〜なんて思いながらドアを開けたら店内にはおじさんがパンパンに詰まっていてびっくりしちゃったりなんてした。

おじさんの多さは置いておいて、店内は見上げるほど高い天井にカラフルなタイル。店内までおしゃれ。日焼けしてピンクになったカウンターも良い味を出してる。綺麗に並べられた調味料セットに感心。厨房で遠藤航のようにおじさんたちの怒涛の注文を受け止めるお父さんとお母さんは家庭科の調理実習よろしく、赤いバンダナを頭に巻いていた。

餃子は油多めのよく焼き。焦げから鉄鍋が綺麗に掃除されているのがよくわかる。ざっくりとした薄皮で中身は野菜中心。ニンニクばちばちでおじさんたちのパワーチャージ飯といった感じ。酢コショウをたっぷりつけて食べるのがちょうど良い。

炒飯は魔法の粉がたっぷりかかったマジカル炒飯。たまごとチャーシューの素朴な具材がタイプではある。

餃子と炒飯共に家庭科の調理実習で作る優しい家庭料理とはかけ離れている食べ物であったが、おじさんの課外授業にはぴったり。この日は一日中自分のマスクの中に漂うニンニク臭と戦いながら過ごすのであった。この日の夜の歯磨きで感じた気持ちよさ、爽快感は生涯忘れることはないでしょう。

#万来 #経堂 #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド #経堂グルメ #小田急グルメ #ランチ #ラーメン #中華 #中華料理
中野の五香菜館 なんだこの入りづら 中野の五香菜館

なんだこの入りづらさは。自転車と自転車の間をすり抜けて入るタイプ。店内は外から覗くことができない。もはや営業しているかどうかさえも怪しい。ただそれらの不安は店外まで聞こえる軽快な中華サウンドが落ち着かせてくれる。

ほんの少しの不安と大きな期待を両手にガラガラと扉を開く。赤をアクセントにした店内はごちゃごちゃしているようでそうではなく、必要なものだけがコンパクトな店内に敷き詰められている。片付けコンサルタントのこんまりも感心するに違いない。そしてなにより驚きは店内に散りばめられたフォントのバリエーション。それもお父さんのフリーハンドで書かれた流れるような筆文字や丸々しいギャル文字、定規や缶詰などを使った遊び心いっぱいな文字まで五香菜館フォントで溢れかえっている。平成時代の一太郎よりもずっと多いフォントバリエーションを眺めていたら、料理が出てくるまで暇することはなかった。

餃子はまばらな形と焼きムラがチャーミング。ナウシカの王蟲みたいでとってもかわいい。水分量の多い皮はもっちり感と香ばしさの両方を兼ね備える。しっかりと味のついた肉餡は旨味たっぷり。干しエビを使っているのか、どこかもんじゃ焼きのお煎餅を食べているのような味わい。この餃子は少し焦げるくらいまでしっかりした焼き目がちょうど良い。卓上の「ギョザー」と「コシヨー」と聞いたことのない調味料も気になったけど、そのままでもとってもおいしかったので最後まで使うことはなかった。
そして食べ終わったお皿に現れる唐子髷の男の子の絵。来年はこの髪型にするのが目標。

しっとりもっちり系の炒飯は焼豚ゴロゴロで味しっかりめ。セルフのお水を何度もおかわりに行くことにはなったが、疲れてる時はこれくらいの塩分が欲しいもんだ。苦手なグリンピースは錠剤の薬のようにお水で丸呑みして完食。

お父さんはワンオペだが、常にお客さんに気を配ってくれていて、声をかけると優しく対応してくれる。常連さんとも適度に会話を交わす。そんなあたたかい店内と入りづらい外観とのギャップがまた良い。お店を出る頃には胃袋だけじゃなくて心もほっこり満たされる。素敵なお店。
ちなみに小さい時からこのお店に通う松島さんは手打ちの広東麺がお気に入りとの情報も。パドラーズコーヒーに広東麺がオンメニューする日もそう遠くないかもしれない。

あ、メリークリスマス!良い1日を!

#五香菜館 #中野 #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド #中野グルメ #ランチ #餃ビー
天台の北葉飯店。 千葉県民の皆様ご 天台の北葉飯店。

千葉県民の皆様ごめんなさい。私は今まで千葉県にはディズニーランドしかないと思っていた。それだけを誇りにしているのかと思っていた。この日、私は知った。私が間違っていたことを。千葉県はディズニーランドだけではない。そう、千葉県には北葉飯店がある。

この日私は千葉に用事があり向かっていた。せっかく千葉に行くなら美味しい餃子を食べたいなということで、千葉に詳しい @244_mri さんにオススメしていただいていた北葉飯店へ行くことに。最近は少し行列ができるそうで私たちが行った時も4~5人ほど並んでいた。並んでいる最中は開けっぱなしのドアから中華サウンドとともに厨房の様子を見ることができる。その美しいサウンドと清潔な店内、真っ白な割烹着を身に纏うお父さんを見て、このお店のレベルの高さを確信した。朝倉みくるも本物のワルは顔を見ればわかると言っていた。確かに顔を見れば瓜田さんがワルだってわかる。それと同じように北葉飯店は食べる前から本物であることがわかった。

お母さんに案内されて店内へ。一切のベタつきを感じさせない床やピカピカ光る店内ステンレス、高級ホテルのアメニティのように整えられた卓上調味料など一切の隙がない。オススメは餃子、炒飯、中華丼、焼肉定食とのこと。私は迷いに迷って餃子と炒飯の最強コンビを注文した。(次回は焼肉定食を食べたい。)

餃子が登場。グレーの雷紋柄に唐子髷の子2人が龍にまたがる初めて見る絵柄のお皿。そこに大ぶりのずっしりとした餃子が5つ鎮座している。もうこの時点で餃子たちが解き放つオーラに圧倒される。そしてひと口。うっまぁぁ。幡ヶ谷の您好の餃子は何回か食べていくうちに美味しさがわかっていくのだが、北葉飯店の餃子は最初の一口からうっまぁぁとなるわかりやすい餃子。皮はもちもちむっちりびろーんで小麦の甘い香りが心地よい。そこにパンパンに詰まった肉餡はねっっとりジューシー。野菜の甘みと隠し味に使われているであろう海老の旨味が口一杯に広がる。旨味のスプラッシュマウンテンや。皮と肉餡のバランス感も良く、塩気もしっかりあるのでお醤油は不要。何もつけずに食べていたところ、お母さんからお酢をつけなさいとの声が(2回)。お酢をつけて食べてみると餃子のオイリーさが消え、甘みがさらに引き立てられる。何もつけなくても美味しいが、北葉飯店の餃子はお酢が大正解のようだ。

炒飯はしっとり系。チャーシューがゴロゴロ。ハイカロリーでおいしいやつ。もう見た目のままの美味しさ。
ありがたいのはサービスで出してくれる漬物。この日は白菜の漬物で、全体的にオイリーな中華料理にはピッタリ。オイリーかつ味濃いめの口をリフレッシュさせてくれるのだ。一つ前に書いた爆盛りお通しを出してくれる京成立石の新鑫の真逆。(どちらもとてもありがたい。)

気がついたら店内は全員おじさんで埋め尽くされた。これぞイッツ・ア・オジサンワールド。世界中どこだって中華あり餃子あり。東京だけでなくもっと色々な場所の餃子が食べたいな。おじさんのギョーザハントは永遠に続いていくのであった。
最高レベルの町中華。餃子も感動的。生餃子をお持ち帰りできるのでおうちで食べられるのもまたうれしい。千葉行く人にはめちゃくちゃおすすめ。
アテンドしてくださった @244_mri さん、繋いでくれた師匠 @takahashi.tomonori1219 さんありがとうございました!

#北葉飯店 #天台 #千葉 #ガクログ4.0 #ガクログ #千葉グルメ #グルメ #食べ歩き #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド
京成立石の新鑫。 東京の上の方でち 京成立石の新鑫。

東京の上の方でちょっとした用事を済ませた後、これは餃子チャンスということで京成立石の蘭州へ。やっぱり蘭州の水餃子は本当においしい。感動的だ。ただ今日はそんな地球は丸いと同じくらい当たり前な蘭州のうまさを確認しに京成立石まで来たのではない。この地に来るとついつい同じところばかり行ってしまうので、今日こそ新規開拓ということで前から気になっていた新鑫に行くことに。この範馬刃牙の家のように文字がたくさん書かれた外観が頭に残っていたのだ。(写真8枚目)  そしてこの「鑫」という字のインパクト。この外観からはその要素は見当たらなかったが、「鑫」という字はお金が豊かであることを意味するそうだ。

店内は20人ちょっと収容できそうなカウンターとテーブル。壁中には湯川先生が事件の真相を暴いたかのような手書きの文字がびっしり。メニューがかなり多めなので、いっそのこと何も見ないで食べたいものを言えばなんでも出てきそうな感じ。いくつか気になるメニューはあったものの、お腹が満腹に近い状態だったので餃子と麻婆豆腐、瓶ビールを注文。酔っ払いにも関わらず、優しく注文を聞いてくれるお父さんがとても感じ良い。酔っ払いに厳しめのこの町では当たり前のことでもとてもうれしく感じた。

注文後、「サービスです」と瓶ビと一緒に山盛りのもやしときゅうりとお豆腐の盛り合わせがテーブルへ。これお通しという量ではなくむしろ大皿料理。満腹の我々にとってはイマジャナイ感はあるが、ありがたいサービス。瓶ビールとともにちびちびと食べ進めていけばなんとか食べられそうだ。

次に出てきた餃子はぶりぶりに太った子達が6つ。風が強い日にはペーパーウェイトにもなりそうなほどの重さ。一口かじると肉汁がぼたぼたとこぼれ落ちる。ニンニクもばっちり効いていて、ラーメンを餡にして包んだかのような感じ。油も多めでややジャンクな餃子といった印象。バービージャンプくらい激しめの運動をした後に塩分チャージとしてバチッとキメるには良さそう。

麻婆豆腐は圧巻のビジュアル。混ぜられていないスタイルはかなり食欲がそそる。そのまま辛味としびれの世界にダイブと行きたかったところだが、山椒が焦げすぎているのが原因なのか、あまり期待した辛味と痺れを感じることはなかった。しかしまた挑戦したくなるポテンシャルを感じた。アニメでいう、強くなってまた帰ってこいパターン。また麻婆豆腐食べにくるぜ新鑫。

一通り食べ終わり、瓶ビールからレモンハイに移行してのんびり余韻を楽しんでいた時、他のお店で飲んでいた酔っ払いの友人が合流。せっかくだからサクッと一杯飲んでいこうかと友人がお酒を注文。そして乾杯しようとしていた時に恐れていたことが起きた。カウンターから出てきたお父さんは何やら笑みを浮かべている。右手には何かお皿を持っている。そう、山盛りのもやしときゅうりとお豆腐だ。終電の気配を感じ始める23時前にも関わらず、遅れてきた酔っ払いのために山盛りのお通しを出してくれるお店の神サービス。テトリスのように消えることはなかったが、胃袋の空いた隙間を埋めるようにもやしときゅうりとお豆腐を詰め込んでお店を出た。苦しいほどに食べ過ぎたけど、よく笑ってよく飲んだよか晩だった。ご馳走様でした。

#新鑫 #京成立石 #ガクログ3.3 #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #京成立石 #京成立石グルメ #食べ歩き #グルメ
幡ヶ谷の一番。ガクログ3.4。 自転車 幡ヶ谷の一番。ガクログ3.4。

自転車がパンクしたので修理へ。1週間で3回パンクしている。これは誰かに嫌がらせされているのか、自転車修理の腕の問題なのか。普通の人ならチクショウってなるだろうが、私はへっちゃら。むしろパンクは好都合。なぜなら私がいつも利用する自転車屋のそばには名菜館と一番があるからだ。自転車修理に出している間にゆっくりと中華を楽しむことができる至福の時間なのである。(パンクしていなければなおよし!)

一番は大型団地の一階部分が小さな商店街になっている場所に店を構える。中国にありそうなふしぎな空間。ショーケースにはR2-D2、ゴジラ、仮面ライダーのキャラものから、カバ、ゾウ、ゴリラ、ウミガメなどの動物系のフィギュアが中華そばや餃子の食品サンプルの間に並べられている。このおもちゃたちは子どもと遊ぶという使命を果たせず、ショーケースを覗き込むおじさんたちにひとときの癒しを提供する数奇な人生を歩むのだ。話は戻って、一番はコロナで長らくお休みしていたのだが、最近また営業が始まって賑わいが戻っている。入店後にメニューをノールックで注文しているお客さんが多いのを見る限り、常連さんが多いようだ。麺類から炒め系、飯系まで幅広くあるメニューの中から何を食べようか少し迷っていたところ、2人連続で焼肉定食を頼んでいるのを確認。ああ、ここは焼肉定食の店か。ありがとう2人。餃子と瓶ビール、焼肉定食を注文。

厨房にいるお父さんは青いTシャツに青いバンダナ。店内でお料理をサーブするお母さんは花柄のシャツ&首に赤いバンダナ。おしゃれでかわいくて心がほっこり。コンビネーションもよくどんどんお客さんをさばいていく。厨房の中にある扇風機はお父さんを経由して客席へ向けて、煙と熱気を店内に送り込むスタイル。これは料理を待っている間にも退屈させないトリックなのだろう。

餃子は6つのヒダと共に丁寧に包まれており、焼き目も綺麗。ヒダ面の艶やかさはどこか渋谷の喜楽にも似ている。ムチッとした皮の中には野菜メインの餡。しっかりと野菜も包丁でみじん切りされているのが好印象。おかげで野菜の甘みや食感がしっかりと残っている。お肉が少ないのでコクをプラスするためにラー油をつけていただいた。ご飯にもよく合う。

そして焼肉定食はお肉たっぷりでかなりのボリューム。味濃いめで塩味強めなのでご飯がかなり進むタイプなのだが、ご飯が稀に見る爆盛り。茶碗からはみ出たところだけでもCカップはありそう。Cカップのそれとは違い、ご飯は大きければ大きい方が良いわけではない。途中からフードファイト状態になりながら完食した。おいしいけどご飯の量は次からは少なめと伝えよう。

おかげさまで今にもお腹がはち切れそうだ。パンクするのはタイヤだけにしておくれ。なんで肺は2つあるのに胃袋は1つしかないんだろう。肺は1つで良いから胃袋を2つに人体改造することはできないのかな。それか外付けHDDみたいに外付け胃袋とか開発できないかな。私の周りの食いしん坊たちは是が非でも手に入れたいアイテムだろう。誰かブラックジャックみたいな無免許だけど優秀な外科医紹介してください。というかその前に優秀な修理屋さん教えてください!アーメン!

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このアカウントでは全国のおいしい餃子情報を発信してます。エリア別、評価別の餃子屋さんの検索はプロフィール欄のブログより見れます🥟
→プロフィールURLか、「今夜も餃子とブギーバック」で検索〜!

#一番 #幡ヶ谷 #ガクログ3.4 #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #ぎょうざ #gyoza #dumpling #渋谷グルメ #幡ヶ谷グルメ
上野の栄来軒。

上野駅から歩いて15分ほどのところにある栄来軒は昭和33年創業。「一味一道」「美味探究」を信念として65年の歴史を持つ老舗中華料理店。ここの名物の麻婆豆腐と餃子を食べに上野まで来た。扉を開けて店内に入るとすぐに右手の階段がある野原しんのすけくんのお家と同じ間取りで一階は厨房、二階が客席のよう。店内は地元の人が多く、ほとんどのテーブル席が埋まっていた。円卓や座敷などもあり昔ながらのオーセンティックな作り。

注文後すぐにビールは来たが、30分経っても餃子も麻婆豆腐も出てこない。あれ、もしかしてビールしか注文してなかったっけ。でもビールを注文した時に一緒に料理も注文した気がする。頼んだような気もするし、頼んでないような気もしてきた。どちらとも確信が持てないけれど、「注文してましたっけ?」と店員さんに聞くのもわざとらしい嫌味な感じがして気がひける。これはどうしたものか。ラストオーダーも終わってしまっているので、私は普段行かない上野に来て(駅から15分以上歩いた)、瓶ビールだけ飲んで帰ることになるのか。それはそれで少し粋かもなとか思ったが、そんなにマゾではない。どうしてもこのお店の餃子と麻婆が食べたい。やはり勇気を振り絞って声をかけようと身を乗り出したその時、お母さんの手には麻婆豆腐。死の淵を彷徨った私は完全勝利を掴み取った。なんともありがたい麻婆豆腐だ。

栄来軒の麻婆豆腐は豆腐が崩れているのが特徴。もし実家でこんな麻婆豆腐が出てきたら豆腐がボロボロじゃねーかと母親に嫌味を言ってしまいそうだが、栄来軒はあえて中華鍋に入れたお豆腐を小刻みにおたまで潰している。そうすることで挽肉の食感を際立たせ、味の一体感を高めているのだ。ケチャップの酸味を醬がうまくまとめ上げ、追い打ちをかけるような唐辛子の辛味と山椒の痺れ。あまり食べられないタイプの麻婆豆腐だ。

餃子は綺麗な焼き目を見せている。サイドにヒダを5つ織り込まれ、パタっと倒れた餃子は恵比寿の栄楽の餃子と見た目が似ている。肉餡は生姜とニンニクの香りを感じるがかなりさっぱりしており、調味料を付けることを前提とした餃子のようだ。麻婆豆腐がかなり濃いめの味付けだったので餃子はこれくらいがちょうど良い。

帰り際に厨房を覗くとお父さんが緊急時のジャムおじさんのように一人で忙しそうに動きまわっていた。この大きなお店を一人で回すのは相当大変なこと。ジャムおじさんはアンパンとカレーパン、メロンパンしか作らないけど、栄来軒には数十種類のメニューがある。そう考えるとむしろ麻婆豆腐を30分で提供できていることがすごい。そしてジャムおじさんは同世代の栄来軒を見習ってもっとパンの種類を作るべき。そんなことを考えながらまた上野駅までの長い道のりを歩いて行くのであった。ご馳走様でした。

#栄来軒 #上野 #ガクログ3.4 #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド
根津のオトメ。ガクログ3.9。 オトメ 根津のオトメ。ガクログ3.9。

オトメという名前の由来はとても複雑なのだが、親戚の早乙女さんが昭和23年からオトメパンという名のパン屋さんをやっていたことから始まっている。パン屋さんがいつの間にか全然関係のない中華料理屋さんになっているなんて面白い。森くんがSMAPからオートレーサーになったのと同じようなこと。それでいうと自分もユニクロ社員から餃子超人になっているから同じことか。人生なにがあるかわからないですね。ってこれなんの話。兎にも角にも中華料理屋としてのオトメも大変歴史があるお店で、移転や改装を経て今のお店がある。

煉瓦造りの外観は改装前からの雰囲気を踏襲。相変わらず品がある。ドアのむこうは、もはや喫茶店。レンガの壁にシャンデリア、フリルのカーテン、クラシックピアノが流れ、花柄のエプロンのお母さんが音を立てずに水を置く。いや、ウォーターをサーブする。思わずコップを持つ小指も立ってしまう。この内装で中華が出てくるのか不安になるほどだが、メニューには本格中華のメニューがびっしり。大衆的なニラレバから高級中華でしか見かけることのない鮑のクリーム煮まで。店内奥を覗くと中華鍋が並ぶ大きな厨房が見え、白髪の紳士が真っ白なコックスーツを着て鍋を振るっている。なんと一人でこのメニュー数をこなしているから驚きだ。

餃子はかわいいモッコ皿に載って登場。餃子がみんなニコニコ笑ってる。完璧な焼き目の美しさから仕事の丁寧さが伺える。皮は薄いがもっちりと弾力があり、存在感がある。肉餡には粗切りのキャベツとネギ。これが本当に良い食感で蒸し野菜のようなふんわりさとシャキシャキ感が残っている。味付けは生姜をベースにしていて塩気が絶妙な塩梅。口に広がる肉汁はジューシーとも呼べるし、脂っぽいとも表現することができるので、人によって好き嫌いはあるかもしれない。幼少期から朝ご飯としてチキンナゲットにマヨネーズをつけて食べるような油の英才教育を受けていた私にとってはとてもおいしく感じた。ビールともよく合うし、食事の副菜としてもちょうど良い餃子だ。

その他にも中華丼や夏季限定のトマトそば、肉団子など人気メニューがたくさんあり、何回行ってもオトメに飽きることはないだろう。そんな何度会っても飽きることない乙女(中華料理ではない)にも会いたいな。そんなことをぼやっと考えていたら、食後にわざわざ爪楊枝をサーブしてくれた。町中華で体験したことのない粋なサービスに驚き。ちょうど前歯に色々詰まっていたところだ。こっちのオトメは気まで効くのかよ。もはやこのお店と結婚できないかしら。なんちゃって〜。

#オトメ #根津 #ガクログ3.9 #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド
新丸子の瓦奉店。ガクログ4.2。 横浜 新丸子の瓦奉店。ガクログ4.2。

横浜で最新エステ美容を受けてお肌がトゥルトゥルになった帰り道。せっかく遠出したので新丸子の瓦奉店に寄り道することに。
瓦奉店は鈴木ゆりさんが1人で店を切り盛りする餃子専門店。祖母から引き継いだ満州の餃子を広めている。東幹久が芸能人が歯が命と言っていたのと同じように、餃子は皮が命と鈴木さんは言う。その言葉通り、徹底的にこだわり抜いた小麦粉を使い、毎日お店で手延ばしして作られる皮は一度食べたら忘れられない逸品。

看板メニューは水餃子。ゆらゆらと湯気を纏い、出てくるまあるくて可愛らしいフォルムに白くて艶やかな質感は、どんなに最新美容エステやっても辿り着かない美しさ。例えるならサウナから出てきた綾瀬はるかのよう。お箸で摘まれるのをすり抜けるような表面の滑らかさはいつまでも口の中で遊ばせていたいと願うほど。口に入れた瞬間に感じる、ほんのりと甘い小麦の香り。噛み締めるとモチモチと押し返してくる弾力感。もうこの時点で涙が出そうな美味しさ。そして肉餡にはニラやネギ、ニンニクなど香りの強い野菜を入れず、調味料もごくわずかでシンプルかつ優しい味付け。餃子は皮を楽しむ料理であることを改めて認識させられる。
焼餃子もまた良し。焼き目は手延ばしならではの香ばしさを持ち、毎回思わず後ろに仰け反ってしまうほど。小さい時にヤクルト飲んでなかったら背骨がボッキリいってただろう。そのほかの薬膳スープ餃子と薬膳トーチ炒飯もおすすめ。どちらも奥深くオリジナリティがある。

いつものことながら食事中はずっと店主の鈴木さんが餃子について色々とお話してくれた。店舗拡大の話、通販の話、テレビ取材の話。いろんな誘いがあったが、全て祖母から引き継いだ餃子の味を守るために断ってきたと言う。鈴木さんの餃子への誠実さは感動ものである。そしてその誠実さが味覚を通して心に訴えかけてくるようなぎょうざ。やっぱり餃子は愛なんだ! 手をかければかけるほど美味しくなる。そんな大切なことを毎回思い出させてくれる素晴らしいお店と店主。手をかければかけるほどきれいになるのはスキンケアも一緒。よし、来月もまたエステ行くか。

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神戸元町のぎょうざ大学。ガクログ3. 神戸元町のぎょうざ大学。ガクログ3.6。

緑色の看板に大きく書かれた「大学」の文字。そう、ここは神戸にあるぎょうざ大学である。

包み方が特徴的でタコスのように肉餡を挟んであるだけ。包んでいる店員さんに「包み方が特徴的ですね」と言うと、「餃子はこうやって包んでるんだよ〜」と教えてくれた。あたかも私が人生で初めて餃子を食べた人のように扱ってくれた。なんて親切なんだ、これがぎょうざ大学たる所以か。全力の「へ〜」で会話は終了した。

案の定焼き上がりの餃子はパッカーンと開いていた。これは偶然なのか、あるいはスヰートポーヅのように餃子から溢れ出る肉汁で餃子の皮に旨みを染み込ませる目的なのか。いずれにせよこの包みたての餃子を食べられるのはこの上ない幸せである。肉餡は優しい味付けで軽く、何個でも食べられる。何もつけないと少し物足りなさがあるが、ここは神戸。そう、味噌ダレだ。ぎょうざ大学の味噌だれは濃すぎず甘め。ここに自分の好みでラー油、酢、醤油を調合するのが大学式である。神戸の味噌ダレの中では1番好きだった。このタレを餃子のヒダを使ってたっぷりディップ。甘辛い味噌だれが柔らかめの皮と肉餡に絡んでビールを誘う。永遠に食べられるような不思議な感覚。ただ追加注文ができないので永遠なんてものは存在せず、もっと食べたいという感情のまま、幸せな時は終わった。人生こんなものだ。

今回の訪問により最終学歴はぎょうざ大学になった。華々しい経歴だ。今度アルバイトの面接に行く時は履歴書に書いてみよう。そういえば大学生の時、アルバイト緊急大募集と張り紙がしてあるマクドナルドの面接に落ちたことがある。あの屈辱から15年。リベンジを果たしに行こうかしら。店長、お腹すいたので餃子食べに行っていいですか?店長、新メニューで餃子バーガー作りませんか?そもそもこんなやつ餃子臭くてまた不採用のお祈り電話が来るのであろう。あーめん!

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松原の光竜。ガクログ3.7。 ホワイト 松原の光竜。ガクログ3.7。

ホワイトとブルーのマンションの一階に赤い看板。トリコリールのような爽やかな外観。厨房からのびる排煙ダクトが地面に向けて伸びているのが珍しい。駅徒歩30秒で一階には街中華付き。このマンションに住むのもアリだなと調べてみると40平米で10万弱という世田谷ではお手頃な価格。バストイレ別。光竜だけじゃなくて近くに坦々麺の美味しいSunnyもあって羨ましい限り。お引越しを検討の皆様どうでしょう。ってこれなんの話。

麺類から飯系、炒め物までメニューは豊富。ここから餃子とそのパートナーを選ばなくてはならない。何とか炒飯か生姜焼きの2つまで絞り込むことができたが、その2つの中から1つを選ぶのは、私にとっては加護ちゃんと辻ちゃんどっちか選ぶのと同じくらいの難題。こんな精神を削るオーディションのような作業を数年続けていたつんく♂さんの偉大さを感じた。

美しい餃子。新品のクーピーのようにお皿の中に整然と収まっている。かぶりつくと肉汁がどばっと溢れ出す。そんなジューシーなお肉よりも存在感を放つのは粗切りされたニラ。食感と香りが強く、口を大きく開けてニラ畑を全力疾走してるような爽快さを感じられる。特徴的で力強くしっかりと美味しい。すぐにまた食べに行きたくなるような餃子であった。魔法の粉の存在を感じる旨味の強さだが、そんなことは気にしないでおこう。

餃子の相方として選んだ生姜焼きがシンプルでボリューミー。そして炒飯もベーシックでありながらしっかりとうまい。実を言うと私は生姜焼きと炒飯を選びきれずに生姜焼き単品に炒飯を頼むという裏技を使った。加護ちゃんと辻ちゃんを選びきれずに2人とも選んでしまった。なんてズルい男なんだ。はち切れるほどの満腹になった結果、おうちのシングルベッドでしばらく動けなくなるのであった。アーメン!

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東池袋のサン浜名。ガクログ3.2。 喫 東池袋のサン浜名。ガクログ3.2。

喫茶・中華・うなぎ・和食のサン浜名。色々欲張ってしまったカオスな店名。一体何がウリなのかわからないが、とりあえず餃子があればなんでも良い。

店内はカオス。入り口付近には阪神グッズがずらりと並ぶ。1,000冊を超える漫画が壁際にびっしり。窓際にはネオンのイルミネーション。カウンターにはオゾン層を覆うようにサランラップで巻かれた地球儀。無数に貼られたアイドルや子犬の写真。そして誤字脱字が気になる手書きメニューの張り紙。統一感のない雑多な空間はまるで店主の脳内にいるような不思議な感覚。ディズニーランドやきゃりーぱみゅぱみゅを凌ぐ壮大な世界観。
メニューを開くとそこにはさらにカオスな世界が広がっていた。小学生が書くような文字を何度も重ねた掠れたような太文字。漢字カタカナひらがながぐちゃぐちゃで、メニューを1分以上見ていると少しずつ脳がバグっていく感覚に襲われた。特に”ケチャップ”の表記が苦手なようで、”ケッチャプ”、”ケッャチプ”、”ケッチャッピ”、などの文字が並ぶ。もしかしたらネイティブの発音なのかもということで納得した。

餃子もなかなかハイレベルで、名物であるノーマル、えび、チーズの3種が盛られたミックス餃子は焼きあがると店主も「どれがどの餃子なのかわからなっちゃった」という。
ノーマル餃子は包みが甘いので持っていると餡がこぼれ落ちるので注意が必要。お肉も野菜も細かめでよく混ぜ込まれている。ニンニクがかなり強めなのでお肉や野菜の味は感じることはできないが、お酒がよく進む餃子であった。
カレー餃子は皮から茶色いカレーがはみ出しており、少しグロさがあったが、カレー自体がとても美味しいので全然あり。カレー味の肉餡というよりは、カレーをそのまま包んだタイプの藤川球児を彷彿させる直球派カレー餃子。

あまりお酒を飲んだつもりはないが、雰囲気に飲まれて結構酔っ払った感じがした。その状態でメニューを見てみると、あら不思議。メニューがとても見やすい。飛び出す文字のように脳にダイレクトに訴えかけてくる。1軒目というよりも3軒目4軒目くらいに行くのがちょうど良いのかな。是非一度サン浜名ワールドを体験しに行ってみてほしい。

ちなみに帰ってから気がついたのだが、着ていたジャケットの肘部分に大きなシミができていた。何かの液体を吸収してしまったのだろうか、洗濯しても落ちなかった。これはサン浜名の呪いなのか、それともケッチャプなのか、あるいはケチャッピなのか。私の染み付きジャケッピはクリーニングに出すことになるのであった。アーメン!

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西巣鴨の華興。ガクログ4.0。 この日 西巣鴨の華興。ガクログ4.0。

この日は友人3人と餃子ツアー。池袋〜板橋エリア7店舗巡る計画を立て、私は全員を西巣鴨に呼び出した。渋谷区に住む3人にとって西巣鴨という聞きなれない場所に呼び出されたことに不満を抱いていた。近場で美味しい餃子を食べようなんて甘い考えを正す一つ目の教えであった。

1軒目の華興は昭和23年創業で今年で75年という超老舗。義務餃育には必要不可欠な店舗の一つである。小学校でいう「社会」のような存在。ここの餃子を食べずして餃子は語れない。餃子好きを自称しながら華興に行ったことないなんてニワカだ。そんなことを友達に教えながら、自分も初めて華興に来たことは口が裂けても言えないのであった。

華興餃子は水餃子のような分厚めプリプリの皮。底面には薄く焼き目がついており、水餃子と焼餃子の両方の要素がある。ジュワッと肉汁が溢れる肉餡は食感があり旨味の強い豚のかしらを使用。玉ねぎを使っているので少し甘めの味付けが癖になる。1つ1つが大きめなので口の中いっぱいに幸せが広がる。たまらないおいしさ。
餃子が入った円満餃子は大きめのエビがゴロンと入っている。味付けのベースはあまり変わらないが海老の出汁と食感がとても良い。
壺餃子は食べ方が特殊で、箸で上部に穴をあけて、中にスープを流し込む。そして最後にラー油をくぼみにたっぷりと乗せていただくのが正しい食べ方。新しい餃子体験に一同感動であった。

餃子ツアーでは餃子以外を食べることは基本的に禁止なのだが、どうしても拌麺が食べたいという要望を受け注文することに。とってもヘルシーと書いてあったのでオッケーした。ひき肉にふわふわな卵、麺に絡みつくコクのあるタレ…って、これ絶対ヘルシーじゃないやないかい。

大きめだった餃子とボリューミーな拌麺にやられたのか、一軒目にして全員がほぼ満腹に。うち一人は板橋エリア特有の濃いめのお酒にやられてノックダウン。予定していた残りの6軒は虚しくも諦めることに。今回の義務餃育ツアーは誰一人として卒餃生を輩出することができなかった。まだまだ友人たちの修育は続くのであった。アーメン!

#華興 #西巣鴨 #板橋 #ガクログ4.0 #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド
小伝馬町の中華華。ガクログ3.7。 看 小伝馬町の中華華。ガクログ3.7。

看板に書かれた「中華 華」という斬新な店名。換気扇のために切り取られたテント。電話番号が8787(ハナハナ)。サイズの合っていない暖簾。すべてが愛おしい。

雪が降る中向かったが、残念ながらランチタイムは餃子がお休み。仕方なく麻婆茄子丼を。
お通しとしてサービスで韓国海苔が出てきた。中華料理のサービス品が韓国海苔?麻婆茄子を頼んだ私にはやはり使い方はわからず、前歯にくっつけてお歯黒みたいにしたり、口の上部にぺったりくっつけてはベロで剥がしたりを繰り返しながら食べた。

麻婆茄子はしゃっきりくにょっとした食感を残したナスの炒め具合が絶妙で、ひき肉がたっぷり入った餡のとろみや塩気も完璧。ご飯が無限に進むやつ。今まで食べた麻婆茄子の中でもトップ3に入るおいしさ。食べ終わった後の満足感と余韻。無限の可能性を感じさせる麻婆茄子は感動ものだった。そんな中華華が作る餃子はどんな餃子なのだろう。美味しくないはずがない。すぐに迎えに行くから待っててね、餃子ちゃん。ということで結局お昼を食べた数時間後に私たちはまた同じお店の暖簾をくぐっていた。

数時間ぶりの中華華は当たり前だが何も変わっていなかった。お母さんはお昼に来た客がまた夜にも食べに来たことに驚きながらも、ニコニコと韓国海苔をサービス品として出してくれた。どうやら韓国海苔はデフォルトのサービスのようだ。瓶ビールに餃子、焼豚、ザーサイなどのおつまみメニューを注文。

ずっと食べたかった餃子は7つのヒダが織り込まれ、焦げひとつない見事な仕上がり。仕事の丁寧さと熟練の技を感じる。中厚の皮の中には干し海老などの海鮮の旨味がたっぷり詰まった肉餡。この干し海老の香りがクセになりそうだ。ふんわり軽めなので食べやすいのも嬉しい。大阪の三よ志黒門の餃子に少し似ている。

サクッと一杯の予定だったがテンションが上がって鶏肉炒めやワンタン、坦々麺など色々頼んでしまった。その中でも最後に食べた坦々麺が美味しくて、花椒とラー油、胡麻の風味が溶け合ったスープが最高であった。食べ終わった後はサービスでお母さんがおじやを作ってくれることに。坦々麺の残りのスープに白米をぶち込んで卵を溶き入れて完成。出来上がった熱々の坦々おじやの上に、お母さんが「最近この食べ方ハマっているのよ〜」と言いながら、韓国海苔をちりばめた。お通しの韓国海苔はこのためだったのか!お母さんがオジヤに振りかけるために、韓国海苔をサービス品にしていたのか!お昼に張られた伏線をしっかり回収してくれた優しいお母さんなのであった。

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荒川二丁目の光栄軒。ガクログ3.4。 荒川二丁目の光栄軒。ガクログ3.4。

炒飯普通盛りが白米2.5合、大盛りが4合、特盛が5合。
桁違いのどか盛りでおなじみの光栄軒。常連さんにとっては迷惑な話だと思うが、最近はテレビやyoutubeなどに取り上げられることが多くなって、日に日に行列が伸びている。(という私もSNSに発信している張本人ではあるが、あまり影響力がないことが最近の調査でわかっているので大丈夫だ。)並んでいるお客さんはほとんど男性で、恰幅の良い人や土木作業員などいかにも大食いそうな人が多い。

この日は運よく20分程並んで入店。
友人と餃子と大盛り炒飯、レバニラ、焼肉定食を注文。
待っている間、目の前に置かれていた懐かしいおみくじマシンをやってみることに。マシンに100円入れてハンドルをグルグル。何度回しても何も出てこなかった。ただ100円だけ失うことになった。凶を引くよりも運が悪いことがあることを知った。
そんな楽しい時間を過ごしている時、厨房は常に戦争状態。大量の食材が放り込まれた重い中華鍋をお父さんが両手で一生懸命振い、次々と料理を仕上げていく。その間も常にニコニコ。お客さんとコミュニケーションを取ったり、自ら注文も取る。その職人魂とサービス精神は感動ものだ。誰にも話しかけられていない時も、常に「ハァイ、ハァイ」と言葉を発し続けるのは長年お店を続けてきた中で染み付いた癖なのだろう。鉄鍋と五徳がぶつかる音、お父さんの「ハァイ」、お客さんのスプーンとお皿の当たる音。すべてが合わさって光栄軒の美しきハーモニーを作り上げていた。

餃子はなかなか焦げが強め。隣の人の餃子は焦げていなかったので、おみくじ通り運が悪かっただけのようだ。お皿に書かれた掠れた光栄軒の文字にキュンキュン。手作りゆえに一つ一つ形が異なるのも愛おしい。しっかりとした食感の皮にたっぷり詰まった肉餡。お肉と野菜が半々くらいだろうか。意外とあっさりしていて食べやすい。焦げが良い感じに味付けになっていたのでタレなしで良い。

友人の前に現れた大盛り炒飯は砂場でバケツをひっくり返した砂山のようなボリューム。富士山のような末広がりの縁起の良い形に惚れぼれ。やはりこの量の炒飯を炒めるのは大変で場所により味ムラがあるが、全体的に薄味で最後まで飽きない味付け。焼豚もごろごろでおいしい。友人はこれをペロリと食べ終えて、特盛にしなかったことを後悔していた。すごい。
感動したのはレバニラ。ぷりぷりなレバーがどんどん出てくる。味付けも絶妙でご飯やビールが無限にいける美味しさ。新鮮なレバーを塊で仕入れて丁寧に下処理をされているからこそ。おすすめ。
大食いの友達に助けてもらいながらなんとか完食。お会計はたったの2000円ちょっと。これは商売というよりももはや社会奉仕活動。お父さんお母さんのサービス精神や絶え間ない努力は感動ものだ。地元から愛されるのもよくわかる。一時はお父さんが体調を崩されて休業されていたこともあるそう。こんなに毎日ハードに働いていたら当然だ。後継者問題が心配だが、光栄軒はいつまでも続いてほしい町中華の一つ。日本の文化遺産だ。

※先日友達に長すぎると言われたので、今日はいつもより長めに書きました😇

#荒川二丁目 #光栄軒 #ガクログ3.4 #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #荒川グルメ #荒川区 #中華サウンド
神戸の天竺園。ガクログ3.6。 神戸へ 神戸の天竺園。ガクログ3.6。

神戸への餃子出張最後の夜。朝から餃子を食べ過ぎて、胃袋の限界を突破して迎えた天竺園。胃袋がNoと叫んでも、私のハートはYesだ。並々ならぬ覚悟を持って天竺園へ向かった。入り口のドアに映る自分の顔は決して餃子を食べる顔ではなく、全身筋肉痛の中、ジムに向かう漢の顔。

店内には芸能人のサインが隙間なくびっしり貼られている。新しい著名人が来たら誰が押し出されるのだろうか。その選定基準が気になるので、これからも行くたびにチェックしていこうっと。私が行った時間にはお客さんはおらず、従業員の方々が見ているテレビの音がダラダラと流れる。家族経営ならではのゆるい雰囲気に癒されながら注文したお料理をゆっくりと待った。

湯気をゆらゆらしながら出てきた天竺名物の水餃子は色気むんむん。ヒダや透け感、餡のはみ出てる感じとか大人のエロスが全開になっている。口に入れるとつるんとモチっとした食感に歯が大喜び。喉越しも良く、ボブスレーのごとく胃袋まで一気に滑り込む。肉餡には豚肉とニラだけでなく、豆腐も使っているという。豆腐が入ってることで生まれる軽快さとさっぱり感が水餃子によくあう。しっかりとしたニラの香りも爽やかで気持ち良い。下味は薄めで素材の味がよくわかるあっさりとした餃子。
焼餃子は底面だけでなく側面も焼いた多面焼きで、香ばしさが良い。ただ下味薄めの肉餡は焼餃子には少し弱いかも。タレを付けていただくのがちょうどよかった。

天竺園はやはり水餃子が圧倒的に美味しいお店。全体的にあっさりと薄味が特徴の上海料理だけあって、中華特有の胃もたれや喉の渇きはあまり感じなかった。神戸に行ったら絶対行ってみてほしいお店の一つ。いつかこの壁に自分のサインを飾ってもらえる日を夢見て頑張ろう。欲をいえば綾瀬はるかさんの隣に飾ってくれると嬉しいです。念のためマジックを持ち歩こうっと。

#天竺園 #神戸 #ガクログ3.6 #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド #神戸グルメ
幡ヶ谷の名菜館。ガクログ3.4。 “癖 幡ヶ谷の名菜館。ガクログ3.4。

“癖の強い名物店主”に出会えることは個人経営の中華料理屋さんの面白さの一つである。
完全にマニュアル化されるチェーン店には存在することはないが、個人経営の中華ではガラパゴス化した独自の接客が存在する。
表参道の蓬莱や西荻窪の中華21、学芸大学の味味などが代表格だが、甲州街道沿いに店を構える名菜館も“癖の強い名物店主”に出会える貴重なお店である。

名菜館は手軽に本格中華が味わえるお店。定休日がなく、毎日ランチとディナーをやっている。お客さんは常にいるが混みすぎて入れないということがない適度な混み具合で、いつでも入れる安心感が気に入っている。ランチは常に10種類くらい用意しており、日本昔ばなしばりの大盛りご飯をデフォルトで出してくるサービス精神もある。(ご飯少なめと言っても聞き入れてもらえない。)
そしてここに来ると”何よりクセの強い名物店主”に会うことができるのが何よりの楽しみ。私にとってはミッキーの家でミートミッキーする女子高生と同じくらいテンションが上がる瞬間だ。
「イラッ↑シャイ↓マ↓セ~↑」と独特な発音でお出迎え。メニューを選んでる時は、「コレオイシッ、オイシッ」と半強制的にメニューを決めてくる。料理を持ってくる時は「スペ⤴︎ア⤴︎リブ⤵︎」「ホイッコッロー、ホイコッロー」と呪文みたいにテーブルにドンっとサーブ。津軽と沖縄の方言を足して生まれたような新しい発音は最初は聞き取るので精一杯だが、慣れてくると愛おしさが生まれてくるから不思議だ。そしてたまにお父さんが繰り出すボディタッチ。あのフェザータッチがあれば銀座の街でも一目置かれる存在になれるだろう。そんな強烈な個性を持ったお父さんがホールを制圧している。

餃子は夜だけのメニュー。皮も肉餡もふんわりしていて、メリハリがあまりない。味付けも弱めで物足りなさがある。しかし、餃子と一緒に出してくれるタレを付けることで一気に美味しく進化する。そのタレはリンゴ酢の爽やかな酸味と甘みとニンニクやスパイスが複雑に混ざり合った名菜館の特製のタレ。お父さん曰く、何が入ってるかは内緒で絶対にマネできない味だという。内緒と言いつつ、簡単にリンゴ酢のことをバラしてしまってるところから、あと数回聞いたら全部教えてくれそうな気配を感じたのはここだけの話。この餃子はクセになりそうだ。
餃子以外のオススメは黒酢酢豚と火鍋系、お父さん的にはチャーハンもオススメだそう。

ぜひ一度”癖の強い名物店主”に会いに行ってほしい。お店を出る頃にはみんなお父さんのファンになってること間違いなし。ついつい真似したくなるが、やりすぎると友達が減ってしまうので注意しよう。友達って大事。

Ps. 朝方に名菜館の前を通るとアスファルトにお野菜が転がっていることがあるのはご愛嬌。もともと地面に埋まってたものだから別に道路に転がってても気にしないよね。洗ってるだろうしね(きっと)

#名菜館 #幡ヶ谷 #ガクログ3.4 #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド #幡ヶ谷グルメ #渋谷グルメ #京王線
花小金井の錦乃。ガクログ3.2。 無性 花小金井の錦乃。ガクログ3.2。

無性にサウナに入りたくなった時、レンタカーを借りて花小金井のお風呂の王様に行くことがある。私にとってサ飯は中華一択なので、この錦乃は銭湯前後にたまーに利用するお店。

お昼にテレフォンショッピングが流れるのんびりとした雰囲気。フクロウやシーサーの置物がビニールをかけられてカウンターに並ぶ。この状態にしてまで飾る必要があるのかどうかは不明だが、私にはビニールの奥で苦しそうなシーサーの叫び声が聞こえた気がした。そしてティッシュ箱がカウンターに4つ並ぶ異常な光景に、男子中学生の部屋を思い出させる。
奥では80歳くらいの店主がきちんと調理帽とマスクをして鍋を振るっている。覗き込まないとわからないような場所でも衛生面に気を使ってくれているのは安心だ。

ラーメンには嬉しいことに、食べ合わせ度外視のお豆腐と日清ヨークのりんご乳酸菌も付いてくる。いたって普通の醤油ラーメン。固めのチャーシューが歯に挟まって最高。あとでこっそりホジホジした。

餃子はぼってりと太っている可愛いシルエット。ところどころ焦げが付いているのは鉄板に残った焦げカス。これはご愛嬌。お肉とお野菜は粗めで食感が残っていて良い感じ。味付けに関してはニンニクが強烈で全体的な味付けも強い。この日は少し肉餡が古かったような気も。ビールで一気に流し込む系の餃子。

とびきり美味しいっていうわけではないが、店内に色濃く出る店主の趣味嗜好を微笑ましく眺めながら瓶ビールに餃子を食べられれば私は幸せ。ごちそうさまでした。よし、サウナ行ってこよっと。

#錦乃 #花小金井 #ガクログ3.2 #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド
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