喜多見の狸小路ラーメン。ガクログ3.9。

オカンと車で狛江の狸小路ラーメンへ。友人の野崎くんに教えてもらったお店。
店内はL字型のカウンターのみで厨房をみんなで囲むスタイル。厨房の指揮をとるごお父さんはサービス精神旺盛でお客さんへの声がけがこまやかでユーモアがある。お父さんが話すとお客さん全員で笑う。店全体を巻き込むグルーヴ感を生み出していた。まさしく餃子DJ焼き太郎。店内全体を熱気の渦で包み込み、温度を高めて一気に焼き上げていた。みんな自然と気分ヤキヤキに。ちがうか。

美しい焼き目は手延ばしならでは。
この艶感。ヒダは深く8回折り込まれている。

餃子のどっしりとした佇まいに貫禄を感じる。丸々太った彼らたちは固定資産税が課されてもおかしくないほどの大きさ。それを完璧な焼き目に仕上げるご主人の技術は感動的。肉肉しくボリューミーでジューシーな肉餡。それを受け止める自家製の分厚い皮。此の肉餡にして此の皮あり。重量級同士の組み合わせはかつてのインテルで形成されたイブラヒモビッチとアドリアーノの最強2トップ時代を思い出させてくれた。皮が存在感を出しすぎてしまいがちなジャンボ餃子というジャンルでこんなにバランスのとれた美味しさのものはなかなか巡り会えない。かなり好き。途中まで何もつけずに途中からお酢ををつけるくらいがちょうど良い。

ちなみに隣では一口食べるごとにオカンが感想を述べていた。そして私にも感想を求めてくる。「美味しい」と答えているのに何度も何度も繰り返し「美味しいね?」とこちらを向いてくる。全然味に集中できない。「黙れ、おかんっ」もののけ姫ばりに叫びたい気持ちを抑えて、途中から無視してラーメンを食べた。

この焼豚がしびれるほど美味しかった!

味噌ラーメンは札幌の味がした。あのさむ~い北海道ですする熱々のラーメン。あれがたまんないよなぁと、行ったことの無い札幌に妄想で想いを馳せるのであった。本場の味はわからないけど、焼豚がほろほろで最高に美味しかった。次来るときは絶対焼豚の単品に瓶ビールを注文しようと決めた。焼豚が美味しいってことは炒飯も絶対美味しいんだよな。それも次回以降のお楽しみ。

ご主人、いや、ご主人改め餃子DJ焼き太郎!ごちそうさまでしたっ!ジャンボ餃子が食べたくなったら狛江に食べに行こう。

そして私のブログをこっそり監視してるオカンよ、またラーメン食べに行こう!


店舗基本情報
店名:狸小路 (たぬきこうじ)
電話番号:03-3489-7814
予約可否 :不可
住所: 東京都狛江市岩戸南1-3-6
アクセス:喜多見駅から531m ←車じゃないときつい!!
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1326/A132603/13007451/
営業時間
[月~土] 17:30~翌1:00 [日・祝] 17:30~翌1:00
定休日
水曜日 第1・3火曜日

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