三鷹の庄屋。ガクログ3.2。

三鷹の庄屋。ガクログ3.2。

三鷹駅から歩いて15分ほど。八幡神社のそばにある。
ここも中学時代に部活帰りに友人とよく食べに行った思い出のお店。
外の黄色い看板を見ると昔の思い出が一気に蘇ってきた。とても印象的な看板だ。
ここでよく友人と好きな子の話をしたのをよく覚えている。噂に聞いたが、その子は32歳現役でキャバ嬢らしい。少し複雑な気持ちではあるが、本音を言うと一度そのお店に行って色々話してみたい。なぜキャバクラで働いているのか、なぜお水の仕事をやめないのか、アフターは可能なのか。。。

お店の脇にはおかもちが。この時代にまだ出前続けている素敵なお店だ。カブかっこいいなー。
ショーウィンドウには食品サンプルではなく、本日の定食メニューとディズニーの置物が。
このミッキーとミニーちゃんすごい日焼けして、いい色になってる。色黒のミッキー初めて見た。10年後このミニーちゃんはきっとガングロになってるだろう。一方でドナルドは顔面蒼白。

店内に入ると8割ほど席が埋まっていた。こんなアクセスしにくい立地なのにこの人気はすごい。出前もガンガン注文が入っていた。ただこのお店の規模をホール1人で回すのは難しいようで、食べ終わった食器は至る所に残っている。
お母さんめちゃくちゃ忙しそう。それなのに注文を取る際などは相手のペースに合わせて丁寧に聞いてくれる。素敵なお母さんだ。

 

内装の雰囲気は抜群。
BGMはテレビのワイドショーと店内奥から聞こえてくる中華鍋と五徳がぶつかり合う音だけ。
私にとっては山奥で1人川のせせらぎを聴いているようなヒーリングミュージック。私の都会に疲れた心は満たされていくのであった。

この使い込まれた朱色のテーブルとカウンターがたまらない。私も新居を建てるときはこのテーブルを設置する予定だ。
町中華あるあるだが、カレンダーは無駄に3つ付いている。もらったものは必ず使う。そんな情の厚い町中華の気質を感じさせてくれる。

本棚にはゴルゴは完備されているが、定番の鬼平犯科帳、島耕作はない。その代わりにクレヨンしんちゃんとコナンがまばらに置いてある。コナンは上巻はなく、下巻だけ。あらすじはわからないけど、犯人とトリックがわかればいいだろってことだろう。

餃子と瓶ビールを注文。平日のお昼から飲めるなんて最高。
先にビールを出してくれたのでゆっくり飲みながら待つことができた。そんな気遣いにも感謝。

餃子は少しお皿からはみ出ている!はみ餃しちゃってるじゃないか。はみ出るのはチンだけじゃないんだ。
そして皮の焼き目はおせんべいのように焼き目が付いているが、それ以外は全体的に白っぽいのが特徴的。
焼き目はほのかに香ばしさがあり、モッチモチのヒダの部分とは違うカリカリとした食感を生み出していた。
肉餡は少なめでミンチされているので肉肉しさはないのだが、かなりジューシーで口の中にジュワッと広がる。

下味はかなり濃いめで特にニンニクが強い。全体的に少ししょっぱいなー。
ニンニクなのか化調なのかわからないが、この日1日は舌のピリピリと喉のイガイガが残った。
良くも悪くもビールがよく進む餃子だった。

今度はお店イチオシの油そばを食べようっと。
三鷹には町中華がたくさん残っているからまだまだ探索が必要だ。なんて幸せな悩みなんだーーー!
人生は素晴らしい。


店舗基本情報
店名:中華定食 庄屋
電話番号:0422-47-4322
予約可否 :不可
住所:東京都三鷹市上連雀6-3-22
アクセス:三鷹駅から1,235m
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132002/13049440/
営業時間
11:00~21:00
日曜営業
定休日
月曜日

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