中野坂上の宝来飯店。ガクログ3.3。

中野坂上の宝来飯店。ガクログ3.3。

この日は仕事を早く終わらせて尚チャンラーメンに自転車で向かっていた。
何を食べようかウキウキで自転車を漕いでいたのだが、まさかの休業日。無念。
臨時休業や不定期休みは町中華あるあるなので、こんなことは想定内だ。
予定を急遽変更して近くの宝来飯店に向かった。

宝来飯店は見た目から結構パンチが効いていて、お世辞にも綺麗とは言えない。
張り紙や暖簾、室外機のおかげで店内がよく見えない。なんとも興味深いお店だ。
扉を開けると先客が3名ほど。お店のお母さんが隣に座って一緒にテレビを見ている。
おー、なんかスナックみたいな空気感が流れている。結構お母さんのボディタッチは多めだ。

ワンコインミニセットの炒飯と餃子をチョイス。
ミニ炒飯と餃子3つでなんと500円という激安セット。
全体的にコストパフォーマンスがすごい。少し安すぎる気もする。
私は一緒に瓶ビールを注文したのだが、周りの常連さんはみんな缶のビールや発泡酒を持ち込みしていた。
持ち込みはオフィシャルで認められてるのかな、瓶ビールを頼んでいるのが少し馬鹿らしくなってしまう。
でもこれは常連さんだからこそ認められているローカルルールなのだろう。私も認められるまで通うしかない。


注文が入ってから餃子を包んでくれていた。これは嬉しいサービスだ。
焼き目は綺麗というわけではないが、最後に油を回してしっかり目に揚げるように焼いている。
少し皮の包みは甘いものの皮全体に肉汁が染み渡っていて、これはこれで美味しい。
肉餡には食感がほとんど残っていなかったが、生姜とニンニクの香りがしっかりと付いている。
もう少し豚肉のうまみや野菜の食感が出ている餃子の方が好きかな。

ここまで欠けているお皿で食べる機会はなかなかない!なんて貴重なんだ!
炒飯は魔法の粉が多量に使われているものの、この少ない量のために中華鍋を振ってくれたのは嬉しい。
チャーシューねぎナルトの具材が大きく切られているので彩りも綺麗で味がはっきりしており、美味しかった。

私が店を出る頃には缶チューハイを持った常連さんが続々と集まっていた。
宝来飯店は地元コミュニティーの集まりの場を提供している素敵な町中華だ。
いつか町中華合コンを企画してカップルが誕生させたいと思う。
その時は皆さんご参加宜しくお願いいたします。


店舗基本情報
店名:宝来飯店 (ホウライハンテン)
予約:03-3361-1693
予約可否 :予約不可
住所:東京都中野区中央2-58-20
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131903/13073753/
営業時間
[月~金] 11:30〜15:00
17:00〜20:30
定休日
日曜

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