蒲田の朋友。ガクログ3.3。

蒲田の朋友。ガクログ3.3。

盟友はチャペルのようなオシャレな建物で、丸い窓からは今にも牧師さんが顔を出しそう。屋根の形も可愛くて中東のモスクを彷彿させる。実際丸い窓には長年直射日光に晒されたガングロの食品サンプルが並び、2階は居住スペースのようだ。
それにしても中華にしては珍しい外観。看板の付き方が川崎の太陽軒に似ている。

店内に入ると先客はひとりだけ。カウンターでスポーツ新聞を読みながら瓶ビールを飲んでいる。
壁のタイルが可愛いなぁと思いながら店内をぐるっと眺めるとあることに気付く。狭い店内にも関わらず、カレンダーがなんと8つも貼り出されている。メニューよリも多く、どの角度でお店を眺めても視界にカレンダーが入ってくる。もはやアート。新潟の満州里が記録した7枚を抜いてカレンダー選手権1位となった。
月が変わるたびにお母さんが8枚のカレンダーを破いているのを想像するとほっこりする。今度手伝いにこようっと。

餃子と瓶ビール、五目炒飯を注文。
盟友は炒飯好きだったら絶対に知っているくらい有名なお店。
特に五目炒飯が人気で炒めの技術に定評がある。店内の奥ではお父さんが黙々と焼き台に向かって鍋を振り続けていた。私がオネエだったら間違いなく中華料理屋のおじさんを好きになってる。あの重たい中華鍋を毎日振り続けて太くなった腕、水作業でカサついた掌、潰れた指先。そこに男の哀愁を感じずにいられるだろうか。絶対に無理だ。すぐに抱かれてしまうだろう。

まずは五目炒飯が登場。評判通りボリュームがある。東京ドームを彷彿させる形状でFカップくらいありそうだ。ドームの上には大きめに切られたナルトとチャーシューが卵と一緒にドカンと載っている。しっかり塩気があり、オイリーさとパラパラ両方を兼ね備えた炒飯。特に卵が油を吸っていて炒飯全体にコクをもたらしており、非常に美味しかった。

青い皿の上に並んだ、いろんな餃子を見ていた。人それぞれ好みはあるけど、どれもみんな美味しそうだね。皿の上でしゃんと胸を張っていた。食べてみるとなんと皮が手作りでとっても美味しい。もちもちとしているが歯切れが良い、程よい分厚さ。焼き目のサクサク感もある!レベル高い!
ただ肉餡はミンチされたタイプであまり食感が残っておらず、少し酸味があって喉の奥に引っかかる。これくらいインパクトのある皮だったら肉餡ももっと強くて主張があっても良いかもしれない。
それでもこれも世界に一つだけの餃子。蒲田でNo.1にならなくてもいい。もともと特別なオンリー餃子だ。

お父さんとお母さんに挨拶して退店。盟友良いお店だったなー。ごちそうさま。
来月カレンダーめくりに行きますねっ!(2/1に行ったが、すぐにめくられていた。残念!)


店舗基本情報
店名:盟友
電話番号:03-3741-1852
予約可否 :不可
アクセス:
糀谷駅から405m

住所:東京都大田区西糀谷1-19-2
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1315/A131504/13062181/
営業時間
11:00~20:50
定休日:木曜日

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