大山の丸鶴。餃子なしのため、採点なし。
大山の丸鶴。ガクログなし。
マツコの知らない世界で紹介されてから大人気の板橋チャーハン。
今までパラパラこそ正義だったチャーハンの常識に一石を投じた瞬間だった。
板橋チャーハンはいわゆるしっとり系チャーハンで町中華の象徴だ。
そのしっとり系の最高峰が大山の丸鶴の炒飯だ。
ネットでで調べたところ餃子もありそうなので、餃子炒飯、通称餃チャーが楽しめそうだ。
お店はまあまあ車の通りの多い道路沿いに構えており、赤い看板がよく目立っている。
外観だけで町中華好きにはたまらない雰囲気だ!!
番号の振られた椅子がなにか不恰好で少し笑える。
並んでるおじさんが順番に横にスライドしていく姿をいつか定点カメラで撮りに行きたい。
そんな妄想をしながらお店の写真を撮ってウキウキで走って店に入ろうとしたら車に轢かれそうになった。
おー、あとちょっとでやばかった。ここで轢かれたらなんて無様だったのだろうか。。。
いや、でも町中華好きとしては最高の死に方の一つかもしれない!
店内は2部屋構造になっており、普通の町中華の店内の隣にカラオケボックスをくっ付けた感じ。
実際奥の部屋にはカラオケの機能もついており、宴会スペースとして使用しているようだ。
そして店内には城咲仁のポスターがいたるところに貼られている。
ここはそう、元歌舞伎町カリスマホストの城咲仁のご実家なのだ。
その隣の女子トイレの派手さがまた面白い。
餃子と炒飯、瓶ビールを注文したのだが、餃子がお休みということ。
餃子がお休みなんて残念すぎる!炒飯はもちろんだが、餃子も楽しみにしていたのに!
そもそも餃子がお休みってなんなんだろう。体調が悪いのかな。
餃子がインフルエンザになっちゃったのかな。入院?
早く元気になってね、餃子ちゃん!
餃子は頼めなかったのでその代わりにお店一押しのチャーシューを注文することに。
焼豚:1,000円
まず単品のチャーシューはその分厚さと柔らかさに驚く。なんか光ってるし!!
醤油ダレがよく染み込んでいるので、マヨネーズやからしによく合う。
何よりビールとの相性が非常に良いので料理が出て来るまでのアテとしてはこれ以上のチョイスはないだろう。
チャーシューがここまで美味しいってことは炒飯への期待が更に高まる。。
チャーハン:600円
ついに出会うことができた、丸鶴の炒飯。
ずっとずっと会いたかった。炒飯界の横綱。
やはりこの炒飯も光っているではないか。
私には見える。この炒飯からラードの微笑みが、胡椒の睨みが、醤油の涙が。
一口食べた瞬間に口の中全体をしっとりが支配する。
そのあとにラードとオイスターソースのコク。謎の旨味。胡椒のパンチが順番に味覚を支配する。
とてつもないうまさだ!!!レベルが違う!!
この謎の旨味は”ジャンユー”という門外不出の丸鶴オリジナル調味料だ。
門外不出と謳っている割には結構ネットや雑誌につくり方が書いてある。
主に牛すじや出汁昆布、煮干し、しいたけ、ニンニク生姜、カラメルなどを混ぜ合わせたもの。
この”ジャンユー”がこのとてつもなくうまい炒飯の秘密だ。やはり手間暇がかかっているのだ。
やはり丸鶴の炒飯はとてつもなくうまかった。半端なくうまかった。
間違いなくガクログの2018年炒飯オブザイヤーの受賞候補に入ることだろう。
食べ終わった後、ファミチキ食べた?って聞かれるくらい口の周りがテカるのでおしぼりでしっかり拭こう。
大山駅付近で口の周りがテカっている人はだいたいファミチキ食べたか、丸鶴で炒飯を食べた人だ。
それを舐めながら駅に帰るのも丸鶴の楽しみの一つになるのかもしれない。
餃子は食べれなかったが、大満足の大山遠征であった。
店舗基本情報
店名:丸鶴
予約:03-3955-2209
予約可否 :宴会スペースのみ可
住所:東京都板橋区大山西町2-2
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1322/A132203/13142320/
営業時間
[月・火・木]ランチのみ11:00~15:00
[水・金・土]ランチ11:00~15:00、ディナー17:00~22:00
定休日
日曜・祝日
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