代々木上原の白龍。ガクログ3.7。

代々木上原にザ・町中華を感じるお店がある。
中華料理と白抜きの文字で書かれた赤い看板、ビニールのファイルに入れられたメニュー、ちょっとベタつく床、やや高い位置に設置されたテレビ。
どれも哀愁漂う町中華の必須アイテムだ。たまに店内で花火をやってるんじゃないかくらい煙たい時があり、何か雲海のなかで中華を食べているような幻想的な空間が広がる。

私のオススメは餃子と瓶ビ、カニ炒飯、生姜焼き。

餃子(6個):450円

餃子はラーメン屋タイプのお肉と野菜が細かくミンチされた餡なのだが、肉汁があふれるジューシーさを持っている。ニンニクが強めに効いており、全身が少しづつ熱くなる感覚だ。それを一口で頬張ってハフハフしながらキリンラガーで一気に流し込む。あぁぁ、最高だ。日々の疲れがぶっ飛んで、雲海の中を浮遊する感覚。これでまた明日も頑張れる。そう背中を押してくれる餃子。