田町の梅林餃子。ガクログ3.4。

田町の梅林餃子。ガクログ3.4。


仕事終わりに友人のバイクの後ろに乗ってラーメンを食べに行く途中に見つけたお店。
白に赤文字の看板が良く目立っており、その店の風格に惹かれて予定を変更し梅林餃子に行くことにした。
店内に入るとおしゃべりなお母さんが迎え入れてくれる。
壁には名物の梅林餃子の紹介と油林鶏のメニューがしつこいほどに貼ってある。
すごい、どこの席に座っても油林鶏が目に入ってくる。
注文する際に餃子の他に青菜炒めを頼んだのだが、運悪く売り切れ。
そうするとすかさずお母さんが油林鶏オススメダヨ、ゼッタイタベタホウガイイヨと猛プッシュ。
押しに非常に弱い私たちがこの猛プッシュに抗えるはずもなく、店の思惑通り油林鶏を頼む羽目になった。

まずは油林鶏。
餃子を食べにきたのにだいぶヘビーなものを先に食べることになった。
見た目はいたって普通。あまり期待していなかったのでそう見えたのかもしれない。
やはりいつも通りきくらげ玉子を注文するべきだったと軽く後悔しかけていたのだが、
食べてみるとびっっっくりするほど旨い。さくさくの衣にジューシーな鶏肉、程よい酸味のタレが抜群に合うではないか!
正直今まで食べた油林鶏の中で一番おいしい!
お店の猛プッシュを無視して頼まなかったらこの味には出会えなかった。
私たちはもっと正直に素直に生きるべきだ。


続いては梅林餃子。
珍しい角皿に独特の細長いシルエットの餃子が5つ。(少し焼きムラが気になる。。)
注文ごとに手作りの皮で丁寧に包み焼き上げてくれるので、皮のモチモチとカラッとした焼き目が旨い。
餡は大目のキャベツに白菜、長ネギ、生姜とひき肉だ。
下味がしっかりとついているので調味料は不要だろう。
でもお母さんが作ってくれるごま油や自家製ラー油、醤油、お酢を混ぜたタレも非常に美味しいので使って見て欲しい。
個人的にはもう少し餃子自体に特徴があっても良いかなと思った。

油林鶏の一件で素直に生きるということを誓った私達は餃子を食べ終わってから自分達の心に聞いた。
”おまえは今何を食べたいんだ。まだお腹が空いてるんだろう?”
私の心は答えた。 ”もっと油林鶏が食べたい。”
そのときには私は店員さんを呼び、追加注文をしていた。自分の心に正直になった結果だった。

やはりおかわりの油林鶏はおいしかったものの、2皿目は私達の胃袋を飽きと油で支配した。
なんとか食べきったものの、お腹は限界まで追い詰められた。
その後バイクに揺られ、気持ち悪くなりながら家路に着いたことは言うまでもないだろう。
素直に生きることは大切だが、素直に生きることと欲望を開放することは別物であると身を持って感じた一日なのであった。
あーめん!

私の中で梅林餃子は餃子よりも油林鶏のお店とインプットされた。


店舗基本情報
店名:梅林餃子 田町店 (バイリンギョウザ)
電話番号:03-5443-4847
予約可否 :可
住所:東京都港区芝浦3-15-5
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1314/A131402/13045252/
営業時間
11:00~14:30、17:30~23:00
日曜営業
定休日
なし

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