南阿佐ヶ谷のなかよし。ガクログ3.6。

なかよしは南阿佐ヶ谷駅から徒歩7分、JR阿佐ヶ谷駅から１５分ほど歩いた青梅街道沿いに店を構えている。
阿佐ヶ谷だと結構歩くことになるが、商店街などを通ってくれば、楽しくてあっという間に到着する。
ただ最近の阿佐ヶ谷パールセンター商店街は個人商店が減っていて、どうでもいいチェーン店が乱立しているのが残念なところ。大好きな商店街なのでどうにかこれからも個性豊かな個人商店の集まりであって欲しい。

なかよしは土曜の夜ということもあって満席。家族連れが多いのもなかよしの特徴。
土曜日のディナータイムには予約が必要そうだ。
店内は厨房の煙が蔓延しており、少しモヤッと煙たい。
店内にびっしり貼られた芸能人のサイン色紙が茶色く変色しているところにお店の歴史を感じることができる。
“なかよし”の名前の由来は”みんななかよく餃子を食べれるように”ということらしい。
店員さん同士もお揃いのTシャツを着て仲良さそうにしていることからもその心意気が伝わってくる。

メニューを開くまもなく着席と同時に、「餃子何人分にしますかー？」と聞かれる。
私は事前に知っていたのですぐに対応できたが、初めての人は事前に何人分頼むか決めておいた方が良い。
1人前小ぶりなものが10個入りで男性であれば2.5人前、女性でも1.5人前は食べることができるイメージ。
私は2名で来店していたので、とりあえず3人前を注文。足りない分は追加注文することに。
ちなみに最初の注文で1人前というのは可能ではあるが、その後の追加注文ができなくなってしまうのでとりあえず2人前くらい頼んでおいた方が良いだろう。
個人的には鉄鍋にビシッと収まった餃子が一番美しく見える3人前がおすすめ。目の前に大量の餃子が出て来る興奮はたまらない。

餃子3人前1,620円。

うおーーーー、美しい。
黄金色に輝く小ぶりの餃子が鉄鍋に一切の隙間もなく、びっしりと詰まっている。こんな帽子があったら絶対買う！この帽子被って原宿とかに行きたい！！
耳を近づけると余熱で餃子が焼かれているパチパチという息吹を感じることができる。
お箸を入れると案外簡単に一つずつ摘み上げることができるのは最初に油を回し入れているからだろうか。
ごま油を使ってしっかりと焼かれた皮はカリッカリで餡はふわふわ。カリふわな食感。
肉餡は細かくミンチされているので野菜やお肉の食感は残っていないが、かすかにきくらげの食感を感じることができる。
ニンニクが結構強めに効いているのでビールのアテとしては最高だ。これぞ博多餃子、最高にうまい！！
お酢入りの餃子のタレに柚子胡椒をつけて食べると更にうまくなる。やっぱり博多餃子には柚子胡椒が抜群に合う！！
赤星を飲みながら食べまくっていると途中から餃子の食感と味付けが”セミの抜け殻”のように感じ始める。
こんな幻想が見えてきたらとうとう”餃子のトランス状態”に到達だ！幸せの絶頂！

餃子以外には炭火焼鳥、明太子、エイヒレを注文。
写真は撮っていないが、明太子が異様に高かった。
明太子たったの３切れで648円。。。味が特別美味しいという訳ではなく、普通の明太子だった。
また炭火焼鳥もエイヒレも味は普通かなー。炭火焼鳥648円は高い気がする。

他のサイドメニューも食べたことがあるのだが、正直餃子以外のサイドメニューはいまいちなので、
サイドメニューというよりは、餃子をメインにして食べて飲みたい時にはおすすめのお店。
美味しい餃子を”なかよし”な仲間と赤星の瓶ビールでも飲みながら食べるのは最高に楽しくないはずがない。
望みとしては安兵衛みたいに”なかよし”でも水餃子も食べてみたいところ！

店舗基本情報
店名：博多鉄なべ餃子なかよし
電話番号：03-3318-2316
予約可否 ：予約可
住所：東京都杉並区梅里2-40-16 ビラージュ白井ビル
URL：https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131905/13000676/
営業時間
17:30～24:00（LO23:30）
日曜営業
定休日
木曜・祝日

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