【京都遠征編】京都の亮昌。ガクログ3.7。
夜20時頃にお店に着くと、8名ほど入店を待つお客さんがバラバラと並んでいた。半分以上が外国人だ。
お店は店内席と半屋外席があり、2つの屋外テーブルは空いているのだが、食べ終わった食器がいつまでも放置されていた。
20分くらい待ったところで私も含めて先頭のお客さんから一気に名前を呼ばれて入店すると店内はガラガラだった。
一体何待ちだったんだろうか。焦らされて私の餃子への想い溢れかえっていた。
案内されたカウンター席からは焼き場が覗き込むことができる。
私が行った時間は若い男女2人のバイトさんが厨房とホールを回していた。この大きさのお店を2人で回すのは確かに大変だ。
「何にしはりますか?」と京都弁で接客してくれる。たまらねぇ。
私は方言の中では京都が一番好き。三重、石川も好きだが、京都が最強に可愛い。
餃子と生ビールを注文した。
このお店を教えていただいた方に豚ナンコツスープもオススメされていたが、痛恨の失念。
カウンターの端には豚の置物が置かれ、ポケっとこちらを見ている。
お前この後焼かれて食われんだぞ。覚悟しとけよこの野郎。
自分の餃子が目の前で焼かれていく。
タイマーを使いつつ、店員さんが完成間際に何度も焼き目を確認してくれていたので、完璧な焼き目の餃子が登場。
角皿に載せられているところから和風の餃子を意識していることがわかる。
ヒダはほとんど織り込まれていないが、控えめに付いている羽根が美しい。
食べてみるとぐにゃっと皮が潰れて肉餡に到達する。この食感とても好き。
肉餡は京都らしい鰹出汁の風味がする。隠し味の味噌も良いコクを出している。
地産地消を心がけており、キャベツ、ネギ、豚肉などの素材は京都産を使用しているというのだが、本当に素材の味一つ一つが美味しい。
特にネギの香りが他の餃子にはない美味しさを生み出している。
京料理に通ずる上品な和風餃子だ。京都の懐石料理の一品として出てきても違和感はないくらい。
うまいと言うよりも美味しい餃子だ。
写真を一生懸命撮っていたら、隣のアメリカ人が「なんで餃子の写真を撮っているのですか」と尋ねてきた。
私は答えた。「Because Gyoza is smiling at me.(餃子が私に微笑みかけているからだよ。)」
そのアメリカ人は明らかに引いていた。そして二度と私と目を合わせることはなかったのであった。
餃子好きの日本人をナメんなよ!アーメン!
店舗基本情報
店名:ぎょうざ処 高辻 亮昌 本店
電話番号:075-201-6175
予約可否 :予約不可
アクセス:
市営四条地下鉄6番出口 徒歩8分
四条駅(京都市営)から479m
住所:京都府京都市下京区堀之内町263 1F
URL:https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26017170/
営業時間
11:30~14:00(L.O)
17:00~22:00(L.O)
定休日
無休
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