今夜も餃子とブギーバック

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2019.02.26 tokyomadness

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プロフィール


オガサワラガク (餃子超人)

  • 餃子が大好きです。
  • 週8で餃子を食べてます。
  • 餃子専用ビール”Gyoza Pilsner”作りました。
  • 呼んでくれたらどこでも餃子を焼きに行きます。
  • 餃子イベントの依頼やメディア出演に関するお仕事はお気軽にお問い合わせください。

プロフィール詳細はこちら。

instagram

kebab

餃子超人 オガサワラガク
2023年最後のイベントのお知らせです🥟
"A Mad Sake Party" vol.1
餃子超人とキッチンかねじょうが鎌倉にやってくる!!の巻

2023.12.10(日) 15:00〜21:00
📍タベルナッチャ(鎌倉駅徒歩7分)

今年もいろいろなところで餃子焼かせていただきました。どのイベントも最高に楽しい記憶ばかりです。みなさまには感謝しかありません。

そんな最高な2023年最後のイベントは鎌倉です!
なぜ鎌倉なのかというのは今回お誘いいただいた @gentlefolk_wine のかいちゃんの文章(下記に熱い文章があります)を読んでいただければとよくわかると思います。

いつも美味しいワインを出してくれる @gentlefolk_wine いつだって最高なお料理を食べさせてくれる @kitchen_kanezyo 。自分がつまみ食いしないか今から心配です。換気係と皿洗いにはマイメンの2人 @ishiiesui 、 @hgk___________ そして今回の素敵すぎるビジュアルは @samo.illustration さん。
なんて最高なメンバーなのでしょうか!

ということで、気合い入れて餃子たくさん持っていきます!
その日近くのEYEONでもイベントがあるので、ハシゴして1日鎌倉でエンジョイするのもありですよ!
みんなぜひふらっと遊びに来てください。
今からわたしも楽しみすぎる〜〜〜

— 以下はgentle folkのかいちゃんより—
こんにちは。
鎌倉のナチュラルワインショップ gentle folkです。

イベントのお知らせです🍷🎉

"A Mad Sake Party" vol.1
餃子超人とキッチンかねじょうが鎌倉にやってくる!!の巻

2023.12.10(日) 15:00〜21:00
📍タベルナッチャ(鎌倉駅徒歩7分)

今回のイベントは"餃子超人"ことオガサワラガクさん @kebab の絶品餃子を鎌倉の人達にも食べてもらいたい!!というgentle folk店主の願望から企画を練り始めたものです。

ガクさんはメディアにも頻繁に出ているのでご存じの方も多いのではないでしょうか🥟🥟🥟

彼の餃子の美味しさは言わずもがな😋 

焼き餃子も水餃子も最高!!

でも、gentle folk的には、ガクさんの人柄に惚れたことが今回お誘いした一番の理由です。餃子について語っている時のガクさんの瞳は少年のようにキラキラしているのです!! 優しいガクさんにみんな会いにきてください!!
ガクさんらぶです。

そしてもう一組。

幡ヶ谷の人気店"キッチンかねじょう" @kitchen_kanezyo 上松ご夫妻も来鎌決定です🎉🍷 

上松さんにはルーロー飯+軽いおつまみを用意してもらいます!!ワインだけでなく焼酎のお店としても有名なキッチンかねじょう。美味しい焼酎ドリンクも今回ご用意します。 
上松ご夫妻らぶです。

gentle folk店主はこの2組のゲストにはプライベートでも大変お世話になっており、憧れの方達なのです!!豪華すぎて鼻血モンです😭
(企画者のgentle folkはお料理に合いそうなワインをお出しする予定です🍷)

餃子もルーロー飯も皆さんに楽しんで頂きたいので、
一皿¥500〜¥600で出そうと考えてます👀(お祭り価格!! 採算度外視🤣)!! みんなお腹空かせてくるべし!

鎌倉の方も都内の方も初めましての方も、沢山の方に遊びにきてほしいイベントです。 

皆さまのお越しを心よりお待ちしております🥟🍷🍚!!

↓special thanks...

@samo.illustration 

今回のイラストは、おじさんを描かせたら日本一!? 

イラストレーターの"さもさん"にお願いしました。 

鎌倉の大人気カフェのディモンシュさんのイラストや雑誌への"おじさん"投稿など、ご活躍されているイラストレーターさんです。今ではサシで飲みに行ったりお家にお邪魔させてもらったりする仲ですが(自慢かよ)、もともとは彼女のイラストのファンで、いつかイベント時にイラストを描いてもらうのが夢でした。色々と準備が遅れてしまって宣伝の仕方に悩んでいたのですが、時間に制限がある中で、急遽彼女に助けてもらうことになりました🙇‍♂️ さもちゃん謝謝!!
(らぶです)

@ishiiesui 

"シティボーイの申し子"(なにそれ)、いしーちゃんにも換気を手伝ってもらいます(んっ?)。彼自身が企画するイベントはいつも大盛況!!私自身も彼からは日々色々なアドバイスやサポートを受けており、何より彼もgentle folk(優しい人)なのです。いしーちゃんらぶですよ。

"A Mad Sake Party"とは…

gentle folk店主である"かいちゃん"こと大津海太が企画する"おいしい時間"を共有するプロジェクト。
優しくて信頼できる食のプロ・仲間たちの力を借りdeliciousな時間(おいしい最高!)をみんなで楽しむことを目的としている。シリーズ化されるとかしないとか…!?
雑色の中華料理タイガー。 中華料理 雑色の中華料理タイガー。

中華料理屋で動物の名前が使われることは多々ある。果たしてそれで良いだろうか。たとえば渋谷にある「パンダレストラン」。でもパンダはなんか力強さがないし、地べたでゴロゴロしているので不潔そうで中華料理にはあっていない。銀座の「麒麟」。キリンの黄色のホルスタインっぽい柄はあんまりおいしいイメージができないし、首の部分のお肉が固そうでいまいち想像できない。銀座の「龍鳳」。龍は鱗が多くて可食部が少なそうなのでおなかいっぱいになる気がしないので、腹一杯食べさせる中華とは逆のイメージを与えてしまいそう。そう考えるとタイガーが中華の力強さもあるし、猫科だから綺麗で高貴。可食部も多くて、まさしく中華料理屋の名前には一番あっている気がする。確かに日本を見るとタイガー系の名前の入った中華料理屋が多くあるのも頷ける。今日ご紹介するのは昭和43年創業の雑色にある中華料理タイガー。

もう外観がいいのよ。アストンヴィラのユニフォームを思い出させるようなえんじに水色の配色の煉瓦を白く抜き金色のタイガーの文字。テントと看板には電話番号が書かれ、出前をしていた歴史を感じさせる。そして2階には居住スペースが…ここ住みたい!朝はタイガーの仕込みの中華サウンドとスメルでおはようして、昼はタイガー、夜もタイガー。女子がおうちに遊びにきたらガオーなんて言いながらじゃれあっちゃって、タイガーはタイガーでもタイガーウッズの方でした〜なんて。想像したらタイガー最高じゃないか。
映えない品種のチョイスだが、植栽も元気だ。

店内に入るとまずは壁一面の美しい字で書かれたメニューに驚く。これだけのメニューを提供するために朝8時から仕込み始めて帰るのは23時過ぎだそうだ。食べたいものが多すぎる。やっぱり餃子と炒飯は鉄板で食べたいし、店名のついたタイガー麺、タイガー丼は押さえておきたいところ。そしてやはり町中華のオムライスやカレーは見逃せない。そして好物である焼肉定食もある…。流石に全部は頼むことはできないが、この日は5人で来ていたので、メンタリストばりに全員の注文を誘導し、気になるメニューを全部頼むことができた。オムライスを頼んだ人だけ少し不満そうだったが、最終的にまとめこんだ。ちょろいもんだ。

餃子はタイガーという店名から激しめで濃いめの餃子かと思いきや、ニンニクと生姜のバランスの取れた優しめの餃子で海鮮の旨味が出ている。優しいお味のふわふわの餡に酢醤油をつけていただく。整う。ああ、車じゃなかったらビールが飲みたかった。なんだか焼き目がホルスタインのように見えてきたのは店名のことを考えすぎたせいかもしれない。
焼肉定食はたっぷりの豚肉が甘辛いタレにどっぷり浸かっている。これ好きなタイプのやつ♡キャベツにもタレが染み込んでヘニョヘニョになるのも良い。ああ、ビールが飲みたい。
炒飯はお米一粒一粒にラードがまわり、しっかり濃いめの味付けがうまい!オムライスは一般人の年間のケチャップの消費量を軽く上回るくらいにケチャップの量が規格外に多い!カレーは柔らかいと表現で良いだろうか、甘くて優しいどこか懐かしい。そしてタイガー麺は素朴ながら野菜たっぷりで良い!

そんなこんなで食べたいものを全部食べられたタイガー。ここはランチでサクッとも良いのだが、やはりお酒とともに楽しみたいもんだ。せっかくならカウンターに座ってお父さんとお母さんの会話を交わさずとも抜群の連携を見ながら待つのが良いだろう。なんていい店なんだ。大好きなお店の一つ。ごちそうさまでした。

#タイガー #雑色 #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド #東京グルメ #大田区グルメ #大田区ランチ #大田区餃子  #カレー #ラーメン #オムライス
浜松の鍋貼強子きよ。 円盤で焼かれ 浜松の鍋貼強子きよ。

円盤で焼かれた餃子の上にもやし。餃子リテラシーをある程度持っている人はそれが浜松餃子の特徴だと知っている。もし餃子好きを名乗り、そのことを知らない人は、吉祥寺出身なのに大好きな彼女と井の頭公園のボートに乗ってしまうのと同じレベルなので、もう一度出直してくる必要がある。

今回紹介するのは、その浜松餃子のアイデンティティーを作ったと呼ばれている元祖。鍋貼強子きよだ。元祖でありながら自らの餃子を浜松餃子と名乗ることはない。そのスタンスがなんともかっこいい。そして餃子は変わらぬ味を守るのではなく、自らの餃子をよりおいしく進化させるために世界中のおいしいものを食べ歩き、日々実験をしているという。
少し話はずれるが、この前ラーメン界では「日々の進化なくして、変わらない味は守れない」という老舗ラーメン屋さん店主が述べた言葉があることを聞いた。日清のカップラーメン、吉野家の牛丼、亀田の柿の種などみんなが小さい時からずっと食べているものは、「さらにおいしくなりました!」なんて書かれてちょくちょく進化している。人間は不思議なもので成長して味覚が変わったり、自分の味覚の経験値が上がると、小さい時に食べた美味しかった思い出フィルターも相まって、久々に食べるものを少し味気なく感じたり、味が落ちたなと感じる。常に時代に合わせて進化させていかないと、変わらぬ味は守れない。さっき上げたロングセラー商品が創業当時の味を変えることなく、そのまま守っていたら…もしかしたら廃盤になって今はもう食べられない懐かしい食べ物になってるかもしれない。そう考えるときよの店主の餃子への探究心があってこそ、創業60年を超えても愛されるお店が作られているのであろう。

メニューは餃子とホルモン、チャーシューのみ。カウンター目の前のショーケースには見るだけでも鮮度の高いとわかるホルモンが並ぶ。結構他の餃子屋さんにもホルモンがあるのだが、ホルモンも浜松の名物なのである。当たり前のように餃子と一緒にホルモンを頼むのだが、餃子屋さんの脇役のような立ち位置ではなく、ホルモンも主役級の美味しさである。ジャッキーチェンとサモハンキンポー…いや、ジャッキーとクリスタッカーの関係のように、きよではホルモンが餃子に並びダブル主役を張っている。

そして餃子。ビジュアルは円板にもやしが盛られた浜松餃子スタイル。一切の焦げが付いていないところに店主の丁寧な仕事を感じる。これおそらく店主は&Premiumか松浦弥太郎の本読んでる。薄めの皮はさっくりと崩れ、ふんわりと包まれた肉餡が口の中に広がる。まずはニンニクの香りがガツン。そしてニンニクに支配されることなく、お肉と野菜の旨みがギュッと追いかけてくる。香りから旨味へスムーズにシフト。このニンニク特有の香りやえぐみが強くなく、餃子に絶妙な味と香りを加えているニンニクは福地ホワイト六片を使用しているという。業務用や中国産とは全く別物だ。味わい、風味のバランス感がどれも計算し尽くされているような餃子。

浜松の餃子旅の中でも印象に残る餃子の一つであった。浜松餃子の元祖でありながら、進化を続ける餃子。これから究極に辿り着くまでのきよの餃子の変遷を見届けていこうと思う。

#鍋貼強子きよ #きよ #きよ餃子 #浜松餃子 #新浜松餃子 #餃子きよ #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド
森下の中華や。 今は「中華や」とい 森下の中華や。

今は「中華や」という店名だが、もともとは「北京」という店名だったそう。店名を変えるなんてなかなか勇気が必要だっただろうと想像。私は「kebab」というユーザー名でInstagramを始めてしまったせいで、毎晩トルコ人に本場のケバブをタグ付けされる運命を歩んでいる。当時なぜgyozaのユーザー名を取らずにkebabを取ったのか。タイムスリップしたら自分を中華おたまでぶん殴りたい。

話を戻そう。
遠くから黄色い中華やの看板が見えてきたところから、一気に気持ちが高ぶる。大声を出して飛び跳ねながら走りだしたい。私は何となく将来自分が中華料理屋に向かって走り出した瞬間に車に轢かれる日がくるだろうなと想像している。いかにもそんなハプニングが起こりそうな交差点の角に中華やはあるので注意して向かってほしい。ショーケース内はガタガタにずれている。植栽もあまり元気がない。あ、きっとこれはお店は閑古鳥が鳴いてるパターンだろうと腹を括り、ドアをガラガラ開ける。驚いたことに店内は満席大繁盛。忙し過ぎて外観の手入れなんてやる時間がないのかとも思ったが、扇風機にBMWのロゴが貼られていたり、紹興酒のポスターに誰かの顔が合成されていたり、細かなおふざけをする時間はあるようなので、もうシンプルに外観に興味がないだけだと悟った。私はこういうお店とても好き。

お店にいた半数くらいの方が頼んでいた五目炒飯と餃子、瓶ビールを注文。(実はここ来る前に蕎麦屋でせいろを食べたが蕎麦ごときでは私の胃袋はノーダメージ。) 
五目炒飯はネギとうずらの卵、焼豚、グリーンピース、そしてカニさんで五目を構成。カニが入るのが珍しい。問題は私が苦手な緑のあいつが許容量を大幅にオーバーする12粒ものっていたこと。それをこっそりと端っこに寄せて炒飯をいただく。うむ、噂に違わずうまい。こういう醤油ベースで焼豚ゴロゴロタイプのチャーハンが好き。MY FIRST 町中華の一橋学園の大黒楼を思い出させてくれる。
餃子は機械包みの見た目によらない味濃いめ、油多めのパワフルタイプ。ニンニクも効いている。肉体労働者向けの餃子。これはお酢で対応。
うーん、お腹空いてガツンと食べたい時に最高なお店。昼から餃ビーし、少しふわふわした状態で遅かれながら現美でデイビッド・ホックニー展へ。すごい良かった。その日からホックニーのことをホックニーさん、ホックニー氏、ホックニー様を通り越し、ホックニー卿と呼ぶようになった。ってこれ何の話。ごちそうさまでした。

#中華や #森下 #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド #森下グルメ #墨田区グルメ
栢山の餃子屋。 天史朗鮨を目がけて 栢山の餃子屋。

天史朗鮨を目がけて朝から小田原へ。地魚のお寿司はもちろんのこと、イカの塩辛の細巻きなど巻物がとてもうまい。ビールとお茶を飲み干しごちそうさま。ただ困ったことにお寿司の一人前食べたところで私の胃袋は満足などしない。私の脳はもうやめようよと言ってるが、満腹至上主義の胃袋が許してくれることなく、私の足は電車へと向かっていた。そう、私は胃袋に全指示系統を掌握されているようだ。

約30分ほどかけて気になっていた餃子屋栢山店へ。わかりづらいが餃子屋というのが店名。お店をオープンする際に色々店名を考えた末に餃子屋に行き着いたのであろう。あああ、もう全然決まんないからシンプルに餃子屋で良くね?的な感じなのか。いや、そんな適当なではないだろう。この餃子屋にはさまざまな思いが詰まってるはずだ。

お店には常時普通の餃子以外に人気のスタミナ、たんたん、アサリ、いか、カレーなど11種類の餃子が用意されている。まずはベーシックな焼餃子と1番人気というスタミナを注文。注文してから包むスタイルに最大限の敬意。手延べとわかる焼き目のきめ細やかさ。一つ一つにパンパンに肉餡が詰まる。食べる前からもう尊い。
皮は焼き目ともっっちもちのひだ部分の食感のコントラストが楽しい。そして肉餡は野菜多めでとろ〜んと口のなかでとろける。味付けも強すぎず素材の味も伝わってくる。スタミナ餃子は銀杏も入っているのが驚きポイント。ニンニクガッチガチに効いているのでビール飲見に行くなら良いかもな。

素晴らしい餃子なのは間違い無いのだが、私のお箸は途中で止まった。なんせ餃子がでかい。しかも一人前7個という大サービスにさっきまでイキってた胃袋さんも今やフォアグラにでもされるのかってくらいパンパンになっていて限界との声が。さっきまでお腹空いてるからもっと食べたいって言ってたじゃないか。「胃袋と女心と秋の空」なんてキザなことを考えたところで、目の前の餃子がなくなるわけではない。脳は残すのは絶対にダメと言う。胃袋はもう無理と言う。板挟みにあった私は脳に許可をもらい、結局限界まで餃子を食べて残った分はお持ち帰りさせてもらうことに。

脳と胃袋に振り回されるカラダももちろん限界。
最後は脳、胃袋、カラダが全員一致でお風呂に行きたいということで小田原の万葉の湯にルンルンに向かうのであった。脳と胃袋とカラダに振り回される休日を過ごした餃子超人なのであった。

#餃子屋栢山店 #餃子屋 #小田原グルメ #栢山グルメ #小田原餃子 #神奈川餃子 #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド
浜松のむつ菊。 浜松には「むつ菊」 浜松のむつ菊。

浜松には「むつ菊」と「むつぎく」がある。昭和37年に創業した「元祖むつぎく」から長男の「むつ菊」、次男の「むつぎく」に暖簾分けしていったとのこと。餃子の王将と大阪王将のように、はたまた野村沙知代と浅香光代のように、揉めたりはしていなそうだ。(R35ネタ)  むつぎくは駅前で大きく店を営業しているのに対して、むつ菊は少し辺鄙な場所でお母さんとお父さん2人でひっそりと営業している。

むつ菊さんはランチ営業のみの予約必須のお店なのだが、浜松遠征が決まった時点で予約は埋まっていた。浜松で一番行きたいお店だったこともあり、今年の阪神のように諦めの悪い私たちはダメもとでオープン1時間半から並ぶことに。ユニクロで培った最大級のスマイルと礼儀正しさで仕込み前のお父さんとお母さんにご挨拶。予約していない旨を伝えると、お父さんのちょっと待ってろ的な返事にむつ菊マジックが点灯。その後隣の別室待機室を経由して入店を許可される。おそらく次の予約時間の関係から営業30分前に私たちを入れてくれるという神対応だったようだ。

奥の小上がりは畳にピンクのテーブルというなんとも風情のある空間。餃子とホルモンしかない浜松ストロングスタイルのメニューも切絵のように作られていてかっけぇ。品のあるお母さんがビールのことを「おビール」と呼ぶのも素敵。もうむつ菊に入れたことがうれしすぎて全てが最高に感じるモード。なんから体が固くて正座もあぐらもできずにおねえさん座りしてる自分のアンヨもかわいくて感動。

餃子は真ん中にもやしが盛られる浜松クラシックスタイル。なんでこんなに綺麗に焼けるのかと思えば、なるほど蒸し焼きする時に木蓋を落として水分を調整している。天ぷらのようなさっくり軽い皮にかなり細かめの肉餡が巻かれている。しっかり肉の旨みが残っていることに驚く。味付けもシンプルで最低限。だけど物足りなさはない。そして驚いたのは餃子のタレ。みたらし団子のように甘じょっぱい。この甘さが餃子につけると旨みとコクとなり、餃子がより一層おいしくなる。こういうタレもありなんだなと感動。

50個近く頼んだ餃子もあっという間に完食。追加をしたい気持ちをグッと抑えて退店。滞在時間は35分というスピード飲食だったが、感動的な餃子体験であった。次回はカウンターで食べるぞっ。

#むつ菊 #浜松グルメ #浜松餃子  #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド #静岡グルメ #静岡餃子
上諏訪・ぎょうざの焼吉 この日は山 上諏訪・ぎょうざの焼吉

この日は山梨・長野付近の美術館に日帰り旅行。餃子野郎な私はどこに行っても餃子を欲する迷惑者で、みんなが長野で蕎麦や山梨でほうとうを食べたがっていることはおかまいなしに現地の餃子に向かう。それにより友達が減っている可能性もあるわけだが、その分私の餃子のリテラシーが上がるので別に良い。餃子>友達。そんな悲しき人生。

この日はいつか誰かに「とにかく火がすごいから」と教えてもらった上諏訪の焼吉さんへ。
決してアクセスが良いとは言えない場所に飾り気のない建物がぽつり。何も考えていなかったら通り過ぎてしまうような外観。
基本的には店内待ちはなく、記帳をしたら車の中で待つシステム。一回転ずつまあまあ長いので時間に余裕がある時に行くのが良いかもしれない。
厨房は真ん中に焼き台が3台並ぶ変わった作り。お父さんはタオルを頭に巻き、蟹漁師が身にまとうような防水性の強いエプロンをつけている。

「とにかく火がすごいから」とはどういうことなんだろうとソワソワしていると、お父さんが「そろそろやるので、撮影する人は準備してね」と声がけが。そしてお父さんの「行きまーす」と言うアムロレイ風の合図と同時に火柱が頭よりも高く伸びる。その姿はまさしく煉獄杏寿郎の参ノ型・気炎万象。すごい、こんな派手な焼き方してるの初めて見た。なんならお父さんお腹あたり少し燃えていた気がする。でも目の前に登る火柱に全く動じないお父さんは実は餃子屋さんをやる前は元消防士だと言う。(火柱のそばによく燃えそうな段ボールが山積みなのは消防士だからこその余裕だ。)

あんな火柱見せられたら餃子は丸焦げなんだろうと思いきや、とてつもなく美しい焼き目。少しツヤツヤしているのはフランベのおかげだろうか。これが今までにないさっくりとした食感で驚き。しっとりとした肉餡にザックザクの野菜。しっかり下味がついているのだが、味が複雑で何が入っているのかわからない。それもそのはず58種類の材料が使われているという。海原雄山なら「これを作ったのは誰だ!」と厨房に乗り込む展開。ただ不思議で複雑なその餃子はとてもおいしく、癖になりそうであった。
チーズ餃子も頼んだが、チーズが肉餡の中に入ってるわけではなく、焼き目に皮がガチガチについているなかなかヘビーな食べ物であった。子どもが喜びそう。チャーハンはシンプルながらとてもおいしかったのでおすすめ。

そろそろ食べ終わりの時、お父さんが客席の方に来てくれて色々お話ししていただいた。おしゃべりなチャーミングお父さんは消防士時代の話からお店の創業、今までどんな取材でどんな芸能人が来たのかをスクラップブックを見せながら教えてくれた。そこからお父さんのお母さんの話や餃子の話など永遠と続く。なかなか帰れない系中華で言うと、学芸大学の味味、西荻窪の中華21が強いのだが、焼吉も負けていない。ただ餃子に使う調味料に関して聞いても58種類あるのに一つも教えてくれることはなかった。これはおしゃべりなのに素性に関しては一切出さないキャバ嬢と同じテクニックだ。最後は外で記念撮影。おいしく楽しい素敵な時間でした。ごちそうさまです。

#焼吉 #上諏訪 #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド #長野グルメ #諏訪グルメ #長野餃子 #諏訪餃子 #ぎょうざの焼吉
八丁堀の山福。 ソニマニ参戦前に八 八丁堀の山福。

ソニマニ参戦前に八丁堀の山福へ。ソニマニは夜10時から朝5時くらいまで続く音楽イベントで、正直フードはあまり期待してなかったので事前に腹を満たそうと乗り換えの八丁堀で降りて街を彷徨った。
山福を通りがかったとき、店内には人はいたが、特大の店名のネオン看板が消えていたのでまもなく閉店かなと営業時間を調べてみると、全然余裕で営業中であった。ネオンは一時的に切れていたのかと思いきや半年以上付いていない様子。メインのネオン看板を消すという余裕ぶっこき節電営業スタイル。私もこんな逞しく生きていきたい。そう思えた。
店内のメニューを眺めながら何がこのお店の正解かしばらく考える。まず餃子は確定。そして調理している姿と鍋の音からして炒飯はまず美味しいことは確信。木須肉的なメニューもあり、炒め物全般レベルが高そうなので野菜炒めも間違いなさそう。ただそんな中で見つけてしまった「パイコー」の文字。私がパイコーが好きというのはあるが、パイコー単品メニューがあったり、ラーメンとのセット、パイコー飯など幅広いパイコーが絡むメニューがあることからこのお店の推しがパイコーと判断。その中でもこの後の長いイベントを乗り越えるために炭水化物の多量摂取が必要ということでパイコー飯を注文。

まずお皿と餃子のバランスが良い。鉄板が綺麗に保たれているのがよくわかる焦げカスひとつ付いていない素晴らしい焼き目。鉄板にはそれはそれは綺麗な女神様がいて、綺麗にしてたらおいしい餃子が焼けるんやで。皮はむっちり歯応えがある。餡はニンニクが香り、中華スープを凝縮したような下味がしっかりと付いている。油と味付け的にあんまり量は食べられない感じが、これぞ町中華の餃子といった感じで良い。餃子をお酢にざぶざぶっとつけてビールで一気に流し込むのが最高。
そしてパイコー飯のチョイスは間違っていなかった。あんかけもくどくなく、ちょうど良い味付け。パイコーザクザクとした食感。カレーのスパイスと甘味が脳内に響く。パイコーでご飯が足りなくなりながら完食。少し足りない名残惜しいくらいがちょうど良いのだ。

お店を出てガンダ(ガンダッシュ)で電車へ。あいにく電車が遅延しており、遅れて会場へ。しっかりperfumeに遅れ、聴けたのは最後のチョコレートディスコ。山福の代償はとてつもなくデカかった。パイコーよりもずっとデカかった。無情にも山福で見れなかったネオンが perfumeの舞台で煌々と輝いていた。でも山福に行ったことは後悔はしてない!嘘ではない!最高の甘い笑顔で嘘ついた僕はいつでもシークレットだ。

#山福 #山福ラーメン #八丁堀 #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド #八丁堀グルメ #八丁堀餃子 #perfume
曙橋の敦煌。

友人が3年前に予約してくれた枠にお誘いいただき、念願の敦煌へ。最近は新規の予約自体受け付けていないそうなので、飛び込みでも入れる常連さんと一緒に行かせてもらうか、数年前に予約している方に便乗するしか方法がない、ハードルの高いお店。もう行けないんだろうなと諦めていたので、誘われたときは飛び跳ねちゃうほどうれしかった。この高揚感はパチンコの海物語で1と9のダブルリーチ→魚群→珊瑚礁持ち上げサムくらい。それか花の慶次の柄杓リーチといったところだろか。とにかく気持ちが高まったということ。

敦煌は一度気付かず通り過ぎてしまったほどに外観に飾り気がなく、ただ緑色の看板に敦煌の文字がぼんやりと浮かぶ。もうそんな渋い外観からただならぬオーラを放つ。
店内は意外にも明るく手間にカウンター、奥に円卓があり、最近は円卓のみでの営業だという。この日は8人で囲める円卓を貸切ってワインを1人1本持って集合。(もちろん持ち込み料あり) お料理はコースのみで飲み物の注文を合図にスタート。お父さんとお母さんのツーオペで、厨房は覗くことができない。その分、調理の音や漂う香りから次の料理を想像して待つ時間は中華好きにとっては至極の時間と言えるだろう。

コース内容を明かしてしまうと、つぶ貝とセロリ、そら豆、雲白肉、イワシのトースト、海老味噌ブロッコリー、水餃子、牛すじとタケノコ、ビーフン。デザートという流れ。そしてデザートに関しては7種類準備してくれていて、1人1品選ばせてくれるというサービス精神。丁寧で手がかけられたお料理をたった二人でこれだけ用意するだけでも大変なのに、7種類のデザートを選ばせてくれるサービス精神に感動。
全ておいしかったが、印象に残ったのは雲白肉。大皿で出てきた雲白肉の迫力、彩り、香りのファーストインプレッションから、口の中で混ざり合うふわふわなお肉とお野菜の食感に絡みつく甘辛く濃厚なタレがたまらなくおいしくて幸せで、今思い出しても思わず唾を飲んでしまう。

そしてやはり私にとって敦煌の水餃子は感動的であった。
無造作に盛り付けられた水餃子はぷっくり膨らんだ腹やヒダ、指の接着部などがランダムに光と影を生み出し、白いお皿の上で立ち込める湯気を纏い美しく輝く。大きさはキャンディーのような小ぶりなサイズで今まで食べたことのないつるんとした舌触りながらびろーんと伸びる皮はいつまでも口の中で泳がせていたい優しさの結晶。肉餡は挽肉に白菜とネギのみのシンプルながら生姜と白胡椒の香りが口の中に広がる。特別なお野菜や調味料を使っているわけではないのに、なんでこんなにおいしくなるのだろうと一つ一つ噛み締めながら食べた。気が付いた時には一人5個という最初に言われた数量配分を無視してひたすら食べ続けていた。でもこれが原因で嫌われてもいい。友達がいなくなってもいい。だって自分に正直になった結果なのだから。友達がいなくなっても良いと思わせてくれるそんな水餃子。美味しくて涙が出そうになったのは久しぶり。

全て料理において塩味(えんみ)の丸みが特徴的で丁寧、繊細、愛を料理を通して体全体で感じる体験であった。3年後まで予約がびっしりなのもよくわかる。プレッシャーに耐え、身を削りながら最高のお料理を作るお二人に最大の感謝と尊敬。
また行けたらいいな。誰か誘ってくれないかな。私はいつでもネクストバッターズサークルでブンブン素振りをしながら敦煌のお誘いを待ってます。

#敦煌 #曙橋 #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド #東京グルメ #新宿グルメ #予約困難店
初台の山田屋。

「Y2MC」 こんな言葉があるのを知っているだろうか。(Y)山田屋は(2)2つあるので(M)待ち合わせ(C)注意。

この言葉の通り、初台付近には2つの山田屋があり、以前友達と山田屋で待ち合わせた結果、お互い違う山田屋にいて一生会えない待ち合わせをしたことがある。今回紹介するのはラーメン山田屋ではなく、普通の山田屋のほう。どちらもラーメン出しているのでややこしいが山田屋の方はランチ営業のみである。

山田屋はランチ時になると店の外まで鳴り響く中華サウンドに人が群がり、外に待ちができる人気ぶり。最近の町中華ブームもあり代々木上原の白龍なんて長い行列ができることがあるが、山田屋の行列はそういうブームとか関係のない近くの会社で働くサラリーマンやOLさんが多い。そのため店内で写真を撮ったりおしゃべりしたりする人は少なく、栄養補給のために来ているので回転が早い。

マンションのロビーを彷彿させる茶色いタイルに、日焼けしたピンクのカウンターとテーブル。カラフルな短冊に手書きのメニューが躍る。そう、ここは町中華の理想郷。お水をたくさん摂取するおデブには助かるセルフサービスの給水機があるのも嬉しい。メニューの下には料理の写真が貼ってあるものと貼ってないものがあるのだが、ラーメン系や餃子などなんとなくイメージつくものに写真がついていて、炒麺ライスや中か丼などビジュアルが気になるものは写真は貼っていないというのがかわいいポイント。
厨房ではガシャガシャと五徳と鉄鍋、おたまがぶつかり合う威勢の良い音が聞こえてきて、ねじり鉢巻に割烹着を裸に着用し、やけに左腕だけ太いポパイのようなお父さんが腕を振るっているのだろうと思いきや、焼き場に立つのはどちらかというとオリーブ似のお母さん。錦糸町菜来軒パターンだ。

おすすめは焼肉ライス。どっさりと乗っかった厚切り豚ロースにこれでもかと絡まり溜まるタレ。分厚い豚ロースなのにびっくりする柔らかさ。駒場東大前の菱田屋の生姜焼きを思い出させる。濃いめのタレは生姜とニンニクが効いていて、ラガーマンだったらライス炊飯器3台分くらいは食べられそうな米ドロボーな一皿だ。

餃子はこれぞ町中華の餃子ど真ん中。皮は中厚だがしっかりとした弾力。キャベツがメインの肉餡でほのかな甘みとニンニクの香り。酢胡椒を軽くつける程度がちょうど良い。

お昼に日差しが入ると赤テーブルが綺麗に照らされる。富士山と朝日。海と夕陽。赤テーブルと昼光。そんな新しい鉄板の組み合わせが誕生した。好きすぎて毎日でも行きたいのだが、飽きるのが怖くて週に一度行くお店。

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平塚の老郷本店。 まず初めに、同じ 平塚の老郷本店。

まず初めに、同じ平塚にある漢字の老郷とカタカナのラオシャンは全くの別物。高知とcoachくらい違う。
外観はどちらも迫力があって良い。
もぐらがびっくりするほどに店内は明るい。もし大事なデートで川崎市夢見ヶ崎動物公園で猿山を眺めて、LA CITTADELLAで買い物して、かわさき宙と緑の科学館でプラネタリウム見て…というロマンチックコースの流れをブッツリと分断する明るさなのでデートにはやや不向き。
中華料理店で珍しい厨房が丸見えの構造は、清潔ゆえに可能で、自信の表れ。このライブ感で味覚だけでなく視覚でも楽しませてくれる。

餃子は最初からお皿に酢醤油が入れられた状態でサーブ。やや手が震えていたので、酢醤油が境界線からオフサイドし、餃子の陣地に浸食し、暴走モード突入。
薄焼きの餃子はぷりんと丸い。やや分厚めの餃子はひだの部分まで綺麗に蒸し上がっており、焼き目のギシッした歯応えとヒダのむちんとした食感のコントラストが素晴らしい。肉餡はネロリと柔らかく、玉ねぎの優しい甘みが特徴。ああ、これが店の名物どあるタンメンの最良のパートナーだと納得。
そして手作りラー油がコク深くとても美味なので途中から使うとよいかもしれない。

親子で店を切り盛りしていて、厨房内ではみんな大忙し。かっこいいな。こんなえなりくんみたいな人生も幸せだろうな。
この日は3軒はしごしたのでお腹ぱんぱん。でも次のお店に行きたい。もっといっぱい餃子たべたい。でもお腹いっぱい!どうにかしてくれと願ったところで、そんなこと言ったってしょうがないじゃないか!と天の声が聞こえてきたところで平塚の旅は終わるのであった。

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高円寺の赤天

カウンター5席のみで常連さんの多いお店なので紹介するか悩んだが、記録として残したくなった。わざわざ行くというより、いつか高円寺に予定があったらそっと覗いてみてほしい。そしてチャンスがあれば…。

高円寺の商店街をテクテク歩いていると突然現れる黄色いテント。小さいけれどクラッシックな外観にオーラが漂う。
店内はキツキツのカウンター5席のみの極小店で、海外の高級ホテルのエレベーターほどのサイズ感。セブのジプシーという乗合バスのように常に隣の人のどこかが体に当たってる状態になる。
メニューは餃子と瓶ビールのみという潔さ。これこそが真の餃子専門店。私はこれだけあれば十分。赤星を飲みながらお父さんの餃子を包む、焼くの動作を眺める。この極小店舗ならではライブ感を体全体で感じる。私にとってはLIQUIDROOMのハコでビヨンセがライブやる感じ。
赤天の餃子は2人前から。ひとつひとつが大きくないので私は行くといつも4人前は食べる。皮は薄めで野菜と肉半々くらいの肉餡。肉餡が詰まってるわけではないが、噛み締めるたびにお肉の旨みを感じる。これを味噌ダレで食べるのだが、これがもう最高。味噌→酢→醤油→辣油の順番で味を調整しながらタレを作る。この自家製の味噌と辣油がたまらなくうまい。餃子のひだ部分でこの味噌ダレをたっぷりすくって食べる。ビールを飲む。餃子を食べる。ビールを飲む…寝ては起きてを繰り返す休日のおじさんのよう。そして驚くのはそのおいしさだけでなく、餃子一人前220円という衝撃価格。もはや慈善事業?皮も手作り。どんな世界なんだ。

お父さんや常連さんも優しくて面白い。ついついゆっくりしてしまうが、長居してはだめだ。譲り合いの精神でサクッと飲み食いして帰る。餃子は儲けがほぼないので、アルコール飲まない人はテイクアウトの方が良いかもしれない。大好きなお店の一つなので、特大の思いやりを持って見守ってほしい。
メディア系の依頼や餃子についての質問はタブーなので注意。お父さんの終電早めなので早めの訪問が良いだろう。味だけではない雰囲気も一緒においしいお店。

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京都の大鵬。 京都に出張が決まった 京都の大鵬。

京都に出張が決まった。その瞬間に、仕事のことではなく頭の中に京都で行きたいお店がポコポコと湧き出てきた。その中でも最初の気泡となって湧き上がってきたのが大鵬だ。私にとっての出張は餃子遠征の良い口実になっている。
1974年創業の大鵬は四川料理をベースにした町の中華料理屋さん。二代目の渡辺幸樹さんがナチュラルワインと発酵食品の要素を加え、今や京都の人はもちろん、遠方からも大鵬の中華を求めて食べに来るほどの人気店だ。

念入りな事前調査をし、毎日ランチには行列ができるという情報があったので、開店45分前にお店に到着。さすがにまだ誰も並んでいない。一番手で5分くらい並んだが、誰も私の後ろに並ぶ様子がない。さすがに早すぎたかなとお店のすぐ目の前の公園のベンチに座って少し待つことにした。4月の晴れの京都は暖かく最高に気持ちが良い。寝不足続きだったこともあり、ラジオを聴きながらウトウト。次に気がついたときには私はなぜかベンチで仰向けで寝ており、お店の前には長蛇の列ができていた。オーマイグッドネス。ぼくが一番最初に来たんだからねぇ〜と叫びたい気持ちを抑え、紳士な私は何事もなかったかのように最終尾に並ぶのであった。もちろん二巡目の入店。

店内には至る所に食材へのこだわりが書かれたPOPが貼られ、ナチュラルワインのボトルが並ぶ。そこに2代目のステートメントが見える。
私はお店の名物であるミニてりどん、牛肉麻婆豆腐、餃子、ビールを注文。
餃子は小ぶりで、一つ一つが全然違う形をしていて幼稚園児を眺めているような可愛らしさがある。1人目の園児を箸でつまみ、一口でパクリ。野菜多めでなめらかな口当たり。かなりさっぱりとした味わいでビールと一緒に何個でも食べられそうだ。このまま全ての園児を食べ尽くしてしまいそうだが、良いことを思いつき、3個残して箸を置いた。
次はてりどん。これはビジュアル通りで説明するまでもなくうまい。甘辛いタレがご飯を無限に食べさせる。紅生姜大好き。
そして楽しみにしていた牛肉麻婆豆腐。これが個人的に大ヒット。麻婆の辛味とともに感じる牛肉の甘い脂と強い旨み。牛の大群が口の中を駆け巡る。そして訪れる痺れ。最高だ。
そして先ほどあえて残しておいた餃子たちで麻婆のタレをワイプ。麻婆餃子の完成だ。餃子の皮が麺のような役割を果たし、新しい食感を生み出す。ただあまり餃子と麻婆の味の融合は生まれなかったが、これはこれで良し。

新鮮な食材と丁寧なお料理にお腹と心が満たされた。いつかあれも食べたいな、これも食べたいな、夜の部でワインも飲みたいな、「田舎の大鵬」にも行ってみたいな。そんな余韻をたっぷり残してくれる大鵬。本当素晴らしいお店だった。次は居眠りしないようにしようっと。ごちそうさまでした。

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武蔵小杉の萬福飯店。

3日後に結婚式を控えた友人と萬福飯店へ。式前に塩味と多量の油を摂取して大丈夫なのか心配だったが、本人が決めたお店なので問題ないのであろう。萬福飯店は創業50年を超える老舗で、町中華に分類されるにも関わらず、四川料理を食べられる珍しいお店。決して大陸系というわけではなく、日本人の舌に合わせた四川料理を食べさせてくれる。

このお店に来たらまずはごまだれ四川水餃子を頼むのが良い。水餃子自体が美味しいことはもちろんだが、余ったゴマダレを色々なメニューの味変として使えるのだ。お母さんから野菜炒めや油淋鶏、名物の萬福焼きそばなど、ほとんどすべてのメニューがサーブされるたびにゴマダレをかけることをすすめられる。確かにどの料理にもそのコク深く甘辛いゴマだれがよく合った。

餃子は端からグラデーションのような焼き目。野菜とお肉はかなり細かくカットされており、ふんわりとした食感。味付けも薄めにされており、良い意味で特徴がない餃子なので、酢コショウでアクセントつけるのがちょうど良い。
おかわりで出てきた餃子はほとんど焼き目の付いてなかった。もはや生餃子。もちろん中には火は通っていたので問題ないが、生ドーナツ、生キャラメル、生ラムネなどの生ブームにしっかり乗っかる新感覚餃子であった。ブームに乗っかれど、少し食感の部分で物足りなさはあった。けど大丈夫。なぜなら私たちにはゴマだれがある。ゴマだれをつけたら焼き目なんて気になることはなく、美味しく生餃子を楽しむことができた。すごいぞゴマだれ。
最後はみんなで紹興酒も飲んで腹パン大満足で退店。

萬福飯店の3日後、友人は若干顔をむくませながら教会で結婚した。餃子が出なかったのは不満だったが、式も披露宴も素敵で感動した。
そんな二人にメッセージを送りたい。個性的でパンチのある肉餡のような新郎と、どこまでも優しく包容力のある皮のような新婦。餃子のようにいつまでも熱々なお二人でありますように。病めるときも、健やかなるときも、富めるときも、貧しきときも、困難を迎えた時は萬福飯店のゴマダレがあればきっと大丈夫。私はそんなゴマダレのような存在になりたい。結婚おめでとうございます。

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平塚の川純餃子専門店。 平塚駅から 平塚の川純餃子専門店。

平塚駅からバスで20分という難易度の高い川純餃子専門店。「悪立地の老舗にはずれなし。」という自分の経験論を信じて向かった。
シャッターや真っ暗な窓などぱっと見は閉店してそうな見た目だが、これでも営業中。今はいかにもAmazonで買ったであろう新品の餃子の暖簾がかかっているが、以前はボロボロに破れた暖簾をかけており、今よりもさらに雰囲気のあるお店だった。

恐る恐る引き戸をガラガラと開けると、店主は私を一瞥もしないまま作業を続けていた。もしかしたら自分が透明人間になっちゃったかなと、一回自分の存在を確認。しっかり腕も足もあるし、透けてもいない。自信を持って店内がよく見えそうなテーブルへ座った。注文を聞かれることはなかったので大きな声で餃子とビールを注文。返事はなかったが、数分後に瓶ビールとグラスがバンっとテーブルに置かれ、ルンバのようにくるっと向きを変えて戻って行った。なかなかのストロング接客だが、これがデフォルトなので心配は不要だ。

餃子が来るまで店内をきょろきょろ。気になったのは店内に張り出されたお持ち帰りの張り紙。おみやげの"や"の部分が訂正されている。値段変更のための訂正ならわかるが、おみやげの"や"を訂正している…?なぜだ。小学生の時に船越先生から「わからないことをそのままにしてはいけない」と習っていたので、勇気を出して聞いてみようと思ったが、店主の険しい顔を見るとその心はすぐに消えた。
そしてテーブルのすぐ横には真っ茶色に変色した昭和57年のサインが飾られている。果たして誰のサインだろうか。気になったのだが、またしても店主の顔を見て疑問は疑問のまま心にしまうのであった。船越先生、教えを守れずごめんなさい。

「作り手の心は餃子に反映する。」なかなかのハードボイルド接客だったので、これは丸焦げ、あるいはニンニクばちばちの餃子が出てくるだろうなと思っていた。しかし出てきたのは美しく黄金色に輝くぷっくぷくの餃子。手延ばしならではの焼き目の香ばしさともっちりとした食感。肉餡はふわふわで野菜の甘みがじんわり広がる。この皮と肉餡が混ざり合うマジックアワーのような儚くとろける瞬間。うまい。食べ切れるか不安だった10個もの餃子はあっという間に胃袋という海に沈んでいった。

ご馳走様と声をかけ、お会計をいただく。その瞬間から腰が低く丁寧な接客に切り替わった。突然の優しさに驚くが、今こそチャンスだと壁に飾られたサインが誰からのものなのか聞いてみることに。気になる答えは「わからないんです(てへぺろ)」とのこと。船越先生、世の中には誰にもわからないことがあるみたいです。また一つ勉強させていただきました。色々上級者向けのお店だったけど、本当においしい餃子が食べられる素晴らしいお店でした。

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錦糸町の菜来軒。 この日の目的は一 錦糸町の菜来軒。

この日の目的は一つ。菜来軒の餃子を食べること。前晩の寝る直前に思いついて、ずっとワクワクしていた。菜来軒というと名物である五目炒飯が話題にあがりがちであるが、実は餃子も忘れてはならない。
錦糸町から15分、両国から14分、本所吾妻橋から13分。どこからも絶望的な遠さ。普通の人なら諦めてしまうところであるが、私の分析だと悪立地の老舗は信頼ができる。駅前だったらおいしくなくても客は来る。だが、悪立地だとそうはならない。みんな遠くまで足を運ぶほどの価値があるということだ。ということで、ウキウキるんるんの中華スキップでお店へ向かった。

店内はカウンターと小上がりが少し。無駄に天井が高くお料理の写真からテレビ出た時の記念写真などが飾られる。日焼けたカウンターに黄色いメニューが絵になる。厨房では80近いお母さんがガンガン焼き場を回す珍しいお店。鉄鍋と五徳がぶつかるリズミカルな4拍子を刻む美しい中華サウンドが鳴り響くのだが、注目すべき点はお母さんの上腕二頭筋から前腕にかけての信じられない太さだ。女性版ブレイキングダウンに出たら無双するであろう男顔負けのウーマンポパイの腕をぜひ見てみてほしい。

お母さんが手包みした餃子は鉄鍋で焼かれる。カリッとした食感こそないが、皮の水分量はバッチリでムニっとした食感が良い。そこから漏れ出すのはネットリとした甘みのある肉餡。生姜とニンニクも程よく香る。口の中でミルキーのように肉餡がとろける。クタクタ限界まで疲れたときにばっちりキマる餃子。お酢が合う。

五目炒飯は私が紹介するまでもなくうまい。鍋から放り上げられた飯が炎に直に炙られる本物の炒飯。鍋の中でいじいじかき回した炒飯とは次元が違う。(美味しんぼ第十五話「直火の魔力」) 豪快に盛り付けられた卵とエビとチャーシューのビジュも良い。

昼から餃子にビール、チャーハンをキメる満足感は莫大に広がる中国大陸の如し。どんなにつらい事があってもこれがあれば頑張れる。ながーい帰り道も菜来軒のおいしい思い出を振り返っていたらあっという間。行きよりも軽快な中華スキップで帰るのであった。町中華の魅力が詰まったお店。

※中華スキップとは中華を食べるウキウキ感からついついスキップしてしまう事。

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丸の内の泰興楼。

1949年創業の老舗でジャンボ餃子が名物。ジャンボ餃子というジャンルは都内でもたくさんあるが、その中でも泰興楼は天龍、昇龍と並ぶ人気を誇る。ジャンボ尾崎、チョコモナカジャンボ、年末ジャンボも同じジャンルと考えると、チョコモナカジャンボには劣るかもだが、この日は東京駅に用事があったので、どこでも食べられるチョコモナカジャンボは諦めて数年ぶりに泰興楼に行くことにした。ちなみに今までずっとチョコジャンボモナカと呼んでたが、正しくはチョコモナカジャンボだったのはここだけの話。
店内はウッドにレンガにカントリーとインダストリアルが混ざり合う謎の内装にBGMはレゲエ。実家の統一感のない家具を見ているようで少し恥ずかしくなった。店員さんは夜のピークタイムに向けた体力温存なのか、中国の方で声を一切発さずにメニューを聞くエコモードスタイル。陽気なレゲエとのギャップに萌える。

餃子はジャンボだけあってとても大きい。そのサイズなんと12cm!(チョコモナカジャンボは13.5cm)なんともボリューミー。
9つのひだが織り込まれた皮はカリッと焼かれ、さくさくとうまい。ただ肉餡はジューシーなのだが、肉はパサパサ。舌にねっとりと油が残る。うまく油が融合していない感じ。(ジャンボ餃子あるある。)うーん。4つだけで油がきつくなってしまった。前の方が美味しかった気がする。

隣でデートに来てたカップルがラーメンと餃子を一人ずつ頼んでしまっていて、男性が顔を真っ赤にさせながら女の子の残した餃子を食べていた。ここではサイドメニューのノリで餃子を頼むと命取り。メンズよ、残り物を食べてあげるのはポイント高いからがんばれよ!もうすでに顔に出ちゃってるけど、全然平気な感じを装うんだぞ。なんならデザート頼んで驚かすくらい食べてみ。そんなたくましくわんぱくな一面を見せてやったら今日のデートは絶対成功するはずだ。ってこれなんの話。

泰興楼オリジナル調味料のC八醤(シーパージャン)はおいしかった。強すぎるから餃子には付けなかったが、炒飯の味変とかきゅうりにつけて食べたいな。口すっきりさせたいからチョコモナカジャンボ食べて帰ろうっと。

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福島の満腹。

「延ばし3年、包みが5年、団子一生、焼き一生。」
創業者であるかつゑさんが残した皮の哲学だ。

満腹は昭和28年に屋台からスタートした元祖福島円盤餃子のお店である。旧満州で残った水餃子を焼いて食べるところからヒントを得て日本にその味を持って帰ってきたそう。今では福島名物になってる円盤餃子の始まりでもある。今やもう3代目。福島餃子の歴史そのものだ。

満腹は駅から少し歩いたところに突然現れる。店構えから名店のオーラがぷんぷん。店内はメニューや注意書きから有名人のサイン、新聞の切り抜きまで隙間なく壁に貼っており、情報量多め。伝えたいことが多いのだろう。言いたいことが言えないこんな世の中じゃ珍しい。その中でもライスがないということがこのお店の特徴であり、餃子専門店としてのメッセージであろう。ポイズン。

円盤状に焼かれた餃子は薄焼きで、少し焼きムラがあり、食べる場所によって食感の変化が楽しめそう。ラインの未読メッセージを放置できないくらいA型人間の私は、餃子の真ん中の隙間が気になるところ。お箸で取って食べてみるとサックリとしたした食感の皮は甘みがしっかりと残っている。肉餡は野菜が多めで、素材の味をしっかり残した素朴な味わい。皮のおいしさを邪魔することのない肉餡の優しさ。なんて素晴らしいコンビなのだ。この皮と肉餡の関係性は我こそはと全員が目立ちたがるアイドルグループとは違い、お互いの存在を尊重し合い、相乗効果を生み出すCHEMiSTRYのような関係だ。最初は何も付けず、途中からタレやラー油を調合しながら食べていく。タンデムという焼き目を両面になるように餃子を二つ重ねて食べる技を駆使することでサクサクを2倍味わえるのでおすすめだ。油っぽいわけではなく野菜中心で非常に軽いので、途中で油っぽくてギブということはなく、しっかりと満腹になるまで食べることができる。これが満腹が満腹たる所以かもしれない。

皮においしさが詰まった満腹の餃子。先代の餃子は食べたことはないけれど先代の皮へのこだわりが今も継承されていることは、一度食べれば舌を通してしっかりと感じ取ることができた。味を守り抜くことは容易なことではないが、これからもいつまでも満腹の餃子が食べられるといいな。そしてそれを満腹ならできるだろうという何の根拠もない確信を持たせてくれるのであった。

福島旅1日目。
ああ、良い旅になりそうだなと予感させてくれるような餃子。福島旅の最初の餃子が満腹で良かった。

#満腹 #福島 #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド #福島餃子 #円盤餃子 #福島円盤餃子
経堂の万来。 あけましておめでとう 経堂の万来。

あけましておめでとうございます。今年も餃活頑張っていきましょう!それではどうぞ!

ラブストーリーのように突然に住宅街に現れる赤いテント。ファサードの1/3は食品サンプルのショーケースではなく、自動販売機を設置してしまっているところに何か間違っているような気もするが、商売っ気を感じる。ただ暖簾のストライプや黄色のアクセントカラーがとても素敵。雨が降ってる日なんかこのテントの下で雨宿りなんてしちゃって、自販機で温かいコーンスープなんて買っちゃって、濡れたカバンを拭きながらどうしよっかな〜なんて思っちゃったりしてたら、気になるあの人が炒飯と餃子を食べ終えて店を出てきちゃったりして、お前こんなところで何してんだよ、風邪ひくぞってぶっきらぼうに傘渡して彼は雨の中走って帰っていちゃったりして…なんてエモい店なんだよ。kebabさんもそんな青春の日があったな〜なんて思いながらドアを開けたら店内にはおじさんがパンパンに詰まっていてびっくりしちゃったりなんてした。

おじさんの多さは置いておいて、店内は見上げるほど高い天井にカラフルなタイル。店内までおしゃれ。日焼けしてピンクになったカウンターも良い味を出してる。綺麗に並べられた調味料セットに感心。厨房で遠藤航のようにおじさんたちの怒涛の注文を受け止めるお父さんとお母さんは家庭科の調理実習よろしく、赤いバンダナを頭に巻いていた。

餃子は油多めのよく焼き。焦げから鉄鍋が綺麗に掃除されているのがよくわかる。ざっくりとした薄皮で中身は野菜中心。ニンニクばちばちでおじさんたちのパワーチャージ飯といった感じ。酢コショウをたっぷりつけて食べるのがちょうど良い。

炒飯は魔法の粉がたっぷりかかったマジカル炒飯。たまごとチャーシューの素朴な具材がタイプではある。

餃子と炒飯共に家庭科の調理実習で作る優しい家庭料理とはかけ離れている食べ物であったが、おじさんの課外授業にはぴったり。この日は一日中自分のマスクの中に漂うニンニク臭と戦いながら過ごすのであった。この日の夜の歯磨きで感じた気持ちよさ、爽快感は生涯忘れることはないでしょう。

#万来 #経堂 #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド #経堂グルメ #小田急グルメ #ランチ #ラーメン #中華 #中華料理
中野の五香菜館 なんだこの入りづら 中野の五香菜館

なんだこの入りづらさは。自転車と自転車の間をすり抜けて入るタイプ。店内は外から覗くことができない。もはや営業しているかどうかさえも怪しい。ただそれらの不安は店外まで聞こえる軽快な中華サウンドが落ち着かせてくれる。

ほんの少しの不安と大きな期待を両手にガラガラと扉を開く。赤をアクセントにした店内はごちゃごちゃしているようでそうではなく、必要なものだけがコンパクトな店内に敷き詰められている。片付けコンサルタントのこんまりも感心するに違いない。そしてなにより驚きは店内に散りばめられたフォントのバリエーション。それもお父さんのフリーハンドで書かれた流れるような筆文字や丸々しいギャル文字、定規や缶詰などを使った遊び心いっぱいな文字まで五香菜館フォントで溢れかえっている。平成時代の一太郎よりもずっと多いフォントバリエーションを眺めていたら、料理が出てくるまで暇することはなかった。

餃子はまばらな形と焼きムラがチャーミング。ナウシカの王蟲みたいでとってもかわいい。水分量の多い皮はもっちり感と香ばしさの両方を兼ね備える。しっかりと味のついた肉餡は旨味たっぷり。干しエビを使っているのか、どこかもんじゃ焼きのお煎餅を食べているのような味わい。この餃子は少し焦げるくらいまでしっかりした焼き目がちょうど良い。卓上の「ギョザー」と「コシヨー」と聞いたことのない調味料も気になったけど、そのままでもとってもおいしかったので最後まで使うことはなかった。
そして食べ終わったお皿に現れる唐子髷の男の子の絵。来年はこの髪型にするのが目標。

しっとりもっちり系の炒飯は焼豚ゴロゴロで味しっかりめ。セルフのお水を何度もおかわりに行くことにはなったが、疲れてる時はこれくらいの塩分が欲しいもんだ。苦手なグリンピースは錠剤の薬のようにお水で丸呑みして完食。

お父さんはワンオペだが、常にお客さんに気を配ってくれていて、声をかけると優しく対応してくれる。常連さんとも適度に会話を交わす。そんなあたたかい店内と入りづらい外観とのギャップがまた良い。お店を出る頃には胃袋だけじゃなくて心もほっこり満たされる。素敵なお店。
ちなみに小さい時からこのお店に通う松島さんは手打ちの広東麺がお気に入りとの情報も。パドラーズコーヒーに広東麺がオンメニューする日もそう遠くないかもしれない。

あ、メリークリスマス!良い1日を!

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