恵比寿のちょろり。ガクログ3.6。

恵比寿のちょろり。ガクログ3.6。

 

いつも飲むグルメな先輩から恵比寿ちょろりの餃子と炒飯が美味しいと教えてもらった。
ちょろりの評判はよく聞いていたのだが、ラーメン屋さんということであまり行く機会がなかった。
ラーメン屋の餃子と聞くと、経験上あまり美味しい餃子を食べた記憶がないのだ。
渋谷の大穀や吉祥寺の一圓、下北の一龍のようにラーメン屋でも美味しい餃子を食べれるお店はあるのだが、確率的に出会う可能性が少ない。もちろんラーメン屋はラーメンに集中するべきであり、ただでさえ手間のかかる餃子に時間を割くのは難しいのはわかっている。そのため、私もラーメン屋の餃子を食べに行くことがほとんどなくなってしまったのだ。

ちょろりの店内は想像よりも広い空間でテーブル席のみ40席ほど。
厨房からの調理音やお客さん同士の会話、ホールスタッフの接客の声などで店内は活気があり、ワイワイガヤガヤと騒がしい。
目を閉じると台湾の夜市でご飯を食べているような屋台感を味わうことができ、私はそのガヤガヤ感に心地よさすら感じるのであった。
厨房の上に貼り出されたメニューが昔ながらで良いね。

瓶ビールと餃子とチャーハンを注文。
平日のお昼から瓶ビールを飲み始めた私に周りのサラリーマンたちは羨望の眼差し。
私はこのお店の完全の玉座に立ったのである。その視線がまたビールを美味しくさせる。最高だ。

餃子が登場。
均一に焼き目が付けられた餃子は芸術的。
さぁ、パーティの始まりだ。
皮のキャパに対して120%くらいの肉餡が詰まっている。
野菜が多めの肉餡でふわふわと軽い。
ニンニクとニラの香りがほのかに香り、滴る肉汁が口の中のパーティを盛り上げる。
口の中はもう完全にブギーバック状態だ。

とてもオーラのある炒飯。
食べる前からすでに美味しさを感じることができる。
大きさ的にはEカップほど。お椀型の形が美しい。
パラパラと崩れ落ちてくるお米をレンゲですくい上げて口に運ぶ。お米一粒一粒に弾力があり、独立している。イキイキしているという表現が正しいだろうか。固めに炊かれたお米にラードのコーティングがされており、パラパラなのだが、しっとりさを実現している。しっかりと大きめの中華鍋を振っている証拠。料理人の高い技術を伺える。
味も八角が香る焼豚と塩胡椒が絶妙に効いており、しっかりとまとまっている。
最高にうまい!

今まで食べたことがない炒飯!一番近いのは銀座亭というところだろうか。ちょっと感動すら覚える。

窓の外に目を向けると10名ほどの行列があったので、瓶ビールを一気に飲み干してお会計へ。
餃子と炒飯と瓶ビールで1,750円。少しお昼からやりすぎちゃったかな。
でもこれ以上の満足感はないだろう。最高のお昼ご飯だった。
深夜3:00過ぎまで営業しているようなので、これから恵比寿の深夜餃子参りは安兵衛かちょろりに決まりだ。
ごちそうさまでした。

PS.ちょろり創業者の森山さんは以前渋谷の喜楽、赤坂のかおたんラーメンで働いていて1995年に恵比寿にちょろりをオープン、その後目黒にも支店を開けて、現在は目黒で働いている。全部好きなお店。


店舗基本情報
店名:香湯ラーメン ちょろり 恵比寿店
電話番号:03-3444-7387
予約可否 :予約不可
アクセス:
恵比寿駅から533m
住所:東京都渋谷区恵比寿4-22-11
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13001595/
営業時間
11:00~翌3:20
定休日
日曜、祝日

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