神楽坂の大吉飯店。ガクログ3.9。

神楽坂の大吉飯店。ガクログ3.9。


神楽坂、飯田橋付近には餃子や中華の名店がたくさんある。
この日も大好きな龍朋に行くために神楽坂に集合していた。
私は神楽坂に行く時は飯田橋から歩いて行くのだが、いつもその途中にある赤い看板の大吉飯店が気になっていた。
赤い看板に黄色の文字で大吉飯店と書かれた看板の店構えや店名も私好みで、おまけに手作り餃子とシューマイが売りのようで結構強めにアピールしている。素通りできるはずがない。
よしっ、龍朋に行く前に餃子をアテに軽く一杯飲もうとドアを開いた。
席はほとんど満席で料理を待っているお客さんが結構いた。
しばらく見ているとお母さんが一人で調理から配膳、お会計まで担当していた。実に忙しそうだ。
これは追加注文せずに、一回で注文を終わらせるべきだと思い、餃子とシューマイ、ビールを同時注文した。

料理が出てくるのを待っている間、改めてメニューを見てみると炒飯がないことに気付く。
飯店という名前が付いているのだから炒飯があると思っていたが、そうではないみたいだ。
ただ他のテーブルを眺めてみると結構な確率で白米を食べている人が多くいたので、一応飯店としての役割は果たしている。



餃子:550円

まずは餃子が登場。
オレンジ色で大吉飯店と書かれたお皿が可愛い。
店先の看板やお皿の文字から店主のセンスの良さが伺える。
餃子は少し不揃いな形で、ずっしりしたフォルムをしている。
ひっくり返すとヒダがあまり折られていないが、皮の端までしっかりと接着してある。
そのいびつな形から皮が手作りなのがよくわかる。これはかなり期待できそうだ。
かぶりつくと、皮のサクサクっとした食感した後にふわふわの少し甘めの肉餡が飛び出してくる。
うおおぉぉぉ、めちゃくちゃ美味いではないか。このお野菜多めの甘めの肉餡が癖になる。
皮と肉餡の食感のバランスが絶妙。“サク、フワ、モチ”のトリプルコンボ。
餃子のジャブ、フック、ストレートのコンビネーションにダウン寸前だ。



シューマイ:550円

続いてシューマイ。
見た瞬間、その大きさに驚く。3歳児の拳くらいの大きさがある。
そして蒸篭から出てきたばかりなのだろう、少し汗ばんだその姿には神々しさすら感じてしまう。
ずっしりしていたので食べきれるのか心配していたが、食感がとてもフワフワで軽い。
こちらは豚肉と玉ねぎの甘みがよく出ていてとてもジューシー。
途中から強めにカラシをつけて食べるのがたまらなく美味しかった。

餃子のコンビネーションパンチでダウン寸前だったのだが、たたみ掛けるようなシューマイの強烈アッパーで私は完全にノックダウンだ。

いやー、偶然入ったお店がこんなに美味しいなんて!これが町中華の面白いところ。
炒飯やラーメンなど主食がないのが残念なところだが、餃子とシューマイだけでも十分食べる価値のあるお店。
あまり有名ではないが、私の中で大吉飯店の餃子はかなり上位に食い込んでくるだろう!
まさにこの日は”大吉”な出会いがあった神楽坂遠征であった。


店舗基本情報
店名:大吉飯店 (ダイキチハンテン)
電話番号:03-3235-8806
予約可否 :予約可
住所:東京都新宿区神楽坂5-26
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13073626/
営業時間
11:30~14:00
17:00~21:30
定休日
日曜

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