中目黒の東京台湾。ガクログ3.5。

最近餃子の話をしているとよく名前が出てくる東京台湾。昔この場所には違うお店があったのだが、いつの間にか餃子屋さんに業態転換していた。お店のロゴデザインは今っぽく、店内も台湾感強めに作り込まれているので、女の子たちが店内の写真を撮りまくっている。

私に与えられたのはこのわずかなスペース


店内はインスタでよく目にしていた畳の上にちゃぶ台が並ぶスペースが何卓か空いていた。上には傘が吊り下げられている。おかしいなこの日は雨なんて降っていないのに。そんなインスタスポットで食べられると思いきや、案内してもらったのは先ほどまでディスプレイスペースだと思っていた棚の上だった。ここ客席だったなんて。果たしてこのピアノの鍵盤くらいしかないスペースで餃子が食べられるのだろうか。
私が写真的に映(バ)えないからこの場所に追いやらたのか。映える系の男子だったらちゃぶ台の席で食べられたのか!両親の低クオリティな遺伝子を恨みながら席に着くのであった。

名物の水餃子はシルキーでツルンツルンのモッチモチ。白玉粉とかタピオカ粉が入っていそう。皮の存在感に負けない粗挽きの豚肉から旨味が染み出す。特製ダレは台湾醤油をベースに作られていて甘みが強いが、水餃子にはよく合う。

焼き餃子はもはやUFO。カウンターからはみ出すほどの大きさなのだが、餃子自体は4つのみ。私の貴重なスペースを埋めているのはほとんど羽根やないか。そんなことを言いながらもバリバリの羽根に箸を入れる時は小学生の刈り上げたばかりの後頭部を下から撫で上げるような気持ち良さにうっとりしていた。肉餡にはジャガイモが仕込まれているようで独特の食感。醤油ベースの味付けがしっかりしていて何もつける必要はなかった。台湾っぽく八角とかギンギンに効いているのかと思ったがそういうわけではなさそうだ。

ピータン豆腐や蒸し鶏、ルーロー飯も食べてごちそうさま。どれもお店のこだわりを感じるお料理で美味満足。途中カウンターが料理で溢れたが、何もひっくり返すことなく食べきることができた。そこに大きな達成感を覚えながら店をあとにするのであった。
※今はコロナの短縮営業につき焼き餃子は出していないそうなのでご注意を。


店舗基本情報
店名:
東京台湾
電話番号:050-5593-5611
予約可否 :可(ディナータイムのみ)
住所:東京都目黒区上目黒2-14-1 寺内ビル 1F
アクセス:
中目黒駅から140m
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13199624/
営業時間
【日、月、木、金、土】
ランチ:12:00〜14:00
【日、月、木、金、土】
ディナー:17:00〜21:00L.O. (22:00閉店)
店休日
火・水

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