中野のWing Village。ガクログ3.4。
この顔はウィンクではない。お店の雰囲気に飲まれている顔だ。
ずっと噂には聞いていた中野のオサレ餃子屋さんに潜入することに。Wing villageってことは羽村さんのお店なのかな。
階段を下り、半地下のお店のドアを開けると、そこは餃子屋というよりは完全にBarだ。店内は薄暗く、シードルのサーバーが光り輝いている。
席に着いた瞬間に金髪でシャツをピチッと着たバーテンさんがおしぼりとお通しが運んで着てくれる。チャージは500円だ。
もちろん瓶ビールなど存在しない。デフォルトがキリン一番搾りプレミアム。
ここまで読んでわかるように、仲間とワイワイ餃子を食べたい人はこちらのお店はやめておいたほうがいいかもしれない。
どちらかというと町中華の真逆で、お酒をしっぽり飲む感じのお店だ。
流れている音楽もオサレ感が溢れてる。
我々はちょっとした場違い感?恥ずかしさ?すら感じてしまった。
先ほど出てきた500円のお通しのお皿にはキクラゲ、ザーサイ、砂肝と新玉ねぎの3種類がお皿に盛られている。
どれもとても美味しくてお酒に合う味付け。特に新玉と砂肝の炊き込みが美味しかった。
餃子は焼き餃子、水餃子、マルゲリータ餃子、エビアボ餃子、マルゲリータ餃子、コンポタ餃子、焼きワンタンの7種類。
ここで焼き餃子とコンポタ餃子を頼んでみることに。
友人の一人がいつもこういうコンポタ餃子のような変わり種メニューが好きで果敢にチャレンジしていくのだ。
保守派な私が絶対に注文しないメニューを頼んでくれるので新たな発見に出会うことがある反面、失敗して辛い思いをしながら食べ切ることが今まで幾度もあったので、今回もドキドキしながら料理を待った。
バーカウンターの中で注文が入ってから皮を伸ばして餡を包んでいた。注文が入ってから包み始めるのは意外と珍しく、餃子の蘭州や餃子荘ムロ、餃子天国などの名店はそのようにしているが、ほとんどの店舗は作り置きだ。
大量に注文が入ることのないBarという形態だからこそできるオペレーションなのだろう。ちょっと期待が高まる。
餃子:600円
10分くらいで焼き餃子が到着。
大きめのものが4つ。焼き目がこんがりしていてかなり綺麗に仕上がっている。
箸で持ち上げるとずっしり重い。皮は厚めで食べ応えがありそうだ。
一口で食べるのは大きさ的に不可能だったのでかぶりついてみるとカリカリの皮の中から肉汁がボタボタとこぼれ落ちてくる。
豚肉と野菜がざっくり切られており、お肉の弾力と旨味がしっかりと残っている。
うおー、これは美味しい。びっくり。期待を超えてきた!
手間がかかっているし、食べ応えもあるので、4つで600円という値段設定も頷ける。
お次はコンポタ餃子。
こちらは少し形が特殊で包んでいる側面を焼いている感じ。その上にバターが載っている。
一緒に出される焦がし醤油をかけて食べると美味しいとのこと。
どれどれとバターを焼き目に塗り込んで、焦がし醤油をつけて食べてみると、中からドロッとしたコンポタが出てくる。肉や野菜は入っておらず、本当にコンポタ。
肉餡に混ぜ込んだとか下味を変えたとかではなく、どストレートにコンポタが入っているだけなので、餃子を食べている感じは全くしない。コンポタにクルトン入れて食べてる感じ。
おー、完全に振り切ってる。餃子に肉を使わないといけないというのはもはや時代遅れなのか。
ただ、あんまり好みではなかったかな。もう一捻り欲しいところ。
場の空気に飲まれ、いつもおしゃべりな友人たちが少し大人しくなったところでお会計。
お通し、ビール、ヨダレ鷄、餃子2品で一人2,000円ちょっと。少し高くついたかな。チャージの500円が無ければなぁ。
深夜に餃子が食べたくなった時や少人数でしっぽり飲み直しの時とかに良いかもしれない。
焼き餃子はすごい美味しかった!
そんな餃子バー。
店舗基本情報
店名:手延べ餃子バー ウイング ビレッジ (手延べ餃子BAR Wing Village)
電話番号:03-6382-8022
予約可否 :予約可
アクセス:
中野駅南口 徒歩5分
住所:東京都中野区中野2-28-1 中野JMビル B1F
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131902/13203429/
営業時間
17:00~24:00(L.O.23:00)
日曜営業
定休日
水曜
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