恵比寿吉兆。ガクログ3.3。
週も半ばに差し掛かった水曜日。水曜と言えば…思い出すのは、ドラマ”知らなくていいこと”の放映日だ。しかし、忙しそうな週刊イーストの皆様にも知っておいて欲しい事がある。それは、恵比寿の吉兆の餃子。なんと、水曜日はスペシャルプライス250円なのだ。これは知らなくちゃいけないこと!
昔ながらの佇まいに少し入りにくさも感じつつ扉を開けるとオープンキッチンにL字型のカウンター席のみ。カウンターの奥に進むにはカニさん歩きになったり、座ってる側も身を屈めての協力プレーが必要なのに、なぜかキッチンは客席の倍以上あってゆったりしている設計。席に座ると多々気になる装飾品の数々。左には無数のキッチンタイマー、右の壁にはザルやミキサー。これを使いこなしている店主は熟練の技を、持ち合わせているに違いないと期待が高まる。
餃子とスタミナ炒めに瓶ビールを注文。瓶ビールはすぐに出てきて待つ事数分。まず炒め物から出来上がってお皿を、受け取れと遠くから店主に差し出された。まるで回転寿司に来てオーダーをして直々に受け取るような贅沢をしてしまった感覚に、浸るも束の間。透明になって甘みが増しているであろう玉ねぎとお肉が、
ニンニクの香りたっぷりのソースに絡まった見た目に、食欲がそそる。味は想像通り。味噌が少し甘かったので途中から味にインパクトを加えたくなり、ふと目線を上げると、そこには具入りラー油。味噌とラー油なんて絶対に合うに決まっている。手を伸ばしかけたが迫力ある見た目に自分には手を出す勇気が出なかった。”ラー油足したよ!”と言う人はぜひ感想を教えてほしいと思う。
やっと本番の餃子だ。少し優しめの焦げ目がついた焼き加減。熱々を頬張ると具は少しとろみがついたような食感。お肉と野菜のバランスが程よく、皮との相性もとても良い。良い意味で癖がなく安心感のある餃子である。この味が250円で、瓶ビールが飲めるとは、おしゃれな恵比寿のまた違った一面に出会えた喜びも噛みしめながら味わう事ができた。5個あるので途中で具入りラー油に目が行ったが、、やはり、僕にはまだ手が出せなかった…。次こそは勇気を持ち合わせてまた水曜日の恵比寿で再訪したいと思った吉兆だった。チキッチョウ!
店舗基本情報
店名:吉兆 恵比寿店
電話番号:03-3464-9545
予約可否:不可
アクセス:
恵比寿駅から198m
住所:東京都渋谷区恵比寿西1-2-7 幸ビル 1F
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13045935/
営業時間
11:00~23:00
定休日:無休
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