今夜も餃子とブギーバック

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2019.03.06 tokyomadness

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プロフィール


オガサワラガク (餃子超人)

  • 餃子が大好きです。
  • 週8で餃子を食べてます。
  • 餃子専用ビール”Gyoza Pilsner”作りました。
  • 呼んでくれたらどこでも餃子を焼きに行きます。
  • 餃子イベントの依頼やメディア出演に関するお仕事はお気軽にお問い合わせください。

プロフィール詳細はこちら。

instagram

kebab

餃子超人 オガサワラガク
武蔵新城の自慢亭。 自慢亭といえば 武蔵新城の自慢亭。

自慢亭といえば2017年に閉店した武蔵小杉の店舗のことを思い出す人もいると思うが、武蔵新城にも自慢亭がある。そちらとは親戚関係にあり、両店舗とも卓上に辛子味噌があることや武蔵小杉の名物でもあるタンワンメンというタンメンにワンタンの入った名物メニューが武蔵新城にもあったり共通点が多い。
緑とオレンジのテントにえんじ色の暖簾。店内の美しいコの字のカウンター。正方形で奥行きのあるブラウン管テレビ。黒猫化したガングロ招き猫。美しく手書きされた献立表。本棚には鬼平犯科帳がびっしり。子どもにはキャンディーのプレゼント。ここには昭和が詰まってる。昭和62年生まれで昭和1年しか経験のないワイでさえ涙がでちまう。そういえば昭和生まれで結婚しないで令和に突入した人のことをHey!Say!JUMP(平成ジャンプ)と呼ぶらしい。悔しいけどうまい。

添い寝スタイルで盛り付けられた餃子はお野菜中心でニンニクしっかりタイプ。調合されて出されたタレはラー油がバチっとコクと辛味がキマっている。これはビールだ。
一番人気のチャーハンは具材味付けともにシンプル。なのだが、米の炊き加減、炒め加減、塩胡椒の塩梅がちょうど良い。毎日でも食べたくなる素朴なチャーハン。と思いきや、グリンピースが一つ。これは混入か否か。ここからは遺跡の発掘作業のように細心の注意を払いながら食べ進めることに。

あぁ、良い店。ここから(食)越南でフォーを食べてランチ終了。この世にはおいしいものがありすぎる。

#自慢亭 #武蔵新城 #武蔵新城グルメ #武蔵小杉グルメ #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド
岐阜のひょうたん。 ひょうたんの餃 岐阜のひょうたん。

ひょうたんの餃子を求めて岐阜へ。
ひょうたんは愛らしい家族経営のお店で、ご夫婦と息子さんが厨房に立つ。
お父さんはとてもおしゃべりで話し始めると止まらず、自身が113歳であること、毎日神頼みで皮を作ること、美味しく作れたら神に感謝すること、グンゼのボクサーパンツを履いていることなど餃子の作り方からプライベートまで色々と教えてくれた。特にグンゼのボクサーパンツの話は5回はしてたので本当に気に入ってる様子。グンゼの人おめでとうございます。
お父さんの止まらぬトークに、お母さんは時に注意しながらもニコニコと、息子さんは苦笑いしながらも優しく見守る。

ひょうたんの餃子は色々謎に包まれているのだが、かつて岐阜市にあった仙人の作る薬膳餃子で有名な「八起」のレシピを参考にしているそう。今の店主の昭二さんのお母さんが始めたお店で、その後昭二さんのお兄さんが継ぐが現在は閉店。そのためひょうたんは「八起」の継承店とも呼べる。
焼き方がまた独特で、焼きの工程で白濁したオイルを鉄鍋に塗りつける。そして焼きは時間を測るわけではなく音で聞き分け、焼き上げの際に火力を一気に上げてカリッと仕上げる。
キャベツとともに山のように餃子を盛り付けるスタイルに「八起」の面影を見ることができる。
手延ばしされた力強い皮の先にはバチッとキマるニンニクの香りと発酵白菜や芥子菜?のような独特の酸味とピリッとした餡が舌の上で解ける。その複雑で地味深い味わいは、他では味わえない独自性があり、グッとくる。

本当にみなさん優しくて温かく、店を出る頃にはまたすぐに会いに行こうと思った。餃子も何度も食べて行く事で、ひょうたんの餃子のことをもっと理解したいと思った。餃子愛と家族の愛の店。

#ひょうたん #岐阜 #岐阜ひょうたん #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド
八王子の餃子のパプア。 車で八王子 八王子の餃子のパプア。

車で八王子のパプアへ。もう怪しい店名から分かるように店内に入ると色々としっかり怪しかった。
まずは店内の掲示物の多さと圧倒的な情報量に圧を感じる。ユニクロのアルバイト初日のことを思い出し、少し震える。店内には「芸能人は歯が命」ならぬ、「餃子は皮が命」とでかでかと書かれている。餃子超人はクーラーが命なのだが、店内の温度管理はばっちりな肥満フレンドリーなお店なので同志(肥満)のみなさまご安心を。ちなみに最近の世の中への不満は弱冷房車ははあるのに強冷房車がないこと。女性専用車両はあるのにデブ専用車両がないこと。
皮は手延ばし手包みで皮にスープが練り込まれている中厚皮で肉餡との絡みがとても良い。肉餡はノーマルから納豆、チートマ、エスMなどの変わり種まで食べたが、全て遊び心があり名前を裏切らない個性的な味付け。お酒に合いそうな味付けで、餃子のみでもおいしい。何より楽しい餃子。
私は運転だったので、お酒を飲めなかったのだが、目の前で後輩2人がとても美味しそうに餃子とビールを楽しんでいた。おかわりもしていた。なぁ、後輩達よ。俺はぜってー忘れねぇからな。

#餃子のパプア #八王子 #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド #八王子グルメ
山手の李園。 お店は元町中華街から 山手の李園。

お店は元町中華街から少し外れた場所にある。
カウンターにテーブル3つ。
店内には色紙に書かれたメニューがびっしり。学校の書道で特別賞をもらえるタイプの勢いのある美しい字。
ノスタルジックな店内に血が騒ぐ。

トマトが多用される中華料理屋さんで、トマトを使ったラーメンや炒飯がある。それ以外にも油淋鶏などにもトマトがたっぷりと載ってくる。トマト好きの方々おめでとう。お店では油淋鶏が人気で頼んでいる人が多い。

李園の餃子は焼きがとにかく美しい。大阪丸正の餃子がその最高峰であるが、李園も負けないほどの美しさ。焼きたてのクイニーアマンのように光り輝く。肉餡の中にはお肉がたっぷり。お肉と野菜が8:2か9:1くらいで、そのぎゅっと詰まった肉感がシューマイとよく似ている。味付けは優しめでさっぱりとシンプル。酢醤油で食べるのが好み。こんな餃子が5個690円で食べられるなんて本当に頭が下がる。

トマトタンメンはタンメンの優しいスープにトマトの爽やかな酸味が加わって、体に染み渡るおいしさ。スープに溶けかかるトマトがとろんと口に溶ける。麺はやや軟め。気付いたらスープを飲み干していた。

中華街も良いけど、ぜひ足を伸ばしてでも食べに行ってほしい中華料理屋さん。そういえば近くの奇珍亭はもうやらないのかな。材木置き場と呼ばれた竹の子ラーメンとシューマイが大好きだったな。情報知ってる人いたら教えてください!

#李園 #山手 #ガクログ #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド #横浜グルメ #横浜餃子 #中華街
西麻布の赤のれん。 昔から遅くまで 西麻布の赤のれん。

昔から遅くまで遊んだ日は、いつも赤のれんに行ってしまう。
どれほど疲れていようとも、どれほど酔っ払ってようとも、ゾンビのようにチャンスがあれば赤のれんへ。
朝5時まで営業している信頼感と、ラーメンはもちろんのこと、水餃子が大好きでそれを目当てに。

水餃子はワンタンに近い。トゥルントゥルンの薄皮に、小ぶりの肉餡が艶かしく包み込まれる。
大きさも絶妙でオブラートくらいの飲み込める絶妙なサイズ感で喉越しがとても良い。ほのかに甘い味付けの肉餡を輪郭付けるニラの香り。
酢醤油で食べるのがベストなのだが、卓上のすりごまを振りかけることで、香ばしさが加わり、味がさらに複雑化する。
これをビールで流し込むとどんどん楽しくなってきて、最終的に明日のことなんてどうでも良くなってくる。

ちなみにラーメンはいつも岩のりラーメンにのりトッピング。あああ、また早く食べたい。

いつも酔っ払っていくので全体的にピンボケした写真しかなかった。

#赤のれん #西麻布  #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド
祐天寺の安珍。 安珍は昼営業のオー 祐天寺の安珍。

安珍は昼営業のオープンに合わせて行くのが良い。
店内はテレビもラジオも音楽もかかっておらず、純粋な調理音を聴くことができるので、それを聴きながら昼間からビールを飲む瞬間がこの上ない幸せである。サウナ後の水風呂のように忙しく慌ただしい日常に癒しと安らぎを与えてくれる。

そこで食べる餃子がまた格別。まずは圧倒的な美しさ。焼きの安定はもちろんなのだが、なによりお皿と焼き目のコントラスト、少しはみ出すお皿と餃子のバランス感が見る者を魅了する。皮は中厚でお肉多めのジューシーな肉餡がたっぷりと詰まっている。そのシンプルで素朴な味付けは、いつまでも飽きることのない味わい。美しい外見ながら、中身は素朴な餃子。結局こういう餃子が合コンで一番モテるタイプ。可愛いと言われても謙遜する。渋谷109やクラブには行かずに窓辺で体育座りして文庫本を読んでいるようなタイプ。そんな餃子と僕は結婚したい。

餃子以外に私が毎回頼むのが肉炒飯。豚肉の細切りの醤油ベースの餡かけが炒飯を覆う。梁山泊の肉あんかけチャーハンや兆楽のルースーチャーハンはもちろん、荻窪徳大のランラントッピングのような炒飯に何かを乗せちゃうトッピングに目が無い私にとっては最高の一品。あんかけと炒飯が混ざり合うことで、味の濃淡が生まれ、豚肉の食感が単調な炒飯の食感に変化を与えるのだ。これ嫌いな人いる?いないよね。

安珍のご夫妻も高齢になってきているが、後継者はいなそう。誰か頼みます。いつまでもあると思うな、町中華。そう自分に言い聞かせて今日も町中華に向かう。

#安珍 #祐天寺 #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド #祐天寺グルメ #祐天寺ランチ
下板橋の点心。 町中華に行ったとき 下板橋の点心。

町中華に行ったとき、店内を見渡せば色々わかることがある。土木作業員が多ければ大盛り系。浮腫んだおじさんが多いと味濃いめ。若い女性が多いと麻婆豆腐が辛め。店前の植栽がイキイキしてるお店には必ずテキパキしたお母さん系。キッチンのステンレスが綺麗なお店は餃子がおいしい。
そしてもう一つ。店内のカレンダーの数が多いと常連が多い。つまりカレンダーが多いお店は、毎日ツマミと酒を飲みに来る常連が多いので、メニューの豊富さを表すのだ。
これは高校卒業の時にボタンが無くなってる数でその男のモテ度がわかるのと逆の原理。みんな自分が好きなお店に自分の会社やお店のカレンダーを持ち込む。そして愛されるお店は義理堅くしっかりとそのカレンダーを店内に飾り、数が増える。
今までの最高数が新潟の満州里と蒲田の朋友の7つだったが、この度その記録を打ち破った店舗が点心だ。
点心はなんと店内に8つのカレンダーを持つ。そしてその定説通り店内は常連さんで溢れている。もちろん常連の多いお店はお酒とツマミのメニューが豊富となるので、ビールはアサヒとキリンの2種類、ウーロンハイ、緑茶ハイなどを揃え、おつまみの数も多い。食事だけでなく、お酒とつまみだけでも楽しめる飲める町中華なのである。

餃子は皮がギリギリのところで接着されているので持ち上げると開いてしまう思春期の女の子のような繊細な餃子。餡はお野菜中心でしんなりしたキャベツの甘みを感じられる。そしてよく見ると一味唐辛子がほんの少し入っていた。混入かな?味は少し薄めなので醤油酢辣油がちょうど良い。
一方で生姜焼きはとても濃いめの味付けでお酒ぐびぐび系。これはぜひ頼んで欲しい。

余談だが、案内された奥の小上がりが雰囲気あって良かったのだが、カーペットがなかなか年季入っていて、半ズボンだった私はその夜にひざしたが痒くてなってしまったのはここだけの話。というわけで長ズボンがおすすめだ!

#点心 #下板橋 #板橋グルメ #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド
別府の湖月。

1947年創業。カウンター7席のみ。
ローラーでのばされた長方形の薄皮は餡が透けるほどに薄い。餡は豚肉、玉ねぎ、キャベツがよく練られており、もち豚に溶け込む野菜の甘みが特徴的で、噛み締めるほどに滲み出る旨みがクセになる。2つの餃子のヒダ側を重ねて、両サイドに焼き面が来るように食べる(タンデム:餃事四十八手より)ことで、食感がさらに良くなる。ラー油が焦げ目によくマッチし、ビールが進む。気がついたらお皿は空っぽ。湖月のためにまた別府に行きたい。

早めに閉店するので注意が必要。行くならオープンを狙うのが良いだろう。

#湖月#別府 #別府グルメ #beppu #大分グルメ  #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド
桜上水の栄龍。 栄龍は甲州街道沿い 桜上水の栄龍。

栄龍は甲州街道沿いにある町中華。
店内のテレビには外の映像がリアルタイムで流れているのだが、これはお客さんの車が駐禁を切られないようにみんなで見守るためのもの。中野の尚ちゃんラーメンと同じ仕組み。人気メニューの一つの焼肉ライスは、お肉の部位は違えど、「焼肉ライス」というメニュー名やお皿、キャベツの盛り、お肉の味付け、お米の炊き具合まで初台の山田屋ととても似ていて、もしかしたら出身が同じ…?その2店舗の関係性が気になるところ。いずれにせよその2店舗の焼肉ライスはとてもうまい。
餃子はかなり細かくみじん切りされた餡が9つのひだの皮で包まれているのだが、ジューシーというよりもザラザラとしたお肉の食感。お肉の旨みと少し醗酵した野菜の酸が絶妙においしい。断面をスタンプのようにお酢をベースにしたタレをよく含ませて食べるのがおすすめ。
ちなみに店前にはお父さんの自慢の青いバイクを店前に停まっている。もしかしたら外のカメラはそのバイクを見張るためなのかもしれない。

#栄龍 #桜上水 #桜上水グルメ #桜上水ランチ #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド #東京グルメ #東京ランチ #食べ歩き #tokyofood #tokyofoodie #food #japanfood
東長崎の松月。 昔からの友人と久々 東長崎の松月。

昔からの友人と久々のご飯ということで、行ってみたかった松月で待ち合わせ。先に着いた友人は店のただならぬ雰囲気に恐れ慄き、入店できずにお店の回りを徘徊しながら待機していた。完全に慣れてしまったので何も思わなかったが、確かに黄色と赤くぼんやりと光る外観は決して入りやすいとは言えない。空っぽのショーケースも不安を駆り立てる。

薄暗い店内はインスタ映えの要素を微塵も感じさせない。カウンター席の上には勢いよく立ち上がったら頭に突き刺さりそうなライト。明かりを灯していないので、もはやライトではなく、ただの凶器。マリオで洞窟の上からグラグラして落ちてくるトゲの実写バージョン。
もたれかかるという甘えを許さない丸椅子。ラジオやテレビなどのエンタメ性を取り除き、冷蔵庫のブイイイーンの音だけ鳴り響く店内。おまけに中途半端な声量じゃオーダーを聞いてもらえないアメリカ陸軍スタイル。甘やかされて育った私にはビールを頼むので一苦労。そう、ここはおしゃれで親切なカフェでも、気の利いた店主のいるバーでもなく、昭和の香りを残すストロング町中華なのである。

餃子は月面を思い出させるクレーターのようにまばらにでこぼことした焼き目。皮は中厚で、豚肉とキャベツ、ネギ、ニラで構成された餡は控えめな量ながらも下味しっかりで、脳にガツンとくる。酢コショウをつけて、ビールとばっちり合わせるのが良い。
炒飯は事前調査で絶対食べようと思っていた唐揚げが乗ったわんぱく炒飯を頼んだつもりだったのだが、私が注文を間違えて普通の炒飯が登場。人気の唐揚げが乗った炒飯は上炒飯と呼ぶらしいので注意。普通の炒飯はタマネギが入ってるのが珍しく、町中華ならではの店主の個性がここに出ていた。

夜遅くなるにつれて常連さんが集まり、満席に。ヨッ友(ヨッって挨拶するくらいの仲)であろう2人がゴリゴリの相席に押し込まれており、見ているこちらの方が気まずさを感じた。こういう時は冷蔵庫のブイイイーン音でもあった方がまだマシなのだが、こういう時に静かになる冷蔵庫。食器の音と咀嚼音だけが鳴り響く店内。君のブイイイーンを聞かせておくれ!店内誰もがそれを願っていたことはここだけの話。

#松月 #東長崎 #東長崎グルメ #東長崎ランチ #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド #東京グルメ #東京ランチ #食べ歩き #tokyofood #tokyofoodie #food #japanfood
四谷の嘉賓。 先日受けた人間ドッグ 四谷の嘉賓。

先日受けた人間ドッグの結果を見てがっくし。コレステロールと肝臓の数値が正常数値から大きく外れていた。
流石にこれにはまずいと反省し、しばらく精進料理で生きていこうと決意した。

その3日後だ。何気無く見ていたインスタに流れてきた暴飲暴食ニキ( @takahashi.tomonori1219 )の投稿。
ビジュ爆発の具なし麺。その名もカキソース和えそば。ビジュも名前も破壊力が凄まじい。そして水餃子の見た目もとてもおいしそうで私のことを呼んでいるように見える。もうこれは健康など無視して食べるしかない。身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。決意から3日目にして私の右手は糖質と脂質を求めて震えていた。

そしてたどり着いた四谷の嘉賓。
昔ながらの中国料理店といった内装。お客さんはみんな具なし麺を食べていた。(実際は違うかもしれないが私にはそう見えた。)ランチはカキソース和えそば単品はなく、お粥とのセットのようで、水餃子とともに注文。

そして運ばれてきた麗しきカキソース和えそばちゃん。一億年と二千年前から愛してる。ネギと生姜が微かにのせられた想像通りの具なし麺。ここにテーブルに置いてある辣油で味変しながら食べる。麺から感じる小麦のかほり。絡まる海の恵みのオイスター。そして私の体を蝕む油。キマった。
私の中の具なし麺といえば、coyacoyaの香港風素焼きそば、湯気の赤焼き、宝味八萬の鼓油皇炒麺などがスタメンなのだが、嘉賓のカキソース和えそばはそこに続くベンチ入りを果たした。具なし麺こそごまかしの効かない究極の麺料理だ。
ランチセットでついてくるお粥がこれもまた具なしで、もう純度100%の炭水化物のセット。もうここまで来たら人間ドッグへの復讐だ。私が検査ごときで食への欲求を失うとでも思ったか。ざまあみろ!

そして楽しみにしていた水餃子は豚肉とニラのみとシンプルだが、ニラを強く感じる力強い一品。強めの歯応えの皮の先にはニラニラニラ。中国によくあるニラの香りがドカンと鼻を抜ける韮餃子を思い出させてくれる。良いね!

腹パンの帰り道、調子に乗りすぎたことを後悔しながらも夜は何を食べようかなんて考えている自分にうんざりしながらも愛おしくも思った。いきなりは無理だよね、ちょっとずつ頑張ろうね、がっくん。

#嘉賓 #四谷  #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド #四谷グルメ #四谷ランチ #具なし麺 #人間ドック #ガンマGPT #肝臓
戸越銀座の萬来軒。 入る前から店の 戸越銀座の萬来軒。

入る前から店の外まで鳴り響く中華サウンド。期待を胸にスパ〜ンと暖簾を上げて席に着くとおもむろにメモ紙とペンが渡される。ここは自分で注文をメモに書き込む焼き鳥屋でよくあるスタイル。厨房内では大滝秀治似のお父さんがひたすらに鍋を振るう。あとはお母さんと息子さんと思われる3人体制。息が合ってそうで合ってない感じがとても愛らしい。「ご飯出した?」「出した!」「出してないじゃん」のやりとりを少なからず3回は目撃した。ただ、みんな一生懸命さがあって、見ていてとても気持ちが良い。ちょうど見ていたランチの女王の妻夫木「オム1出まーす」、竹内結子「りょうか〜い!」のやりとりを思い出しニヤニヤ。お客さんの注文が飯類、麺類、炒め物などバラついているのを見る限り、何を食べてもおいしい信頼できるお店であることを確信した。

お客さんはみんなテレビで放送されるドジャースの試合に釘付け。大谷さんの場面はお店の人も手を止めてテレビを見る。そんな中華料理屋の全員がホームランを祈った大谷さんの第四打席はレフトフライ。ミットにおさまった瞬間にみんなバタバタと立ち上がり、ごちそうさまと店を出る。ああ、これサウナのテレビがCM入った時と同じ現象だ。この日もホームランが出なかった大谷さんにみんな少しがっかりしていた。どうか私の餃子と炒飯が雑にならないことを祈る。

餃子は大きな袋から取り出されて鉄鍋に並べられる。蛇口からダイレクトで鍋に注がれたお水の量をお父さんがお玉で調整して蒸し焼きに。焼きは優しめ。一口噛み締めると肉汁がビューン!と場外ホームラン。おろしたての白Tにシミが。機械包みでこんなにジューシーとは…完全に油断していた。このシミはランチを満喫するおじさんの勲章として誇らしい。むしろかっこいい。胸張っていこう。ニンニク優しめで旨み強めか餡なので酢胡椒ラー油がちょうど良い。
エビ炒飯はコロンとしたエビが5.6個入る。しっとり系でこれぞ町中華王道炒飯。ちょっと強めの塩味と油が心地よい。(この日、私としては珍しく塩分パワーにより、2リットル以上のお水を飲むことに成功した)

餃子と炒飯の組合わせがただの足し算ではなく、掛け算的に相乗効果を生みだし、満足度がかなり高い。今度はニラレバ食べてみよう。この後、シミのついたTシャツを纏って過ごした1日はとても誇らしかった。

#萬来軒 #戸越銀座 #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド #戸越銀座グルメ #戸越銀座ランチ #品川グルメ #品川ランチ
武蔵小杉の大三元。

武蔵小杉で20分ほど時間ができたので、餃子を求めて駅を出た。すると駅から1分のところにこちらのお店を見つけた。大三元。なんて良い名前だ。
中学時代は麻雀ばかりやっていた。本当にサッカーと麻雀しか記憶がないくらい。(あと恋愛もすこし♡)イカサマが蔓延していて、握り込みやぶっこぬきなどは当たり前、こたつの下で配のやりとりするこざかしいコンビ技まで行われていた。そんな汚れた学校に本当か嘘かわからないが、伝説の雀士浅田哲也から名前をもらったという哲也という友達がいた。彼は本当に強かった。そしてイカサマもとても上手かった。そんな彼がある日伝説を起こした。それが大三元・字一色のダブル役満だ。ダブル役満なんて人生一度あるかないかの奇跡的なあがり手。いろんなイカサマが駆使されて完成されたであろうダブル役満は、その後卒業まで彼の伝説として語り継がれたのであった。私はいまだに大三元という言葉のたびに彼のことを思い出す。

そんな話は置いといて、餃子。
餃子は手包み。サイズは大きめで皿からはみ出すほどで、焼き目もきれい。これが540円なんて日本はなんで良い国なんだ。具材は9割以上野菜でお肉はつなぎ程度。かなり細かく刻まれていてふわっと軽い。そしてニンニクが程よく香る。少し味は優しめなので酢胡椒ラー油がバチっとハマった。
炒飯は炊飯ジャーに入った作り置きを炒め直すイカサマスタイルで1分ほどで完成。駅近店舗として時間のないサラリーマンには嬉しいだろう。
途中大ぶりの餃子でお腹いっぱいになってしまった。残った炒飯を両手に握り込みで帰ろうかと思ったが、親切にパックをいただいて解決。ダブル役満とまではいかないけど、メンタンピンくらいのちょうど良いお店。こういうお店が駅前にあるって本当に貴重だ。

#大三元 #武蔵小杉 #武蔵小杉ランチ #武蔵小杉グルメ #武蔵小杉餃子 #新丸子グルメ #東横グルメ #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド
高座渋谷の春華餃子 Googleマップや食 高座渋谷の春華餃子

Googleマップや食べログにも出てこない秘境団地中華がある。今どきそんなお店珍しい。
この日、高座渋谷のタンハーというベトナム料理店でご飯とワインを思いっきり食べ飲みし、駅からの通り道にあるこの団地中華に吸い込まれるように入った。後々調べたときに情報がほとんど出てこなかったので、結構酔っ払っていたことからただの幻だったのかもと思っていたが、私の写真フォルダにはその記録がしっかりと残っていた。

このお店のある「いちょう団地」には外国人が多く住んでいて、日本というよりも東南アジアにいるような独特の空気感を放っている。団地の一階にはアジア食品のお店や洋品店、お任せって言ったら絶対角刈りにされそうな格安理容室など何やら怪しげで楽しげなお店がたくさん。その一つに春華餃子がある。シラフではなかなか勇気のいるお店だが、この日はお酒のチカラで迷うことなくガラッと入店。このとき、酔っ払った勢いで角刈格安理髪店に入らなかった自分ナイス!

店内は蛍光灯が半分ほどしかついてない薄暗いのだが、お母さんの明るさが蛍光灯の不足分を十分に補っていた。
こういう中国料理的なお店は水餃子のみのところが多いが、春華餃子にはちゃんと日本人向けに焼餃子もあるのでうれしい。
焼餃子はやや小ぶり。一つずつお箸で並べられた丁寧な陳列。野菜多めの餡で味はとても優しめ。試しに頼んだコーン焼餃子は肉の旨みとコーンの甘さが組み合わさってとてもご機嫌に仕上がっている。本来交わることのなかったコーンと肉。鳥羽さんと広末涼子といったところだろうか。2人が良ければそれで良い!
そして水餃子はやや厚めでもちっと感。中国でよく食べる感じのやつでニラの香りがとても爽やか。お腹いっぱいでもついついもう一つ!と食べてしまう優しさ。中国の餃子はニンニクが強すぎないところが好きだ。

この日はいっぱい食べていっぱい飲んだ、とても楽しかった1日。外付けの胃袋と肝臓が発明されたらもっと行きたいお店があったんだけどな〜と微睡の中で妄想しておうちに帰る。

#春華餃子 #高座渋谷 #ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド #神奈川グルメ #ベトナム料理 #いちょう団地
不動前の天龍。

Googleマップには11:30オープンの予定だったので、11:15からお店が見えるベンチで待機。なかなかオープンする様子がなく、暖簾がかかったのが12:00。オープン前には5名の列。うち4名が建築作業員。期待度が上がる。

店内はカウンターとテーブル席。高円寺の赤天にもあった年代もののコーラの冷蔵庫が決して広いわけではない店内で存在感を放つ。そこからビール瓶を自分で取ってフタを開けるスタイルで飲んだ本数は自己申告性だ。そうだ、そろそろ確定申告だ。コロナで遅れます作戦はもう通用しないそうなので、みなさんも忘れずに。
珊瑚礁のような立体感のある調理場の煤。建物ごと動いてしまいそうなほどに強い換気扇。お父さんは白髪で黒のタートルネックを着ていて、どこかファッションデザイナーの巨匠感が漂う。ラジオで田原俊彦の「どうする?」が流れる中で、独自の鼻歌を口ずさみ、次に流れた工藤静香の「MUGO・ん…色っぽい」はしっかり一緒に歌う。そんなゆるい雰囲気であるが、厨房に立つと、まるでこち亀のハンドルを握ると豹変する白バイ警官・本田速人のようにお父さんは一変する。お父さんの鍋振りはとても激しくてお店全体に振動が伝わるほど。カンカン、こんこん、パカンパカンと町中華の定番の中華サウンドの他に、鉄鍋を五徳にこすりつけるようなキイキイというレアな音も聞こえる。その振動と音の大きさから、現役時代のお父さんの夜の鍋振りはさぞ激しかったことだろうと想像した。ん…色っぽい!

炒飯550円、餃子350円。驚異の価格。むしろ社会奉仕活動である。これは少しでも単価を上げなくてはと瓶ビールを追加注文した。
私の後に来た方はオムライスを注文。しかし、お父さんに面倒くさいのはやらないと断られていた。メニューに書いてあるにも関わらず、面倒くさいで断るなんて。なんて理不尽で、なんて愛らしいんだ。そしてオムライスはさっき作ってた五目揚げそばよりは面倒くさくないような気はする。気分屋さんなんだから!そんなやりとりを見ていたお客さんはみんな少し笑顔になっていた。

餃子はこんがりむらがなく美しい焼き目。ガリっとした食感が私にビールを飲ませてくれる。激しい調理音に対して餃子はとても優しい。餡は細かく練り上げられ、皮との食感のコントラストを楽しめる。ニンニクの香りも程よい。最後は酢コショウラー油でフィニッシュ。
炒飯は期待を裏切らない濃さ。塩味もバチっと決まっている。たまに見つける焼豚の甘みが良い役割を担っている。途中からラー油を垂らすと良い感じに。

昼から餃ビー+炒飯をキメて、お腹いっぱい胸いっぱいで店を出る。こんなお店が家のそばにあったらな。強すぎる換気扇で少しずつお店が家の方に近づいてきたらうれしいな。ごちそうさまでした。

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国領の吉春。 吉春さんは一度食べた 国領の吉春。

吉春さんは一度食べた時から感動して、そこから頻繁に通っているお店。今まで紹介できなかったのは、先日放送されたTBS「熱狂マニアさん」で私がイチオシの餃子として紹介する予定があったからという大人の事情。でも今は言える。餃子好きに限らず、ご飯を愛するすべての人に食べてほしい、最高のお店です。

吉春は中国の国家資格である麺点師の資格を持っている方のお店。麺点師とは小麦を中心に麺類や点心を扱う中国の国家資格。いわば点心のプロのお店。

それだけあって、やっぱり皮が本当に美味しい。ぷるんぷるんでいつまでも舌の上で滑らせていたくなるようなシルキーな口当たり。食感はプリッとしていながらも歯切れが良いのが特徴でスムーズに肉餡に到達する。皮と肉餡のバランスこそが餃子の美味しさだと考えているのだが、吉春の餃子はそのお手本のような餃子。その辺も感じて欲しい。

肉餡に関していうと、吉春は調味料を最小限にしていて、素材の味が引き立てられたとてもグルメな餃子。常に10種類の餃子+季節の餃子があり、行くたびに新しい発見がある。3-4人いれば全種食べられるのでそれが良いだろう。

なかでも好きなのが、年間食べられるピーマンの水餃子、秋に出るキノコの餃子、冬の山芋と大葉の餃子、冬瓜と干しエビの水餃子。どんな食材も吉春の手にかかれば、食材の組み合わせにより、それぞれの良さを最大限引き立て、味と香り、食感に感動のタネを仕込む。餃子界の金八先生なんて呼んだら安っぽく聞こえるかもしれないが、問題児、変わり者、曲者をうまくまとめてソーラン節を踊り、人々を感動させた金八先生と同じ手腕であろう。

おすすめの前菜はキャベツとザーサイ、ザーサイ豆腐、干豆腐のピリ辛、湯えん…まあ、何を食べてもおいしい。

予約は必須なので注意。予約を忘れると国領という辺鄙な地で泣く泣く駅前のマクドナルドに駆け込むことになるだろう。いや、泣く泣くなんてマクドナルドに失礼。もし予約取り忘れて入れなかった場合はマクドナルドでテリヤキバーガーに夜マックでパティ一枚追加、ポテトドリンクサイズUPで自分を慰めよう。

自分も予約が取りにくくなるかもしれないが、それでもみんなに食べて欲しい餃子だ。遠方の方はお取り寄せもあるので東京遊びに来るまではそちらで我慢を。あぁ、今日も行きたい。

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あけましておめでとうございます🎍 あけましておめでとうございます🎍
本年もよろしくお願いします🥟

2023年もたくさんの餃子との出会いと別れがありました。
2024年はもっと色々なことに挑戦したいと思います!
みなさんおもしろいこと一緒にやりましょう!

ミスって年越し前のご挨拶になってしもうた。

#ガクログ #餃子 #炒飯 #町中華 #ギョーザ #gyoza #dumpling #今夜も餃子とブギーバック #中華サウンド
鎌倉の鎌倉赤坂飯店 子ども連れ禁止 鎌倉の鎌倉赤坂飯店

子ども連れ禁止。
店内携帯禁止。
会話はヒソヒソ声。
メニューは番号で呼ぶ。餃子だけは番号ではなく「餃子」で良い。
注文は聞かれるまでは言ってはいけない。

常連の友人に入店前に数多くのお店ルールを聞いた私は震えていた。こういう厳しめのお店では必ずと言って良いほど、怒られるタイプの人間だからだ。小学校中学校の時は一番前の席に固定されていて、隣には学級委員的な規律を重んじるタイプのクラスメイトに見張られていたような人間だ。でもやはり自分のメインフィールドの中華料理屋さんでは怒られたくない。頭で何度も何度もルールを復唱して入店を待った。

店内のラジオからビートルズが流れている。普段だったら口ずさむところだが、ここは我慢。お母さんからの注文の合図を待つ。そしてお水を持ってきてくれたタイミングで「26番、16番、餃子、ビール」と流れるようにメニューを注文。お母さんも表情は変わらないが、表情から「こいつやるな」という声が漏れ、私を認めてくれていたようだった。お料理を待つ間も厨房から聞こえる美しい中華サウンドを録音したいところだが携帯は出さずに待つ。

パイコー麺は噂に違わぬうまさでサイコー。カレー風味のものではなく醤油ベースのパイコー。衣が固めなのでスープに浸ってもザクザク感は失うことはないよー。何よりパイコーの油が溶け出したスープがウマイよー。途中で腹一杯と言いタイヨー、でもそれはナイショー。(最近ショート動画でラップバトルをたくさん見てます。)

餃子は焼き目の美しさからおそらく手延ばしであろう。ヒダが7回も美しく刻まれていて、焼き目のさっくり感はよく育った鉄鍋だからこそ。肉餡はねっとりしていながらも白菜のシャキッとした食感と甘みがおいしさの特徴となっている。改めて餃子って冬の方がおいしいよねと教えてくれる。味が濃いめなのでお酢を少しつけて食べるのも良いだろう。ビールもよく進む素晴らしい餃子だ。

そして最後に五目炒飯。五目はえび、ハム、焼豚、卵、グリンピース…。またか。私が唯一食べられない中華の準レギュラー食材であるグリンピースが。。数的に今回も丸呑みもポケットに入れて持ち帰りも厳しい。グリンピースを残して帰ったら後ろから中華おたまを振り回して追いかけられるだろう。ここまで完璧にやったのに。こんなところでつまづくとは。自分が途中でグリンピースを食べられるようになる奇跡を祈り、食べ進める。ハムとチャーシューの贅沢な両方使いが見た目、食感、コク、旨味を作り上げており、とてもおいしい。ただ最後の最後まで私のレンゲはヤツをすくうことはなかった。やはり奇跡は起きなかった。

「ごちそうさまです」とお母さんに声がけしてお会計。この時私はグリンピースが残った自分のお皿を隠すようにお母さんとテーブルの間に体を入れる。万が一見られてもレンゲの下に滑り込ませておいたから、食器を下げる時までは大丈夫であろう。お母さんとお父さんが気持ちよく挨拶してくださり、心が痛む。お店を出た後は、自分が仕掛けた時限爆弾が爆発する前に、少し早足で路地を曲がるのであった。

後々聞いたら、お店ルールで勝手に妄想が働いてしまっただけで、お父さんもお母さんもとても優しいとのこと。
皆さんも鎌倉に行ったらぜひ。本当においしく、おすすめのお店。
2024年はグリンピース食べられるようになりますように。

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雑色の中華料理タイガー。 中華料理 雑色の中華料理タイガー。

中華料理屋で動物の名前が使われることは多々ある。果たしてそれで良いだろうか。たとえば渋谷にある「パンダレストラン」。でもパンダはなんか力強さがないし、地べたでゴロゴロしているので不潔そうで中華料理にはあっていない。銀座の「麒麟」。キリンの黄色のホルスタインっぽい柄はあんまりおいしいイメージができないし、首の部分のお肉が固そうでいまいち想像できない。銀座の「龍鳳」。龍は鱗が多くて可食部が少なそうなのでおなかいっぱいになる気がしないので、腹一杯食べさせる中華とは逆のイメージを与えてしまいそう。そう考えるとタイガーが中華の力強さもあるし、猫科だから綺麗で高貴。可食部も多くて、まさしく中華料理屋の名前には一番あっている気がする。確かに日本を見るとタイガー系の名前の入った中華料理屋が多くあるのも頷ける。今日ご紹介するのは昭和43年創業の雑色にある中華料理タイガー。

もう外観がいいのよ。アストンヴィラのユニフォームを思い出させるようなえんじに水色の配色の煉瓦を白く抜き金色のタイガーの文字。テントと看板には電話番号が書かれ、出前をしていた歴史を感じさせる。そして2階には居住スペースが…ここ住みたい!朝はタイガーの仕込みの中華サウンドとスメルでおはようして、昼はタイガー、夜もタイガー。女子がおうちに遊びにきたらガオーなんて言いながらじゃれあっちゃって、タイガーはタイガーでもタイガーウッズの方でした〜なんて。想像したらタイガー最高じゃないか。
映えない品種のチョイスだが、植栽も元気だ。

店内に入るとまずは壁一面の美しい字で書かれたメニューに驚く。これだけのメニューを提供するために朝8時から仕込み始めて帰るのは23時過ぎだそうだ。食べたいものが多すぎる。やっぱり餃子と炒飯は鉄板で食べたいし、店名のついたタイガー麺、タイガー丼は押さえておきたいところ。そしてやはり町中華のオムライスやカレーは見逃せない。そして好物である焼肉定食もある…。流石に全部は頼むことはできないが、この日は5人で来ていたので、メンタリストばりに全員の注文を誘導し、気になるメニューを全部頼むことができた。オムライスを頼んだ人だけ少し不満そうだったが、最終的にまとめこんだ。ちょろいもんだ。

餃子はタイガーという店名から激しめで濃いめの餃子かと思いきや、ニンニクと生姜のバランスの取れた優しめの餃子で海鮮の旨味が出ている。優しいお味のふわふわの餡に酢醤油をつけていただく。整う。ああ、車じゃなかったらビールが飲みたかった。なんだか焼き目がホルスタインのように見えてきたのは店名のことを考えすぎたせいかもしれない。
焼肉定食はたっぷりの豚肉が甘辛いタレにどっぷり浸かっている。これ好きなタイプのやつ♡キャベツにもタレが染み込んでヘニョヘニョになるのも良い。ああ、ビールが飲みたい。
炒飯はお米一粒一粒にラードがまわり、しっかり濃いめの味付けがうまい!オムライスは一般人の年間のケチャップの消費量を軽く上回るくらいにケチャップの量が規格外に多い!カレーは柔らかいと表現で良いだろうか、甘くて優しいどこか懐かしい。そしてタイガー麺は素朴ながら野菜たっぷりで良い!

そんなこんなで食べたいものを全部食べられたタイガー。ここはランチでサクッとも良いのだが、やはりお酒とともに楽しみたいもんだ。せっかくならカウンターに座ってお父さんとお母さんの会話を交わさずとも抜群の連携を見ながら待つのが良いだろう。なんていい店なんだ。大好きなお店の一つ。ごちそうさまでした。

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浜松の鍋貼強子きよ。 円盤で焼かれ 浜松の鍋貼強子きよ。

円盤で焼かれた餃子の上にもやし。餃子リテラシーをある程度持っている人はそれが浜松餃子の特徴だと知っている。もし餃子好きを名乗り、そのことを知らない人は、吉祥寺出身なのに大好きな彼女と井の頭公園のボートに乗ってしまうのと同じレベルなので、もう一度出直してくる必要がある。

今回紹介するのは、その浜松餃子のアイデンティティーを作ったと呼ばれている元祖。鍋貼強子きよだ。元祖でありながら自らの餃子を浜松餃子と名乗ることはない。そのスタンスがなんともかっこいい。そして餃子は変わらぬ味を守るのではなく、自らの餃子をよりおいしく進化させるために世界中のおいしいものを食べ歩き、日々実験をしているという。
少し話はずれるが、この前ラーメン界では「日々の進化なくして、変わらない味は守れない」という老舗ラーメン屋さん店主が述べた言葉があることを聞いた。日清のカップラーメン、吉野家の牛丼、亀田の柿の種などみんなが小さい時からずっと食べているものは、「さらにおいしくなりました!」なんて書かれてちょくちょく進化している。人間は不思議なもので成長して味覚が変わったり、自分の味覚の経験値が上がると、小さい時に食べた美味しかった思い出フィルターも相まって、久々に食べるものを少し味気なく感じたり、味が落ちたなと感じる。常に時代に合わせて進化させていかないと、変わらぬ味は守れない。さっき上げたロングセラー商品が創業当時の味を変えることなく、そのまま守っていたら…もしかしたら廃盤になって今はもう食べられない懐かしい食べ物になってるかもしれない。そう考えるときよの店主の餃子への探究心があってこそ、創業60年を超えても愛されるお店が作られているのであろう。

メニューは餃子とホルモン、チャーシューのみ。カウンター目の前のショーケースには見るだけでも鮮度の高いとわかるホルモンが並ぶ。結構他の餃子屋さんにもホルモンがあるのだが、ホルモンも浜松の名物なのである。当たり前のように餃子と一緒にホルモンを頼むのだが、餃子屋さんの脇役のような立ち位置ではなく、ホルモンも主役級の美味しさである。ジャッキーチェンとサモハンキンポー…いや、ジャッキーとクリスタッカーの関係のように、きよではホルモンが餃子に並びダブル主役を張っている。

そして餃子。ビジュアルは円板にもやしが盛られた浜松餃子スタイル。一切の焦げが付いていないところに店主の丁寧な仕事を感じる。これおそらく店主は&Premiumか松浦弥太郎の本読んでる。薄めの皮はさっくりと崩れ、ふんわりと包まれた肉餡が口の中に広がる。まずはニンニクの香りがガツン。そしてニンニクに支配されることなく、お肉と野菜の旨みがギュッと追いかけてくる。香りから旨味へスムーズにシフト。このニンニク特有の香りやえぐみが強くなく、餃子に絶妙な味と香りを加えているニンニクは福地ホワイト六片を使用しているという。業務用や中国産とは全く別物だ。味わい、風味のバランス感がどれも計算し尽くされているような餃子。

浜松の餃子旅の中でも印象に残る餃子の一つであった。浜松餃子の元祖でありながら、進化を続ける餃子。これから究極に辿り着くまでのきよの餃子の変遷を見届けていこうと思う。

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