上野の珍珍軒。ガクログ3.4。
まず名前がいいね!珍珍軒。
御徒町には”珍満”ってところもある。
これはただの響きだけではなくて、”珍”は珍しいもの→価値のあるもの。”満”はお腹いっぱい食べさせますよーって意味。
だから珍珍軒は価値のあるものがたくさんお店にはあるよーお腹いっぱいになるよーってことかな。決してチン○ンという意味はない。
そんな珍珍軒はアメ横のガード下に店を構えている。店を構えているというより、お店の半分はほとんど外でちょっと進化した屋台みたいな感じで雰囲気は抜群。まるでもともとそこにあったお店の壁を石川五右衛門が斬鉄剣で半分だけ斬ってしまったような空間。今にも”またつまらぬ物を斬ってしまった”というお決まりのぼやきまで聞こえてきそうだ。どことなく新宿の岐阜屋の雰囲気に似ている。
2人用のテーブルに通してもらった。屋台にしてはテーブルや調味料セットが綺麗に保たれている。
あまりにも隣のテーブルの炒飯が美味しそうだったので、炒飯と餃子を注文。友人は生姜焼き定食。
店員のお兄さんがかなりの男前イケメンで見惚れる。注文しても声を出さずにコクリと頷く感じもかっこいい。そういう趣味はないのだが、もしも男に抱かれるならこういうガタイが良くてヒゲが生えてて清潔感がある人がいいな。髪型もバチっと決まってる。って、典型的なおカマちゃんの趣味と同じやないかーい!
そんな自分に湧き上がる危ない感情を押し込めている間に料理が到着。(持ってくるときの二の腕もかっこよかった♡)
炒飯:700円
炒飯はなんの特徴もない超ベーシック炒飯。卵とネギ、チャーシューで構成されている。具材は少なめだ。
油っぽさはなく、お米一粒一粒の食感が硬めに残っている。下北沢の珉亭の炒飯を思い出す。
味付けは濃いめで塩ベース。魔法の粉も使われているだろう。
この味付けがシンプルながらめちゃくちゃうまい。癖になる感じ。
炒飯好きは絶対食べたほうがいい。
餃子:450円
餃子は見た目が特徴的。
満員電車で押し潰された会社員のように体をねじりながらお皿の上に収まっている。
焼き面が極端に細くなってしまっている餃子ちゃんもいる。すぐにそこから救い出してあげるからね!
肉餡は野菜多めで味付けも薄め。味付けはすぐ近くのジャンボ餃子で有名な昇龍と少し似ている。個人的にはもっと濃くても良いかな。
皮のモチっと感もうまい。焼き目がもう少し広くついていたら食感がもっと良くなりそうだ。
酢コショウでごちそうさん。
豚の生姜焼き単品:700円
豚の生姜焼きはお肉は少なめでとにかく玉ねぎが多いイメージ。逆がよかった。
あとはキャベツにドレッシングかマヨネーズがあったら嬉しいな。
我々が食べている間ずっと店内は満席で順番待ちのお客さんがいるほどの人気。
どんどん変わっていく上野で70年間良い意味で変わることなく商売を続ける珍珍軒。
それにしてもさすが昭和23年創業ってすごいな。ロマンがある。
店舗基本情報
店名:珍々軒 (ちんちんけん)
電話番号:03-3832-3988
予約可否 :予約可
アクセス:
JR上野駅から徒歩3分
JR御徒町駅から徒歩5分
住所:東京都台東区上野6-12-2
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13008530/
営業時間
平日 10:00~23:00
日曜 10:00~20:00
日曜営業
定休日
月曜日
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