巣鴨の寿楽。ガクログ3.5。

巣鴨の友人の家に泊まらせてもらったので、巣鴨餃子ツアーの２日目を敢行した。
その友人は学生時代から10年以上巣鴨に住み続けており、これからも巣鴨を離れる気がないという。
以前、彼に巣鴨の好きなところを聞いたことがある。彼は”何かに呼ばれている気がする”と答えた。怖えぇぇ、完全に何か悪い霊に取り憑かれている。

そんな取り憑かれている友人が”常連になっている”お店があるということで、駅から2分ほどの寿楽へ。
店構えはピカピカと輝く派手めな看板。いかにも駅前の中華料理店という感じ。
自動ドアが開くと同時に中国系の女性の店員さんが真顔&冷たい口調で「ここでおんぎゃいまぁーす！」とカウンターの席を案内してくれた。
お水は飲みかけ？ってくらい少なめで半分も入っていなかった。
店内では中国語が飛び交っていて、みんな険しい表情で仕事をしていて、全体的に威圧的な接客ではあるが、不快ではない。というか慣れている。
ただ店内は中国系のお店にしては珍しく綺麗に清掃さえていて、清潔感があったのが好感度高め。

自称常連の友人曰く、オススメは圧倒的に餃子とのこと。
私は素直に餃子とビールを注文。ビールはサッポロ黒ラベルだ。
友人は肉野菜炒め定食とハイボールを注文したのだが、店員さんに食い気味でハイボールは置いていないと言われていた。
この時、友人が常連でないことを確信した。強がったな友人よ。

餃子は10分ほどで翡翠色のまん丸なお皿に乗せられて登場。
白いまん丸なお皿はたまにあるのだが、この色のまん丸皿で出てくるのはかなり珍しい。
餃子自体は小ぶりで綺麗に丸皿に収まっている。そしてフレンチのおしゃれなソースの盛り付けのように”焦げ”が少しだけ添えられている。味に飽きたら餃子と一緒に食べてみようかな。

餃子は食べてみると、ジュワッと肉汁とごま油が混ざったスープが口の中に広がり、ニンニクのパンチがガツンと喉に刺激を与えてくる。
その後ゆっくりと豚肉の旨味とニラの香りが鼻を抜けていく。
少し暴力的な調味料と素材の味わいがいい感じに混ざり合い、美味しい餃子を作り上げている。
めちゃくちゃうまいやないかーい！！
何よりビールがよく進む餃子。最終的に昼過ぎから餃子とビールをお代わりしてしまった。
少し女性にはニンニクと油が強めかもしれないが、私は結構お気に入り。

友人とともにほろ酔い気分で店を出た。
寿楽は巣鴨駅に近い上に朝4時までやっているという最強スペック。
“常連”にはなろうとは思わないが、巣鴨付近でいざという時に使えそう。
ちなみに友人は3回目以降は”常連”という認識らしい。どんだけハードル低いんじゃ！

店舗基本情報
店名：寿楽
電話番号：03-3944-4568
予約可否 ：予約不可
アクセス:
巣鴨駅から91m
住所：東京都豊島区巣鴨1-17-7
URL：https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132301/13139216/
営業時間
[平日] 11:00～04:00
定休日
年中無休

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