白金台の楽衆軒。ガクログ3.5。
白金台のプラチナ通り…。
なんとも田舎者が惹かれそうなネーミング。実際私も猛烈に惹かれている。
そんなセレブなスポットに楽衆軒は店を構えている。
店先に出ている看板には料理の写真がびっしり並んでいるが、写真だけなので料理の名前や値段がわからないのが貧乏人には少し怖いところ。
お財布の中の残高を確認してから店内へ。
お母さんがいらっしゃ〜いとゆるく迎え入れてくれる。
2階建になっていて、この日は1階に案内してもらった。お客さんは1組のみで比較的空いていた。
細長い店内のカウンターの下にはラブホテルのように鏡がずらーっと横長に貼られている。やだー、なんか恥ずかしい。
出前をやっているのかわからなかったが、ヘルメットが3つも並んでいた。出前してる人がキングギドラ的な感じなのかな?頭3つあるのかな。そんなに必要?
そしてドローンの空箱や水鉄砲がディスプレイのように置いてある。かなりの遊び心だ。なぜここにあるのだろうか。
お母さんにおすすめを聞いて、餃子と牛肉とニンニクの芽炒め、麻婆豆腐を注文。
厨房は様々な障害物により覗くことができないのだが、奥ではお父さんがせっせと料理を作っているようだった。
料理を待っている間、お母さんは先日ウドちゃんと鈴木ちゃんがTVの取材に来たことを嬉しそうに話していた。
ウドちゃんが餃子が美味しいって言ってた話や鈴木ちゃんが炒飯を食べた話とか……
お母さん、ウドちゃんと鈴木ちゃんは同一人物だよ。ウド鈴木って言うんだよ。
ツッコミたい気持ちを抑えてお母さんの話を料理が来るまで最後まで聞いていた。
一体ウドと鈴木を誰と勘違いしているのかわからなかったけど、お母さんにとってテレビに取材は元気の源だと言う。
注文してから10分ほどで餃子が登場。
白い皿に”楽衆軒”と金文字で刻まれている。”楽衆軒”の文字はお世辞にも綺麗とは言えないが、手書き感が温かみを感じさせる。
餃子の焼き加減は見事。これ以上でもこれ以下でもない。最高のタイミングで焼き上げられている。
ここに自家製ラー油を少し垂らしながら食べる。これが楽衆軒のおすすめの食べ方。
もともと楽衆軒の餃子はラー油を付ける前提で作られているのではないかと思うくらい相性が良い。
一気に餃子のコクが増して味わい深くなるので、口の中で舌でジュッと潰すように旨みを感じながら食べるのだ。
ただ自家製ラー油は独創的な味で辛味が強いので付け過ぎには注意。
麻婆豆腐は平皿で登場。
固めのお豆腐にたっぷりの挽肉が絡みつく。
こういうお肉多めの麻婆豆腐が好み。白米にかけて食べたら絶対美味しいだろうな。次は麻婆豆腐丼が食べてみたい。
ただ、ボリュームが少ないかな。男2人だったので一瞬で完食してしまった。
牛肉とニンニクの芽炒め。
見た目からしておいしそう。美味しくないわけない。
料理はシンプルにこの濃厚なとろみのあるオイスターソースで牛肉とニンニクの芽が炒められてる。
うんまい!ビールにもよく合う最高のアテだ。
ただ、こちらも1,200円にしては量が少ない。ここまで食べても全然お腹は満たされていなかったので、炒飯大盛りを追加注文したのだが、こちらも本当に大盛りなのかわからないくらい量が少なかった。味はもちろんおいしい。
料理はどれもとても美味しいのだが、全体的にボリュームが少ない割に値段は高め。
お腹いっぱいになるためには1人3品くらいの主菜を頼む必要がありそうだ。
場所柄仕方ないかもしれないが、少しお財布には厳しいお店。
いや、これは田舎者の我々だけが感じるだけで、白金台に住んでいる人にとっては庶民的なお店なんだろうな。
いつか白金に住めるくらい仕事頑張ろう。って、今無職やないかーい。アーメン!
店舗基本情報
店名:楽衆軒 (ラクシュウケン)
電話番号:03-3444-1778
予約可否 :予約可
アクセス:
地下鉄千代田線乃木坂駅5番出口から 徒歩6分
乃木坂駅から682m
住所:東京都港区白金台4-8-7
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131602/13007155/
営業時間
11:30~15:00 18:00~22:00
定休日
木曜日
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