大井町の華林。ガクログ3.7。

大井町の華林。ガクログ3.7。




華林は大井町の駅から2.3分の商店街にある二階建ての中華料理店。
外からは店内をあまり見ることができないのだが、色あせたショーケースだけ見てしまうと少し不安になってしまうかもしれない。
ただ危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。迷わず行けよ、行けばわかるさ。行くぞー、1、2、3、ダーッ!
ついついアントニオ猪木の”道”を朗読してしまった。このポエムを引退試合のリングで朗読したのだが、”危ぶめば道をなし”を”危ぶべば”と噛んでしまう。
しかし、猪木は読むことをやめずに最後まで何もなかったかのように読み切ったのである。
そんな猪木のような勇気ある行動がこのお店の前では必要かもしれない。

そのドアの向こうはお客さんでいつもいっぱいだ。この日は2階に案内された。
2階への階段はかなり急になっていてスキージャンプのラージヒルくらいあるので注意。
その階段の先には高橋真麻の色あせたサインが写真付きで飾られている。なんとも言えないサインのチョイスだ。。
メニューを見ながら注文したのだが、頼む単品によっては店員さんが「それおいしくないから、こっちの方がいいよ」と違うメニューを薦めてくれる。
その親切心はうれしいのだが、それならメニューから消してくれい!と心の中で叫んだ。
最終的に餃子、麻婆豆腐、肉あんかけ炒飯をチョイス。




餃子(5個):550円

餃子はディスプレイとすごい似ていてヒダがとても丁寧に織り込まれている。
野菜が多めでお箸で掴むとジュワーとスープがこぼれ落ちる。
皮もおそらく手作りで厚めの皮の焼き目が餡から流れるスープで少し柔らかくなるその部分がたまらなく美味しいのだ。

肉まんの餡と触れ合っている内側の味が染みている部分だけを食べているような贅沢な感覚だ。
塩味の下味がしっかり付いているのでこのまま食べるのがオススメだ。


麻婆豆腐も肉あんかけ炒飯もめちゃくちゃ美味しかったので、教えてくれた店員さんに感謝!
舌馬鹿なのであまり参考にしないほうがいいが、一緒に行った友人は麻婆豆腐がかなり気に入ったとのこと。
次は円卓でべろべろになるまで飲んで、階段という名のラージヒルをお尻で滑りおりたい。
大井町の金メダル、華林はサク飯でも大人数の打ち上げにも使えそうな使い勝手の良いお店だ。


店舗基本情報
店名:華林 (カリン)
予約:03-3472-8098
予約可否 :可
住所:東京都品川区東大井5-3-13
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1315/A131501/13007370/
営業時間
[月~金] 11:30~01:00(L.O.)
日曜営業
定休日
無休

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。