川崎の天龍。ガクログ3.6。

川崎の天龍。ガクログ3.6。

天龍は川崎に3店舗ある老舗中華料理やさん。
天龍はジャンボ餃子が有名な銀座の名店”天龍”と実は古くからの関係がある。
元々は川崎天龍の先代が銀座でみそ汁屋をしており、当時銀座の『天龍』とまかない飯の交換とかをしていたという。
そして時代の流れから、みそ汁屋さんからタンメンの店へ鞍替えをするときに、馴染みのお店の名前”天龍”をもらって川崎で商売をスタートさせたという。

この日はそんな天龍へ。外観が一番良さげであった天龍仲見世通り店に行った。
老舗感のある店構えが良い。
店頭には”天下一 いずま”の文字が。これはまずいの逆さまで”おいしい”という意味らしい!なんともわかりづらい!笑
でもこういう遊び心は大好きだ!!

一歩店内に入ると中国人のお母さんが元気よく迎えてくれ、真っ赤なカウンターへ案内してもらった。
周りの席ではお昼からビールや紹興酒を飲んでいる人たちが多く、完全に出来上がっているおじさんもちらほら発生しはじめていた。
そういう昼から出来上がっているおじさんは水をかけたグレムリンのように昼飲みできる飲食店で自然繁殖していくのである。
天龍では餃子とビールを注文。餃子はなんと300円。600円のビールとセットで900円だ。

 

5分ほどで餃子が登場。
意外と小ぶりで6個の餃子がぴったりとくっ付いている。
いざ食べようと一つ箸でつまむと、案の定、餃子同士がくっ付いてしまい、皮が破けて中身が飛び出してしまう。んー、残念。
手作りの皮は少し皮がねっちょりしていて粉っぽさが残っている。蒸しの工程が少し弱いのかな。
肉餡はお肉とキャベツ、ニラがしっかりと練られていて、ニンニクのパンチががっつり効いている。
なおかつ、肉汁って言うよりも舌に残るくらい油が含まれており、かなりオイリー。
何もつけなくても味がしっかり付いている。
オイリーではあるものの、餃子一つ一つが小さめなのでそんなにヘビーな感じはせず、私はすごい好きな味であった。
もしかしたらヘルシー志向の人は苦手な部類かもしれない。
それにしても、こんなに肉餡が美味しいのに、皮が破れて飛び出してしまうのは、かなり勿体無い。
豪速球を投げる投手の球を下手くそなキャッチャーが捕球できずに振り逃げされるバッテリーのようだ。

餃子とビールを満喫してお店を出た。
お会計が餃子300円、ビール600円で合計900円のはずが、なぜか1,000円ちょうどだったのが気になったが、注文が少なくて申し訳なかったので言い出すことができなかった。
天龍は餃子以外にもメニューが豊富にあったので、またいつか大人数で円卓を囲んで瓶ビールや紹興酒を飲み交わしたい!
今後も私は”かわさき餃子”を全力で応援していきたい!!
きっと”天下一いずま”な天龍が”かわさき餃子”をきっと引っ張っていってくれるはず!!


店舗基本情報
店名: 天龍 仲見世店
電話番号:044-210-1555
住所:神奈川県川崎市川崎区砂子2丁目6-11
URL:https://tabelog.com/kanagawa/A1405/A140501/14004919/
営業時間
11:00~22:00
22:00ラストオーダー
日曜営業
定休日
月曜日
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