高円寺の櫂ちゃん。ガクログ3.5。
2018年の10月にオープンした櫂ちゃん。
この名前でピンと来た人は町中華通。中野富士見町の尚ちゃんラーメン、荻窪の啓ちゃんに続く尚ちゃんシリーズの3店舗目のお店だ。
啓ちゃんもそうだけど、自分と同い年くらいの人が町中華を始めるのは珍しく、後継者問題で減少の一途を辿る町中華界には嬉しいことである。かなり貴重なお店だ。
外観は赤の看板に櫂ちゃんの文字。白の縁付きのフォントも可愛い。
出前をやっていないのに、お店の電話番号を看板に入れているのも尚ちゃんラーメンへのリスペクトだろうか。グッとくる。
店内に入ると若い男前の店員さんがいらっしゃいと挨拶してくれた。
店員さんもそうだけど、置いている雑誌がPOPYEやOllieだったり、招き猫が蛍光ピンクだったりと、ストリート感ががっつり残っている感じがなんか面白い。店主の趣味嗜好が料理や店づくりに現れるのが町中華の重要な要素なのだが、櫂ちゃんには櫂ちゃんならではの町中華へのリスペクトと新しい解釈があり、令和時代の町中華へ新しい風を吹かせている。
尚ちゃん啓ちゃんの名物メニューでもある生姜焼き定食と餃子を注文した。
手際良く作られていく料理を眺めているとあっという間に生姜焼きが完成。
見た目がオーソドックスでテカテカに輝く豚肉が食欲をそそる。
そして定食に付いてくるお米が平皿に盛られている。
これは生姜焼きのタレを染み込ませて食べるための気遣いかな。最高に嬉しい。
味付けも濃すぎることなく、生姜の風味と豚肉の甘さがしっかりとわかる絶妙な味付け。どこか尚ちゃんの生姜焼きと似ていて、少し懐かしい感覚がするのが嬉しい。
餃子は焼きの技術がしっかりとわかる。とてつもなく綺麗。君は薔薇より美しい。
啓ちゃん行った時はたまたまだけど、丸焦げだったのでそのギャップにも驚いた。
何もつけずに食べてみると皮のカリッとした歯ごたえの次に餡からジュワッと肉汁が広がる。優しい味付けだ。
肉餡にはニンジンやネギが入っていて軽め。そういえば尚ちゃんでも肉餡にニンジンが使われているのを思い出した。
とても美味しくてお昼に食べるのにちょうど良かったのだが、個人的にはもう少しパンチがあっても良いかな。
醤油ラー油のタレを付けて完食。
美味しかったなぁ。お腹いっぱい。
櫂ちゃんが自分が爺さんになるまで続いてたら嬉しいなぁ。これからも通おうっと。
高円寺には良いお店がたくさんあるからこれからもお店選びには苦戦するだろう。
なんて贅沢な悩みなんだ!西東京最高!
店舗基本情報
店名:中華屋 櫂ちゃん (中華屋 かいちゃん)
電話番号:03-5929-7757
予約可否 :不可
アクセス:
東京メトロ丸ノ内線【新高円寺駅】徒歩5分
JR中央線【高円寺駅】徒歩8分
住所:東京都杉並区高円寺南3-23-19
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13226946/
営業時間
11:30~22:00
定休日:水曜日
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