吉祥寺の一圓。ガクログ3.7。
我が青春吉祥寺!
私の地元では初デートはみんな吉祥寺。
吉祥寺のISETAN前で待ち合わせて、マック行って、バウスシアターで映画見て、クレープ食べて、バッティングセンター行って、ビレバン行って、シェイキーズ行って、ロフトの地下でプリクラを撮って、暗い井の頭公園を意味もなく散歩する。このコースが中学時代の鉄板であった。おませさんはそこからアランドとかニューヨークに流れ込むのだ。あぁ、甘酢っぺぇ。30オーバーになった今こんなデートしたら女の子に嫌われちゃうくらいアクティブなデートだ。
当時はお金の制限があり、ご飯を食べれるところは限られていたが、今では自由に食べるところを選択できる。
この日は地元で有名な名医のいる大路皮膚科の後にお昼ご飯をそのまま食べて帰ることにした。
大好きなみんみんに行くか、スパ吉に行くか、それともぶぶかに行くか相当悩んだ。
でもいつもついつい同じところに行ってしまうのはあまり良くないと思い、3年ほど前に行ったきりの一圓に行くことにした。
仲見世通りを三鷹方面に3分くらい歩いていくと右手に一圓と書かれた大きな暖簾が見えてくる。
お店の外にはテイクアウト用の餃子が並べられていて、カンカン照りの日などは直射日光を浴びているので、常にホカホカに保温されている。エコ。
店内はL字型のカウンターのみ。手前側の席に座れば2台の餃子専用鍋を眺めながら食事をすることができる。
基本的に一圓に来るお客さんのほとんどが餃子を注文するので、その2台の鍋は常にフル稼働している。その様子を見ていると、そこらへんのアーティストのライブを見ているよりも楽しい時間を過ごすことができる。私は途中から目の前で繰り広げられる餃子ライブに一人でヘドバンしたくなるほど興奮していた。
焼き方は冷凍された餃子を鍋に並べてからお水を入れて蒸し焼きに。その後お湯を捨てて刷毛で丁寧に油を垂らして焼き目をつける。お店の人が頻繁に素手で餃子を触り焼き加減を確認し、最高の状態で提供してくれる。タイマーなどを使わない職人技だ。
餃子を作り終えた後、もんじゃの鉄板のようにヘラで焦げを徹底的に綺麗に掃除しているところにラーメン屋にも関わらず本気で餃子作りをしている姿勢をうかがえる。素晴らしすぎる!
餃子:500円
素晴らしい焼き目の餃子はとても大きい。1歳児の足跡くらいの大きさ。
それがまん丸なお皿の上に2列並んでいる姿が可愛らしい。
手作りの皮はたっぷりと汗をかいているが、皮が分厚いので中の肉餡は透けて見えることはない。なんかこれはこれでエロい。
その少し汗ばんだ白いセーターを脱がせると、ジューシーな肉餡がパンパンに詰まっている。
お肉と野菜が半々くらいの肉餡は口に入れた瞬間、肉汁がジュワッと滲み出てくる。粗切りされた野菜の食感もしっかり残っている。
豚肉の旨味と生姜の香りが最高にうまくて、大きい餃子をあっという間に完食。
途中から酢コショウで食べるのがオススメ。
いやー、食べ応えがあってめちゃくちゃ美味しかった。ジャンボ餃子の部類では天国や天龍、銀座亭クラスの美味しさではないだろうか。
欲を言えば、私はあまりラーメンや白米と餃子を食べるのが好きではないので、一圓に炒飯か焼豚丼があると嬉しいかな。
そういった意味で私はお昼ご飯としてはこれからもあさり炒飯のあるみんみんに行くと思うが、餃子とビールだけなら一圓も選択肢に入ってくるだろう。
ちなみに一圓の餃子は姉妹店である篭蔵で作られている。籠蔵の方はテイクアウト専門なので家で食べたい時は籠蔵で買って帰るのも良いかもしれない。
私の大好きな街の大好きなラーメン屋さん。
店舗基本情報
店名:一圓 本店 (いちえん)
電話番号:0422-22-5919
予約可否 :予約不可
アクセス:
吉祥寺駅アトレ口から徒歩5分
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-17-2
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13005812/
営業時間
[木~火]
11:00~21:00
日曜営業
定休日
水曜
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