大山の末っ子。ガクログ3.8。

最近友人とレンタカーを借りて銭湯に行くのにはまっている。サウナ→水風呂→外気浴を永遠に繰り返して、スーパーリラックスの境地に入るのだ。私はそこで終わらずにお風呂を出たらお気に入りの餃子屋さんに直行してさらなる高みに行く。そう、餃子エクスタシーの世界へ。

お風呂を出て髪も乾かぬうちに着いたこちらのお店。浅草に本店を構える末っ子。浅草店同様に店で皮から手作りされている本気の餃子屋さん。店構えから風格がある。
厨房の奥ではお父さんがリズムよく餃子の皮を伸ばして、女性店員さん二人で焼きとホールを2人で回していた。

店内には愛おしいフォントのメニューが並ぶ。この「焼き餃子」「水餃子」のメニューなんて最高に可愛い。「東の横綱 焼き餃子、西の横綱 水餃子」なんて意味がよくわからないが、お店が餃子を推していることはよく伝わった。
店の一番奥のテーブル席は5.6名で座れそうなくるくる付きのテーブルがある。いつかここでクリスマス会をやりたい。美味しい餃子を食べながらクルクルテーブルにギフトを載せてプレゼント交換会なんて夢みたいじゃないか。

話は戻って焼きは小ぶりでヒダが3つのかわいい餃子。守ってあげたくなるような五つ子ちゃん。他の捕食者から守って、私が食べてあげるね。一口サイズの餃子は焼き目がこんがりとお煎餅のようにくずれ、すぐに肉餡に到達する。ニンニクの香りと野菜の甘みが強く、口の中で旨味が広がる。それをビールで一気に流し込む。くぅー、さいくぅ。これが餃子のトランス状態か。

水餃子は丁寧に作られたスープの中に沈む宝石をレンゲですくうように口に運ぶ。肉あんは焼きと同じだがスープによく合う。友人はこちらの方が好みのようだ。

あー、やっぱりサウナの後の餃子は最高だ。世間のサウナー達に銭湯で終わらぬこの境地を教えてあげたい。え？お風呂の後に餃子食べたら臭くなるって？そうそう、結局家に帰ってから再びお風呂に入るのであった。あーめん。

店舗基本情報
店名：末ッ子
電話番号：03-3955-5273
予約可否 ：予約可
アクセス:
大山駅から405m
住所：東京都板橋区大山町23-4
URL：https://tabelog.com/tokyo/A1322/A132203/13065928/
営業時間
[火～日] 17：00～22：00
定休日:月曜

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