新橋のタンメンしゃきしゃき。ガクログ3.4。
新橋には多くの餃子屋さんが存在している。
イメージとしてはかなり当たり外れがあるのだが、このお店は当たりの分類であろう。
この日は中国に赴任中の会社の同僚が一時帰国しており、どうしても日本的なものが食べたいということでタンギョウ(タンメンと餃子のセット)に決めた。
食券を買って着席。店内はサラリーマンで混み合っていた。
食券を買って料理が来るのを待っているタイミングで会社の同僚は言った。
ラーメンも餃子も中国で食べれるんだけどと。
私もそんなこと薄々気付いていた。
一時帰国中の日本での大切な晩餐だろうがなんだろうが、私はこの日タンギョウが食べたかったんだ!!
許せ、同僚よ!!
タンギョウセット(タンメン&餃子5個):1000円
餃子は評判に聞いていた通り、大きい。でかい。
なにより美しい焼き目が印象的だ。あー、なんて美しいんだ。惚れ惚れしてしまう。
形も綺麗で色も美しい。外人さんみたいだぁ。なんともエロい餃子だ。
しかも肉餡が皮の中にパンパンに詰まっていてかなーり食べ応えがある。
ジューシーさはないものの辛めの自家製ラー油を付けて食べると少しタンメンに飽きた時の刺激にはちょうど良い。
箸休めという言葉は一切似合わないボリューミーな餃子で、ここのタンギョウは男性にもかなり多いので注文には注意が必要だ。
普通の人であれば餃子3つほどで良いかもしれない。
同僚は最初文句を言いながらも最終的にはタンギョウが美味しかったようで大満足で店を出た。
同僚は食べている最中も飲んでいる時も一刻も早く日本に帰りたいと言っていた。
私はいつも思う。会社に使われて行きたくもない場所で過ごさないといけないのは地獄だ。
特に海外なんてプライベートも逃げ場もない。
早くやめたほうがいいんじゃないかとアドバイスしたところ、
「守らなくちゃいけないものがあるんだよ」と家族写真を見せてくれた。
かっこいいシーンだったはずだが、同僚の口の周りにずっとたこわさの”わさ”の部分が付いているのが気になっていた。
なんで”わさ”が付いているのだろう。あまり”わさ”を口の周りにつける人はいないんじゃないだろうか。
彼は”わさ”が付いたまま人生論を語り、泊まっているホテルに帰って行った。
多分彼は自分が言ったセリフに酔っていただろう。
私はあなたの”わさ”の不思議に酔いしれた夜であった。
店舗基本情報
店名:タンメンしゃきしゃき 新橋店
電話番号:050-5592-9351
予約可否 :不可
住所:東京都港区新橋4-6-7
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13126066/
営業時間
[月~金]
11:00~23:30
[土・日・祝]
11:00~22:00
日曜営業
定休日
無休
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