日暮里の京の華。ガクログ3.4。
西東京出身の私が東京の東側に来ると毎回感じる人の空気感の違いを日暮里でも同様に感じた。
何か異国にいるような雰囲気。何か予期せぬことが起きるのではないかという感覚。
その居心地の悪さが嫌いじゃない。
京の華はそんな異国感溢れる日暮里の地元の方達から愛される中華料理屋さんだ。
店に入るとバチンバチンという音が鳴り響いている。
最初は近くで工事が行われている、あるいは厨房で誰かが鞭でも打たれているのかと思っていたのだが、よく見てみると奥の厨房_で自家製麺をこねている音だった。。すごい迫力だ。
今までの人生の中で私は蝋燭を垂らされることや縛られることはあったが、まだ鞭には打たれたことはない。
でも漢(おとこ)として一度くらいはその経験はしてみたいなと思う。
別にMなわけではない。Sなわけでもない。そんな中途半端な私に終止符を打ちたい。
話をお店に戻す。
なぜこんなに麺にこだわっているお店で私はいつも通り餃子と小龍包、炒飯を注文してしまったのだろうか。
そんな軽い後悔をしながらビールを飲んでいると、あっという間に餃子が登場。
出てきた餃子はひとつずつ疎らな形と大きさで手作り感があふれ出ている。
手作りの皮がコシのある絶妙な食感でかりかりでもモチモチでもないのだが、ほわほわとしていてジューシーな餡とマッチしている。
個人的な意見としては、皮が手作りでこんなにしっかりしているのであれば、もう少し餡をしっかり詰め込んだり、肉汁を含ませても良いのではないかなと思った。
続いて小龍包。こっちは皮がカリカリのもっちもち。餃子よりもおいしい。
当たり前だが、餃子と小龍包で皮を使い分けて食感を作っていることに感心。
たっぷりのスープにカリカリの皮が混ざり合って最高の食感だ。
この小籠包と餃子のハイブリッドをぜひ生み出して欲しい。
食べ終わるまで終始鳴り響くバチンバチンがお店の外を出ても鼓膜の中で鳴り響いていた。
また日暮里に行ったらバチンバチンに行こうっと。
その前に鞭に打たれてみよっと。
店舗基本情報
店名: 京の華
電話番号:03-5615-2593
予約可否 :可
住所:東京都荒川区西日暮里2-22-1 ステーションプラザ105
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131105/13114238/
営業時間
11:00~24:00
定休日
無休
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