渋谷の你好。ガクログ3.3。

蒲田三大餃子と呼ばれる你好、金春、歓迎。その你好の支店が渋谷にある。
あまり混み合わない宮益坂にあって結構知らない人が多いので金曜夜でも当日の予約が取れることが多い。
羽根つき餃子を広めた八木一族の長男のお店だ。

迷いそうだったので事前に待ち合わせして雑居ビルの3階へ。
入店してすぐにボードに書かれた本日のおすすめメニューが目に飛び込んできた。
何度も目をゴシゴシしたが、見間違いではないだろう。
一体これはどんな食べ物なのか。非常に興味深い。
この日は仲の良い友達との入店だったので爆笑で終わったのだが、もしこれがデートだったらお互いの視界にずっとこのメニューが入ってくるこの状況はなかなかつらい。

餃子300円

蒲田の本店でもそうなのだが、餃子は注文してから5分かかったことがない。
早い時は10秒後くらいで出てくる。
ありがたい反面、前菜よりも早く出てくることもあるので、餃子を頼むタイミングには注意した方が良いだろう。
そして嬉しいのは名物の羽根つき餃子が本店同様に300円で提供されていること。
これは八木一族のお店で統一されている創業から変わらない値段設定だ。
もう値段を気にせずに餃子を食べまくれるのだ。

一方で味に関しては本店より皮のモチモチ感や、肉餡のジューシーさが少し劣っている気がした。
皮は焼きの甘さが原因だろうか。モチモチはしているものの、粉っぽさが残っている。
肉餡は本店よりも少し野菜が多くお肉の旨みが少ない。こんなにシャキシャキしていなかったような。
本店よりは餃子の味レベルは劣っているものの、美味しいことには違いなく、結局5人で焼き餃子だけで合計７皿ほどいただいた。

エビマヨ:1250円

ちなみに餃子以外のメニューは全体的にレベルが高い&安い。
私のオススメは豆苗炒めと海老マヨ。
豆苗炒めはニンニクがしっかり効いており、シャキシャキ感がうまい。
結構しなしなになってしまうお店が多い中で你好はしっかりと食感を残している。
エビマヨは安いにも関わらず、海老がなんと14個も載っていた！
エビマヨマニアの私の推理だと、この値段であれば餃子は8個ほどが相場だ。
やや厚めの衣に甘めのマヨソースがたっぷりかかっており、下にひいてあるキャベツと一緒に食べるとマヨラーにはたまらないうまさ。
もし私に羞恥心が残っていなければ、お皿に残っているマヨソースを全て舐めきっていただろう。

この日は瓶ビールを飲みまくったにも関わらず、お会計がなんと一人3,500円ほど。
ハラパン大満足でお店を出た。
你好は渋谷で蒲田の羽根つき餃子を食べられる貴重なお店だ。

店舗基本情報
店名：你好(ニイハオ) 渋谷店
電話番号:03-6805-1027
予約可否 ：予約可
住所：東京都渋谷区渋谷2-19-17 第106東京ビル 3F
URL：https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13202076/
営業時間
[月～金] 月ー木・日　11:00-23:30
金・土・祝日前　11:00-27:00
日曜営業
定休日
無

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