有楽町の宝龍。ガクログ3.5。
有楽町の線路沿いで有名店中国亭の陰に隠れる宝龍。名前が良い。
外から覗くと厨房では5名の料理人が汗だくになりながらせわしなく動きまわり、それを見守るかのようにサラリーマンたちがカウンターを埋めている。
アイドルのステージを見守るオタクたちのように温かくも熱狂的な視線を厨房に送っているのである。
やはり調理している姿が見えないよりも、見えているほうが安心かつおいしく感じるのだ。
これこそ町中華の醍醐味とも言えるだろう。
宝龍の餃子の特徴は特製塩で食べるところ。
私は宝龍以外で塩で食べる餃子は食べたことがない。
ここの特製塩を小皿に入れる。そして匂いを嗅ぐ。少し舐める。近くでよく見る。も一度匂いを嗅ぐ。
この一連の動作を周りから見てると完全にアレの純度を調べてるヤバイ奴だ。
試しにストローで鼻から吸ったらお巡りさんがすっ飛んで来るだろう。
そんなことを心配しながら餃子をパクリ。
想像以上にジューシーでふわふわの餡が口の中で爆発する。お、想像以上の肉汁だ!
しっかりと味がついてるのだが、特製塩がめちゃくちゃ合う。グイグイ食べれてビールの供になる。
餃子を塩で食べたり、炒飯に味のりがセットでついてくる不思議さは町中華の醍醐味と言っていいだろう。
個性のある旨い餃子だ。
餃子炒飯ビールを平らげ、大満足で店を出た。
念のため、周りを確認。おまわりさんは来ていないようだ。
店舗基本情報
店名:宝龍 (ホウリュウ)
予約:050-5890-1940
予約可否 :不可
住所:東京都千代田区有楽町2-9-16
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130102/13044306/
営業時間
[月~金]
11:00~23:50
[土・日・祝]
11:00~21:30
日曜営業
定休日
無休
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