木場の宝家。ガクログ3.6。
木場はタンギョウの町で有名。(タンギョウとはタンメン&餃子セットのこと)
そして木場では宝家、來々軒が二大勢力を形成し、タンギョウ最強の座を争っている。
争っているというよりは、タンギョウ好き達による勝手な論争が続いている。
そんな宝家と來々軒は同じ通り沿いの徒歩2分くらいのところにある。
お店の外観はどちらかというと宝家が好み。
雰囲気のある緑の暖簾と厨房が見える窓のある外観が渋い。
宝家もタンギョウが有名なお店だが、私があまりタンメンが好きではないので、チャーハンと餃子を注文。
厨房を覗いてみると、注文が入ってから餃子の皮を伸ばし、肉餡を包んでいる。
お母さんにすごいですねーと話しかけると餡が水気を含んでいるので作り置きをすると皮がふやけておいしくなくなってしまうと教えてくれた。
どんなに忙しくてもその作り方を変えないところに餃子作りのプライドを感じることができる。
包んだ後はお父さんがたっぷりのお湯で茹で焼きをしてから最後に油をかけて焼き目をつけていた。
パチパチという音が厨房から聞こえてくると、間もなくしてカウンター越しに餃子ちゃんとご対面。
餃子:500円
5つ並んだ少し細長いシルエットの餃子に肉餡がパンパンに詰まっている。
皮は手作りかつ伸ばしたてなのでモッチリ感がめちゃくちゃうまい。
肉餡はお肉と野菜が半々くらいで、來々軒はもっさりしているのに対して宝家の餡はかなりネットリしている。
ネギとニラの香りが強く残っており、酸味も強めなので、なにも付けずに食べるのが一番おいしく感じた。
個人的には來々軒よりも宝家の餃子のほうが好きかもしれない。ただ僅差だ。
炒飯は量は少なめだが、紅しょうがが付いているのがうれしい。
炒めの工程が丁寧で一粒一粒しっかりと火が通っていてパラパラと独立している。
アクセントとなるしょうゆの焦げた香ばしい香りが炒飯全体にいきわたっている。
途中で紅しょうがを混ぜ込んで食べると味の変化を楽しむことができる。
美味しすぎておかわりしたいくらい。宝家はタンメンだけでなく炒飯もおすすめなのだ。
餃子は宝家のほうが勝っているが、來々軒はハートランドを扱っていたり、野菜炒めとスープの無料のお通しがつく点でお店としての満足度が宝家よりも高い。
どちらがタンギョウ最強なのか私にはわからないが、次に木場でご飯を食べるなら私は宝家に来るだろう。
今後もこの2店舗によるタンギョウ最強を巡る争いは続いていきそうだ。今の所、この2店舗の評価は同じ。
店舗基本情報
店名:宝家
電話番号:03-3645-4336
予約可否 :予約不可
住所:東京都江東区東陽3-20-5 1F
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13042999/
営業時間
AM11:45~PM1:30 PM6:00~PM9:30
日曜営業
定休日
火曜定休
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