神田の鶴の恩返し。ガクログ3.5。

神田の鶴の恩返し。ガクログ3.5。

なんと言ってもネーミングが最高。
約30年前に店を構えるときに、大変お世話になった人がいたそうで、その人への感謝の気持ちを込めてこの名前をつけたそうだ。
果たして恩返しはできたのだろうか。いや、この地で30年近く営業しているということ自体が恩返しなんだ!
中華料理屋さんとは思えないが、競合ひしめく神田で戦っていくには、インパクトがあって良い店名だ。
インパクトで言うと、目黒の”ぱっくん亭”、中野坂上の”ミッキー飯店”も負けていないが、真っ赤な看板に白の手書きフォントの店名は神田で一番目立っていた。暖簾がかかった店構えも素敵だなぁ。

21時頃に伺ったのだが、店内が満席でしばらく外で待つことに。
店頭の派手な立て看板を改めて眺めてみる。
”当店の男女人気No.1メニュー”、”ボリュームいっぱい”
男女人気No.1″ってのもなぜわざわざ”男女”と書いたのかも気になるし、
“ボリュームいっぱい”も気になる。”たっぷり”ならまだわかるが、”ボリュームいっぱい”か。
でも”男女7人夏物語”風なフォントと笑点みたいな色使いが気に入った。

5分くらい待ってると「ごめんねー」とお母さんがテーブルを片付けながら店内のテーブル席に案内してくれた。
お母さんはたった一人でホールを担当していて忙しなく店内を走り回っている。
ちょこちょこ厨房のお父さんにがっつり怒られてる。ゆとり世代の我々はそれをビクビクしながら見守っていた。





注文をしようと思い、店内を眺めていると、メニューがいたるところに貼り出されている。というか、店内の情報量多いなっ!!
“人気”とか”おすすめ”とか”今、売れてます”とか”とか”大サービス”とか。。。。何だよ、”バカうけ”って!!
何を頼もうかキョロキョロしていると忙しさの極みにいるお母さんが注文を聞きにきてしまう。
我々が早く決めないとお母さんが怒られてしまうので、とっさに名物っぽい鶴の恩返しラーメンと炒飯、餃子を注文。


ギョーザ:400円

まずは餃子が登場。
形が疎らで少し大ぶりなかわいいかわいい餃子ちゃんが登場。
一つ細長いのが混じってる。個性豊かで愛おしいな。

皮は手作りなのか、しっかりと弾力を感じる分厚さで、中からジューシーな肉餡が染み出してくる。
勘違いかもしれないが、かすかにシソのような味も感じる。
中華スープの出汁の味がしっかり付いているので、そのままでも美味しく食べれる。おいすぃー。



鶴の恩返しラーメン:650円

続いて出てきた鶴の恩返しラーメンはハマグリが入っていることが特徴らしい。
しかもこのハマグリ、”ハマ”と”グリ”それぞれに身が入っている!
普通は”ハマ”にしか身が入ってないのに、”グリ”にも入ってるなんて!珍しい!少し得した気分だ。

海の味がするぅー。
ラーメン自体は少しチープな味ではあったが、飲んだシメにはちょうど良いかもしれない。


チャーハン:600円

炒飯はネギの大きさに少し驚くが、チャーシューの旨味が良く出ててとても美味しかった!
ラード多めで私が好きなタイプの炒飯。クセになる。

腹パン大満足で店を出た。
個人的にはこれからは〆のお店として使いたいところ。
それにしても”鶴の恩返し”というネーミングとフォントが素敵だなぁ。
私なら”ちびくろさんぼ”かな。一番読んだから。
ラストシーンでトラが溶けてバターになるシーンが大好きだった。特にオチなし!


店舗基本情報
店名:鶴の恩がえし
電話番号:03-3254-2960
予約可否 :予約不可
住所:東京都千代田区神田多町2-2
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13061702/
営業時間
11:00~24:00(L.O.23:00)
定休日
日曜日

ガクログ,餃子,中華,うまい,おいしい,美味しい,おすすめ,人気,大人気,最強,激うま,町中華

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。