祐天寺の三久飯店。ガクログ3.4。
祐天寺って聞くとなんかオシャレなイメージがある。
学芸大学と中目黒に挟まれてるからだろう。田舎者はちょっと構えてしまう。でも実際駅を降りて、駅前の雰囲気や歩いてる人を見ると、程よい抜け感があって少しほっとする。そんな気張っておしゃれする必要はなさそうだ。家にあるオシャレ先輩にもらった首が襟巻きトカゲのようになる変な形の最強オシャレアウターを着ないでも大丈夫だ。
そんな祐天寺には実は町中華が多く存在する。その中でも一番雰囲気が良いのが、ここ三久飯店。
赤を基調としたお店が中華を食べる気分を高めてくれる。
お店は狭く、テーブル同士の距離が近い。酔っ払ったら危うく隣の席のおじさんにビールを注ぎそうになってしまうくらい。でも居心地の悪さを感じないのが不思議だ。
青の色紙の上にメニューが印刷された黄色い紙が貼られている。小学生の時、何のためにやっていたのかわからないが、色紙の上に違う色の色紙を張る作業をすごいやらされた気がする。先生よ、私のかけがいのない時間を返してくれ!
この日は友人と来ていたので、餃子とエビ炒飯、タンメンを注文。この3つのメニューは祐天寺在住の友人のおすすめだ。待っている間に瓶ビールを注文。お通しとして出してくれる卵焼きと練り物がおいしくてうれしい。
まずは餃子が到着。楕円で縁に赤ライン&金の雷文柄が描かれた美しいお皿。後々わかるのだが、この餃子の下にはテクノカットの少年2人が変な団扇のようなものを持って遊んでいる姿が描かれていた。初めて見たタイプなのでお店オリジナルかもしれない。
餃子は焼き目に黒い焦げカスが付いているが、薄焼きで少し色白。ヒダの折り目は4回深く織り込まれている。皮はやや薄めでぎっしりと詰まった肉餡はからジュワッとごま油とニンニクが香り、舌に少し甘みを感じる。うまい!素材の味というよりも調味料の味が強めの餃子だが、町中華だったらこれくらいがちょうど良い。
次に出てきたエビチャーハンは想像を超えるウマさ。この炒飯の照り具合最高かよ!
エビの食感とエキスが炒飯全体に染み渡っていてめちゃくちゃうまい。友人と取り合うように即完食。
私の友人はタンメンを絶賛。コクのあるスープが麺に絡み最高だったという。
ここまで食べて飲んでお腹いっぱい。食べたいメニュー他にもあるのに悔しい!胃袋が2つあればよいのに!いや、今度はもっと大人数で来ればもっと色々食べれるかも!アウターくれたオシャレ先輩でも連れてこようっと。
ごちそうさまでした!
店舗基本情報
店名:三久飯店 (サンキユウハンテン)
電話番号:03-3711-5946
予約可否 :不明
アクセス:
祐天寺駅から193m
住所:東京都目黒区祐天寺2-17-11
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13073541/
営業時間
11:00~21:00(L.O.)
定休日
火曜
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