巣鴨のファイト餃子。ガクログ3.8

巣鴨のファイト餃子。ガクログ3.8。

おばあちゃんの原宿、巣鴨。
おじいちゃんおばあちゃんを掻き分けて、巣鴨地蔵通りを突き進み、路地を少し入ったところにファイト餃子は店を構えている。
巣鴨地蔵通りは歩行者がたくさんいるにも関わらず、結構早いスピードの自転車がどんどん通り抜けていく。私でも2回ほどヒヤッとしたくらいなので、お年寄りにとってはなかなかの恐怖体験だろう。
若者たちよ、商店街では自転車の速度を落として走行しましょう。

“ファイト餃子”と大きく書かれた看板は潔くて神々しさすら感じさせてくれる。
フォント、サイズ感、カラーの全てバランスが良くて惚れ惚れしてしまうセンスだ。ネーミングも最高。
もともと本店は千葉県野田市にあるホワイト餃子チェーン店の一つ。支店ではなく、技術連鎖展という立ち位置なので本家の”ホワイト”の響きを残しつつ、店名に”ファイト”と付けたという。


店内に入るといらっしゃいませーと明るく笑顔で迎え入れてくれる。
お母さんたちはみンなピンク色のエプロンをつけているのだが、これが本当に可愛い。ぜひとも店頭販売してほしいくらいだ。未来の彼女に着させたい。そんな妄想が広がる。

店内にいると、さんじゅう〜!ごじゅう〜!なんてお母さんの声が聞こえてくる。何のことかと言うと全て注文の入った餃子の個数のこと。男4人グループで来ている場合は100個くらいみんなペロリと食べてしまう。

いつもは私も焼き餃子単品30個とチャーハンを注文するのだが、この日はその後に用事があったので、餃子単品10個と瓶ビールで我慢することに。
瓶ビールはアサヒ。瓶にステッカーが貼ってあるだけなのだが、オリンピック仕様で無駄にテンションが上がる。

 

注文してちょうど15分後に餃子が到着。
ここの餃子はホワイト餃子と呼ばれる種類で、この丸っこい形状と餃子が潜るくらい大量の油でこんがり揚げるように焼くのが特徴。
かりっかりの皮の中にねっとりとした肉餡がたっぷり詰まっている。
決してジューシーというわけではないが、このねっちょりした肉餡が固めの皮と口の中で融合した時に美味しさを強く感じる。
少し甘みを感じるのはおそらく肉餡に混ぜ込まれている玉ねぎの甘みだろう。
肉、野菜、エビ、大豆などが生み出す複雑ながら旨味の強い味付けがバッチリで最高にうまい。

ただ、かなり熱々なのでほぼ確実に口の中は火傷する。むしろ火傷しなかったことはない。
火傷して弱った口内はカリカリに揚げられた硬めの皮にズタズタにされる。
それでも頑張って食べ続けるんだ。これこそが”ファイト餃子”なのである。

途中で自家製ラー油を醤油にたっぷり入れたつけダレを作って食べるのが良いだろう。このラー油の香ばしさがたまらなく美味いのでぜひ試してほしい。
※写真のようにお皿に入れないとかなりの量こぼしてしまうので注意。

ちなみにお持ち帰りもできる。ホワイト餃子の焼き方が丁寧に書かれたビラも入れてくれるので、おうちでも簡単にファイト餃子の味が再現できるはず。
いつか私も餃子パーティにファイト餃子を持ち込んで、黄金色に光り輝く焼き目を作ってみんなを喜ばせたい。
私の大大大好きなお店。


店舗基本情報
店名:ファイト餃子
電話番号:03-3917-6261
予約可否 :予約不可
アクセス:
巣鴨駅から徒歩10分
住所:東京都豊島区巣鴨4-23-6
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1322/A132201/13190966/
営業時間
[平日] 11:30~14:00
17:00~20:00

[土日祝] 11:30~(売り切れまで)
定休日
毎週月・火曜日(祭日は営業、翌水曜日休業)

ガクログ,餃子,中華,うまい,おいしい,美味しい,おすすめ,人気,大人気,最強,激うま,町中華

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。