駒場東大前の菱田屋。ガクログ3.8。
菱田屋は代々木に住み始めてから頻繁に通っている駒場東大前にある定食屋さん。
ランチタイムや夕食時には学生や社会人が集まり、行列ができるほど大人気だ。
学生のほとんどは近くにキャンバスを構える東大生である。
この日は隣で相席になった東大生が“相対性理論”について話し合っていた。
漫画“カイジ”の話で盛り上がっていた私と友人は思わず黙り込んでしまった。圧倒的格差!!!
「私たちの料理は後回しでよいので、どうか未来あるこの学生たちに先に料理を運んでおくれ。
それが日本のため、いや、世界のためになるはず。」心の中で店員さんへ叫んだ。
菱田屋の人気の理由はボリュームと味だ。
刺身や焼き魚、揚げ物、中華などかなり幅広いメニューを取り揃えている。
オススメメニューはダントツで豚の生姜焼き。私もいつも豚の生姜焼きと餃子を頼む。
そこにビールも追加するのが最高の贅沢。豪遊!豪遊!豪遊!
豚の生姜焼き:750円
“白米ドロボー”という呼び名のついているその豚の生姜焼きは圧巻のボリューム。
もう見た目が殺人的で積み重なった豚肉を眺めるだけで、白米2杯くらい食べれてしまうんじゃないかと思うくらい。
たっぷりのすりおろし生姜と焼けた醤油の香り、豚肉の脂が混ざり合い、タレが最高にうまい!!
豚肉は分厚くて一枚一枚大きいにも関わらず、めちゃくちゃ柔らかくタレの味がしっかりと染み込んでいる。
そこに玉ねぎのシャキシャキが加わると私の白米はあっという間に盗まれてしまうのであった。この日は勢い余ってお茶碗にかじりついてしまった。
さらにどっさりと盛られたマヨネーズスパゲッティを途中からお肉に包んで食べると昇天寸前。劇的なうまさだ!!
私の人生の中で食べた生姜焼き中で圧倒的に一番美味しい豚の生姜焼き。
餃子:350円
続いて餃子。
餃子は提供時間が少しかかるので事前に頼んでおいた方が良いだろう。
普通サイズではあるが、肉餡がしっかりと詰まっており、プックリ太っている。
少し焼きムラがあるものの、ひだが綺麗に織り込まれており、包みが非常に丁寧だ。
肉餡はお肉をチョップしているのだろうか、大きめの肉の塊の弾力とともに肉汁が染み出してくる。
お野菜も大きめにカットされているので甘みと食感を楽しむことができる。
餃子専門店にも引けを取らない手間暇がかかった完成度の高い餃子だ。
これが350円なんて信じられない。最高かよ。
私は家から自転車で10分ほど(坂多し!)かかってしまうのだが、徒歩圏内なら毎日でも通いたくなるお店。
豚の生姜焼き以外も何を食べても美味いので、是非一度行ってみてほしい。
ハートランドの瓶ビールが置いてあるところも何ともニクいお店である。
私の大好きな創業100年を超える町の定食屋さん、菱田屋。
1日外出券を手に入れたらペリカを握りしめて必ず訪れたい名店だ!
店舗基本情報
店名:菱田屋 (ヒシダヤ)
予約:03-3466-8371
予約可否 :予約不可
住所:東京都目黒区駒場1-27-12
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131801/13010480/
営業時間
[月~金]
11:30~14:00(L.O.13:50) 18:00~23:00(L.O.22:00)
[土]
18:00~23:00(L.O.22:00)
定休日
日曜・祝日
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