参宮橋の昇楽。ガクログ3.5。
代々木と参宮橋の中間にあるこのお店が家から一番近い町中華かもしれない。
私は代々木が大好きで、ここ数年はずっと住んでいる。
一度代々木から麻布に引っ越したのだが、居心地が悪すぎてすぐに代々木に帰ってきたほどだ。
代々木の何が良いかと聞かれたら、数え切れないほど挙げられる。
だが何と言っても女子ウケだ。
合コンで代々木在住と言うと、間違いなく無双する。
代々木の少しばかりの小金持ち感とオシャレ感。
このなんともちょうど良いスペックが女子にバカウケだ!
多少のブサイクでも代々木マジックで少しシャレオツイケメン感が出るのだ。
独身男性ども!代々木はええぞ!!無理してでも代々木に住もう!
そんなことはさておき、
このお店はあまり人通りも多くない通りにひっそりと構えている。
しかも看板なども大きく出ていないので意識していないと素通りしてしまうレベルだ。
お店に入ると、もうそこはノスタルジックワールド全開。
真っ赤なテーブルとカウンターにだらだら流れるテレビ、終日禁煙可能なモクモクな店内。
そんな時代に逆行した中華料理屋さんを見逃すはずはなく、やはり土方のお兄ちゃんや近くのヤマト運輸の方々で店内は賑わっていた。
テーブルに座ると気になるものが置いてあった。
このかいわれ大根は観葉植物としてのかいわれ大根なのか、食用で育てているのかさっぱりわからない。
恐る恐る聞いてみると、やはり食用として育てているらしい。
こんなタバコがモクモクのところで育ったかいわれ大根って。。。大丈夫なのだろうか。
こういうヘンテコリンが町中華の面白いところであり、好きなところ。
いつかこの劣悪な環境でたくましく育ったかいわれ大根が使われる料理を頼みたいところだ。
ここの餃子はまぁまぁ大振りなものが6個。
皮はしっかりと包まれていないものの、焼き目は美しく仕上がっている。
餃子を見つめるたびにテーブルの赤が美しく輝いている。
やはり中華料理屋さんのテーブルは赤が一番だ。
肉餡は町中華では珍しく包丁で粗切りされていて、お肉の食感や野菜のシャキシャキが残っている。
薄味ではあるが、野菜の甘みがしっかり出ている。
お醤油とお酢くらいが一番合うかもしれない。
お次は炒飯。
焼豚とネギ、ナルト、卵と私が大好きな炒飯の具材だ。
焼きムラが激しく、味があるところと白米のままのところがあるが、そこはご愛嬌。
味は間違いなく美味しいのでオススメできる一品だ。
お父さんとお母さん、そして息子さん?が非常に愛想良くて、心まであったまる素敵なお店だ。
店舗基本情報
店名: 昇楽 (ショウラク)
電話番号:03-3370-7515
予約可否 :不可
住所:東京都渋谷区代々木3-3-7
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130102/13015075/
営業時間
不明
定休日
木曜日(夜) 、日曜日
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